スキルの掛け算で市場価値を上げる。在宅フリーランスの目標設定②【自己成長編】

自分は成長できているのだろうか。このまま漫然と仕事をしていて良いのだろうか。フリーランス生活を続けていると、ふとした瞬間に不安が頭をよぎります。

今はコンスタントに仕事があって、今は収入が安定していたとしても、未来の保証はないのがフリーランスというもの。クライアントの事情や社会情勢によって生活基盤が揺らぐリスクは常に付きまといます。

だからこそ、自らの市場価値を高め続け、いかなる状況下でも生き抜くバイタリティが会社員以上に求められるでしょう。

「在宅フリーランスの目標設定〜2025年を占う〜」特集の第2回では、オンラインアウトソーシング(※1)「HELP YOU」で働くフリーランスの中でも、新年を迎え新たなスキル習得スキル向上を目標に掲げるメンバーをピックアップ。すでに備えているスキルに加え、2つ目、3つ目のスキルに何を選ぶか悩んでいるフリーランスの方はぜひ参考にしてみてください。

▶︎ 幅広い分野でのスキル向上を目指せる、HELP YOUはこちら

※1 オンラインアウトソーシングとは在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス。

メディア関連の汎用スキル向上で市場価値アップ!

※ 前回に続き、HELP YOUメンバーであり人気占い師のMadame C (マダムC)の占いと共にメンバーの振り返り・目標をお届けします。一人ひとりにそっと寄り添うような、マダムCの言葉をあわせてお楽しみください。

お米大好きな子どもたちと一緒に、初めて経験した稲のはざかけ。

 

岩下直人さんは、もともとメーカーの研究職として長く勤めていましたが、地方移住をきっかけに退職し、公務員を経て現在はフリーランスライターとして活躍しています。

筆の立つ強者がひしめくライター市場で自らを差別化するのは容易ではありませんが、岩下さんは理系の知識を武器にサイエンス系のフィールドで活躍の幅を広げています。

サイエンスに強いライター」は、さらなる市場価値向上に向けてどのようなスキルを磨いていくのでしょうか。

・書き手:岩下直人さん
・雇用形態:業務委託
・役割:Techディレクター(※2)、ライター、月初の請求書処理
・補足コメント:HELP YOU外でも、フリーランスのWebライターとして理系分野の記事執筆などを複数担当。
※2 RPAやOCRなどのテクノロジーを活用し、自動化・効率化を図る案件のディレクションを担当するポジション。

昨年の振り返り:正社員を辞め、フリーランスライターへ転身

一番大きな出来事は、2024年の年明けとともに在宅フリーランスとしての生活がスタートしたことです。

社会人デビューから11年近くにわたり続けてきた正社員の職を手放すというのは、とても勇気がいることでした。自宅での仕事が勤まるのか、収入はどうやって伸ばしていくのかなど、これまで会社に頼りきりだった一社員が突然独立することになり、悩みが尽きないなかでのスタートとなりました。

それでも、偶然の出会いからWebライターとしての道が拓け、現在ではHELP YOU内外で複数の執筆業務を担当するようになりました。

▼ 岩下さんのキャリアの変遷をつづった記事はこちら

会社員、公務員、フリーランス。模索し続ける理想のキャリア

今年の目標設定:Web制作スキルを磨き、メディア運用全般を担う人材へ

まずは、ライターとしての実力をさらに伸ばしていきたいです。具体的には、学生時代から長く携わってきた「理系分野」と「ライティング」を掛け合わせることで、自分にしか出せない価値を提供できるライターになることが目標です。

加えて、ライティングスキルを活かし、自身のメディアを持ちたいとも考えています。実は2023年からWeb制作の勉強を続けており、これまでにノーコードツールの「Studio」を使って複数のページ制作を経験しました。2025年は、ページデザインコーディングのスキルをさらに高め、自分自身でページの制作からコンテンツの更新まですべてできる人材となり、オウンドメディアを立ち上げることを目標としています。

マダムCの占いコメント

新しいチャレンジにご自身がワクワクしていて「早く着手したいなぁ」と心躍っている状況のようです。抱負の実現のために必要なのは「心に余裕を持つこと」。熱中する時間と同じくらいリラックスタイムを設けるのがおすすめです。

デザイン×〇〇。スキルの掛け算で広げる仕事の可能性

山のお寺で息抜き中。澄んだ空気と水の音が心身を癒してくれる。

 

神原優子さんも岩下さんと同様、公務員の経歴を持つメンバーですが、むかしから好きだったデザイン・イラストの仕事に就きたいと一念発起。書籍の表紙デザイン制作の経験を経てHELP YOUにジョインし、デザイナー・イラストレーターとして活躍するほか、ライティングにも挑戦中です。

Web記事のライティングもアイキャッチデザインも丸っと担えるクリエイターになることを目標に意気込みをつづりました。

・書き手:神原優子さん
・雇用形態:業務委託
・役割:ライター、Web記事のアイキャッチ画像の作成
・働き方:時間の縛りは特になし。納期や締め切りに合わせてスケジュールを調整

昨年の振り返り:就職失敗から一転、夢のデザイナーデビュー

2024年は就職活動の失敗から始まりましたが、そのおかげで、ずっと憧れていたデザインの道に進むことができました。また、日々のなかで自分と向き合う時間が増えたため、前よりも自己理解が進み、「やらなければならない」という消極的な思いよりも「やりたい」という自発的な動機を持って動けることが増えたのも良かったと思います。

一方で、自己管理がより求められる環境になり、上手くできなくて落ち込んでしまう時期もありました。特に仕事がまだ決まっていなかった時は、有り余る時間をどうやって使うべきか悩みました。

この一年の経験を糧に、今年はより自分の力を発揮できるように頑張りたいです。

今年の目標設定:複合スキルでワンランク上のフリーランスへ

昨年は手広くたくさんのことを試してきたため、2025年は今あるスキルや経験を活かし、仕事の質を向上させることに力を入れたいです。特に自分の得意なデザインライティングのスキルを掛け合わせ、より価値のあるコンテンツを生み出す方法を模索したいと考えています。

また、フルリモートワークで人間関係が希薄になりがちなので、円滑に仕事をするためにも丁寧なやり取りを心掛けたいです。

プライベートについては、より良い仕事をするためにも、休むときは全力で休み、新しいことをできるだけたくさん経験するようにしたいと考えています。その際、時間やお金を言い訳にしないように気を付けたいです。

▼ 神原さんが前職を辞めてデザイナーとなるまでの経緯をつづった記事はこちら

安定志向を捨て、公務員からフリーランスへ。大好きだったイラスト・デザインに再挑戦!

補足:未経験分野の案件も担当できる?

フリーランスというと特定の分野での深い知識と豊富な経験を武器に活躍するイメージがありますが、HELP YOUでは実務経験がなくても案件を担当できる場合があります。それは、誰にでもできる業務内容だからではなく、メンバーのアサインを担当するディレクターが案件に応じて実務経験以上に性格面での適性を重視するケースもあるからです。

また、本メディア「くらしと仕事」編集部では、社内プロジェクトの位置付けとしてライター育成に取り組んでおり、ライター未経験者も積極的に受け入れています(※3)。

未経験でも挑戦できる機会があるHELP YOUは、スキルを掛け合わせて自分の市場価値を上げたいと考えている人に向いている環境といえます。

800社以上の業務コンサルティング・業務サポートを担うHELP YOUには、ライティングやデザインなどのクリエイティブな仕事に加え、秘書営業事務経理人事・労務など、さまざまな案件があるため、マルチスキルを身につけるにはぴったりです。

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※3 ライター募集は予告なく終了する旨をご了承ください。

マダムCの占いコメント

これまで経験したことを深めていく年にする方向で◎。途中で迷いが出たときは、この2025年の抱負に立ち返り、目標達成のために今できることに全集中してみましょう。冷静さと建設的な考え方が鍵となります。


▼ 次回の記事

プライベートと健康を守る。在宅フリーランスの目標設定③【生活改善編】

▼ 前回の記事

今年はもっと稼ぎたい!在宅フリーランスの目標設定①【年収アップ編】

まとめ

業務ベースではなく、プロジェクトベースで仕事を請け負う機会もあるフリーランスにとって、専門性を高めることに加え、周辺スキルを浅く広くでも身につけておくことは武器になるでしょう。

コーディングもできるライター。ライティングもできるデザイナー。

「私、〇〇もできます!」の〇〇を増やすことが、市場価値の向上にきっとつながるはずです。

HELP YOUには、分野をまたいでマルチに活躍するメンバーも多くいます。自分の武器を増やしたいと考えているフリーランスの方は、ぜひHELP YOUへのジョインをご検討ください。

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編集/三代知香

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