プライベートと健康を守る。在宅フリーランスの目標設定③【生活改善編】
フリーランスは基本的に働けば働くほど収入が増えますが、それゆえに仕事をつめ込みすぎて気が付いたらプライベートや健康管理が疎かになっていた……というのはよくある話。特に在宅フリーランスの場合は運動不足に陥りがちです。
500人のメンバー全員がフルリモートで働く「HELP YOU(※1)」にも、そうした悩みを持つメンバーがちらほらいる様子。
「在宅フリーランスの目標設定〜2025年を占う〜」特集の第3回では、生活改善を目標に掲げるHELP YOUメンバーをピックアップ。生活の乱れに悩むフリーランスの方は、これを機にライフスタイルを見直しませんか?
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※1 オンラインアウトソーシング「HELP YOU」は在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス。
目次
介護をしながら仕事・趣味に没頭、自分を労る生活へ
※ 前回に続き、HELP YOUメンバーであり人気占い師のMadame C (マダムC)の占いと共にメンバーの振り返り・目標をお届けします。一人ひとりにそっと寄り添うような、マダムCの言葉をあわせてお楽しみください。
藤原恵美さんはタイ在住のメンバーで、義父の介護に日々向き合いながらフルリモートで働き、その合間にウィンドサーフィンを楽しむ強者です。
介護に、仕事に、趣味。多忙な日々を振り返り生活面での反省点を挙げると同時に、さらなる公私の充実に向けて抱負をつづりました。
・雇用形態:業務委託
・役割:営業サポート、労務・給与計算等
・働き方:稼働時間は週10~20時間程度、平日土日昼夜問わず、すき間時間に働くスタイル
・補足コメント:ただし、日曜日の風が吹いている午後は海に出ているため稼働しません。
昨年の振り返り:日本とのつながりが増え海外生活が充実
タイに移住して2年が経ち、生活にも慣れ、少しの余裕と時間ができてそれを有効に使いたいと思い、始めたHELP YOUでのフルリモートワーク。どのお仕事も楽しく、夫にも「生き生きとしている」と言われるほど日々充実しています。
何よりも仕事を通して出会った方々は、日本から離れたタイにいることを忘れるぐらい、とても身近な存在となっています。新たな世界や出会いをたくさん感じることができた一年でした。
今年の目標設定:セルフメンテナンスと睡眠の時間を確保!
充実しすぎて、寝ることさえも惜しんで仕事をしてしまう部分もあったので、睡眠時間とお風呂上がりのストレッチの時間を確保するのが今年の目標です。
そして、風が良ければ、海に行ってウィンドサーフィンを楽しんだり、自分で稼いだお金で美味しいものを食べに行ったりと余暇も充実させていきたいと思います。
また、人事や採用関係の仕事にも興味があるので、今年はそういうお仕事に挑戦していきたいと考えています。
▼ 藤原さん自身が海外移住のきっかけやタイでの生活についてつづった記事はこちら
◆ 補足:海外在住メンバーの働き方
フルリモートワークを実践するHELP YOUには、海外在住のメンバーも多くいます。
「時差があっても働けるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
タイの場合、日本との時差は2時間ですが、日本との時差が大きい地域で暮らすメンバーも少なくありません。
稼働する時間帯が指定されているシフト制の案件を除き、いつ働くかは基本的には個人に委ねられているため、HELP YOUは海外在住メンバーもバリバリ活躍できる環境です。
ネイティブレベルで現地の言葉を話し、現地での仕事に困らないメンバーも、日本人との交流を求めHELP YOUにジョインするケースもあります。母国語で仕事をしたいと思ったときに、フルリモートワークは一つの選択肢になるでしょう。
◆ マダムCの占いコメント
本音で向き合いたいという気持ちが高まり、建設的な意見交換ができそうな流れです。積極的に自分の考えを伝えてみましょう。人の顔色が気になったり、自分に自信が持てなくなったりしたときはセルフケアに徹してください。
マンネリから脱却!ベテランフリーランスの自己管理
伊藤尚さんは、HELP YOU事業が立ち上がってすぐの頃から活躍する古参メンバーです。同じ会社に長く属していると良くも悪くも慣れ、つい漫然と仕事をしてしまうのはフリーランスに限った話ではありません。
さらに、公私の境が曖昧な在宅ワークの場合、仕事のマンネリがそのまま生活のマンネリにつながることも。
そこで伊藤さんは仕事・私生活の両軸から毎日に変化を起こすための目標を掲げました。
・雇用形態:業務委託
・役割:ディレクター(※2)、ライター
※2 クライアントと実務担当スタッフの間に立ってプロジェクトの進行管理を担うポジション。
昨年の振り返り:ベテランゆえの「安定」と「惰性」の日々
リモートワーク10年目ともなると、固定化される部分も多くなりました。特段、目標も立てずに流れで仕事し続けている結果、攻めきれない、守って過ごした一年になってしまったように感じます。無難に、冒険せず、で進めているケースも多く、もう少しぐいぐい行っても良かったな、という思いがあります。
そして、自宅で一人で仕事していると、ついついタイムマネジメントがおろそかになりがち。「次のメッセージが来るまで、趣味の時間に充てよう」と思い、始めてしまうとなし崩しに……。
自身のスキルや成長について考えると「イマイチな一年」にしてしまったなぁと反省。
今年の目標設定:勉強とダイエットで公私共に引き締める
切り替えて、攻める一年にしたい、と思っています。自分の持っているスキル、得たほうがいいスキル、両面をきちんと整理して、勉強すべきところはしていきたいです。
そのうえで、リモートだからいいや、と引きこもり気味だった生活環境を改善したいです。ちょうど昨日読んだダイエット本に「やらない理由は死ぬほどある」「いまが一番若いんだからやるしかない」と書いていて、本当にその通りだなぁと……。
家の外に出る時間を増やすついでに、かれこれ娘の出産(来年、もう小学2年生に!!!)以来、先送りにし続けているダイエットを真面目にやり遂げようと思っています。目標は4月! なぜなら、痩せてから会いたい人がいるから! マダムC、私を応援してください~!!!笑
◆ マダムCの占いコメント
守りが強かったなぁ……の反省モードが出ています。既にどういう部分が良くなかったかを理解しているので、自分を責めず前進することを考えましょう。「これまでやってきたこと”以外”の事柄にある可能性」に気付くことが鍵となります。
体が資本!チャレンジの一年を走り抜くために
梶川美輪さんは今回登場する書き手の中で唯一の正社員で、社内の育成プロジェクトを掛け持ちする多忙なメンバーです。新たな挑戦への意気込みをつづると同時に、健康を保つことの大切さに触れました。
・雇用形態:正社員
・役割:ヒューマンサクセス(※3)
・補足コメント:HELP YOUメンバーがより活躍できる組織になるようにいくつかの社内プロジェクトを担当しています。2024年はライター育成や組織活性の文脈で「くらしと仕事」のメディア運営に携わってきました。
※3 人材育成などを通してサービスの品質向上を図るとともに、メンバー一人ひとりが生き生きと働くことを応援するポジション。
昨年の振り返り:家庭の困難を乗り越え、取り戻した日常と変化
2024年は仕事に集中できた充実の一年になりました。ここ数年は生活の変化や家族の病気で思うように動けない日々が続いていました。ようやく環境が落ち着き、仕事に集中できることに小さな幸せを感じています。
役割もディレクターからヒューマンサクセスに変わり、複数のプロジェクト進行がメインとなりました。正直大変なこともありましたが、そんななかで大切にしていたのは「楽しむこと」。自分が楽しむことは大前提ですが、一緒に働く仲間にも楽しいと感じてもらいたい、と思って少し遊び心を入れてみることを意識しました。
改めて振り返っても、よく笑い、楽しい一年でした。一緒に働く仲間とこの環境に感謝です!
▼ 梶川さんが仲間への思いを語った取材記事はこちら
今年の目標設定:ジムで体を鍛えながら新たな挑戦をスタート
新しいことや初めてのことに積極的にチャレンジする一年にしたいと思います。年齢を重ねると新しいことより「今まで通り」を優先しがちなことに気付きました。
HELP YOUメンバーからたくさんの刺激をもらうなかで私も「成長したい」という欲がフツフツと沸いてきました。2025年はフットワーク軽く「チャレンジの年」にしていきたいと思います。
そのために重要なのは健康に過ごすこと。昨年からジムに通い始めたので、体力をつけて走りきります!
◆ 補足:HELP YOUのフリーランスと正社員
世界各国・全国各地のメンバー500人全員がフルリモートワークを実践するHELP YOUでは、働く人のほとんどはフリーランスです。フリーランスメンバーは主に各クライアントの課題解決を実務レベルで担い、社員はHELP YOU事業の運営を担います。
ただし、二者間の垣根は低く、梶川さんもフリーランスディレクターから社員へと転向しました。
業務委託と聞くと、言われた業務を言われた通りにこなすイメージを持つ人もいるかもしれませんが、フリーランス・社員に関係なく意見を出し合いながら企業成長を目指すスタイルはHELP YOUの特長といえます。
◆ マダムCの占いコメント
いままでズルズルと続けていた非効率的な習慣も、この際変えていこう! という積極的な姿勢が伺えます(ぜひそうしてください)。日々の積み重ねは小さなことでも、1年後に大きな達成をつくる一歩として取り組めると良いときです。
いざ、カンボジアへ。激動の日々のなかで大切にしたいこと
4人目は、昨年11月にHELP YOUにジョインしたばかりの鈴木綾さん。今年2月にはカンボジアへの移住を計画しており、そこへ向けて準備を進めている最中です。
昨年末に前職を辞めてHELP YOUでフルリモートワークを始め、移住先での新生活が始まろうとしている状況下で、より良く生きるために心がけたいことをつづりました。
・雇用形態:業務委託
・役割:ライター
・補足コメント:2024年11月に参加したばかりで、この記事が私にとって初めての仕事です。
昨年の振り返り:占いをきっかけに内省、海外移住を決意
2024年は「変化したい、進化したい」という漠然とした気持ちを持ちながらも、言語化できずにいました。心の中でうずうずしていた想いを整理し、行動に移す支えとなったのは、今年学び始めたタロットでした。
これまで人と直接関わる仕事が多かった私ですが、タロットを通じて潜在意識とつながり、俯瞰して自分を見つめることで、今やりたいことや大事にしたいことが明確になりました。昨年12月末に前職を退職し、オンラインを主軸とした働き方へと切り替え、今年2月にはカンボジアへ移住します。静から動への変化を感じる一年でした。
今年の目標設定:ワークライフバランス保ちながら新生活へ
今、私が大切にしたいのは「大切な人との時間」と「自分の体と心」です。やりたいことは「海外に住むこと」と「オンラインでの仕事を軌道に乗せること」、その第一歩を2024年終盤に踏み出しました。
2025年は「チャレンジ一年目」として、オンラインの仕事を増やし、定着させたいです。私はハードワークしがちですが、自分の時間も大切にし、バランスを保ちながら進めたいと思います。
また、海外での生活や新しい仕事を通じて新たな経験を積み、成長を続けたいです。そして、これまで得た経験や人々から受け取った愛情を、社会へ還元していきたいと考えています。
◆ マダムCの占いコメント
着々と準備を進め、実現に向けて用意周到に歩みを進めている雰囲気が伝わってきます。この先、万が一想定外のことが起きた場合はまず落ち着くこと。今までの道のりを思い出し、自分なら解決できると自信を持って対処してください。
▼ 前々回・前回の記事
今年はもっと稼ぎたい!在宅フリーランスの目標設定①【年収アップ編】
スキルの掛け算で市場価値を上げる。在宅フリーランスの目標設定②【自己成長編】
まとめ
家にいるとついダラダラしてしまったり、反対に働きすぎてしまったり、自己管理は容易ではありませんが、年始の今が生活スタイルを見直すチャンスです。ぜひ今日から一つ健康習慣を日常に取り入れませんか?
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