子育て最優先のライフスタイルへ くらしと仕事

30代男性”エリート”会社員が退職、子育て最優先のライフスタイルへ

仕事と家庭の両立という課題に直面したとき、あなたはどうしていますか? 私が現在選択しているのは「子育て最優先のライフスタイル」、つまり仕事はひとまず横に置いて家庭を大切にすること。しかし、元は典型的なエリート会社員であった私。当初はその選択肢すら頭にありませんでした。なぜその道を歩むと決断できたのか、紆余曲折があった私の経験を紹介いたします。

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ライター

古谷野謙太
妻氏婚した家族大好き長男。淡路島在住。大手金融機関での専門的な事務業務を10年以上経験。社内で前例がないほど長期の男性育休を経て仕事人間から一転、子育て最優先のライフスタイルにシフト。日中は子どもの成長を全力で見守り、子どもの就寝中にフリーランスとして働くスタイルに挑戦中。→執筆記事一覧

良い学校・会社に行くことは本当に幸せ?

当たり前のことかもしれませんが、「幸せに生きたい」という想いを私はずっと抱いていました。勉強は比較的得意だったこともあり、私が幸せになるためには、いわゆる進学校に進学し、研究者になるか大企業に就職することがベストだという考えに、何の迷いもありませんでした。

エリート街道を順調に進んできた私は、幸せに生きやすい社会をつくるための自分のミッションとして「年金問題の解決」という目標を掲げ、24歳で大手金融機関に就職。大学院まで学び続けた数学の専門性を活かし、企業年金に関する数理計算のプロとして専門職で生きる道を歩み始めました。

しかし、求められる役割のハードルが常に高く、残業が当たり前で体力も気力も限界ギリギリまで消耗する毎日。この仕事をこのまま続けることが本当に幸せにつながるのだろうかという不安が膨らみ、約3年経った頃から自分の生き方を再考し始めました。

2児の父となり迫られた価値観の変化

たまたま会社の同期に同じような考えを持った仲間がいたのが不幸中の幸いで、本音をぶつけ合うことによって、自分の理想とのギャップを客観的に見つめ直しました。その結果たどり着いたのは、少なくとも今の会社の中でもがいただけでは抜本的な解決はできないという考え。そこで、読書を始めたり、社外の人と話す機会をつくったりして、個人ビジネス、資産運用、健康、SNSなどさまざまなことを、しばらく自力で学びました。

その過程で現在の妻に出会い、31歳の時に結婚。1年後には娘が、さらに2年後には息子が誕生。一方で、会社の仕事にも真面目に取り組んではいたので、役職や収入も順調にステップアップ。おそらく同僚からは、典型的なエリート会社員としての幸せな道を順調に歩んでいたように見えたでしょう。

実際は、子どもができることで生活が大きく変化し、仕事と家庭の両立という課題に直面していました。妻との関係がギクシャクし始め、今の仕事の継続が幸せにつながるのだろうかという不安は、もはや今すぐ解決するべき最優先課題になっていました。

1年の男性育休で仕事優先の考えから脱却

そうはいうものの、私の頭にへばり付いていたのは、平時は仕事を優先するのが当然という固定観念。逆に妻は、子どもと共に幸せな人生を歩むかたちを求めて産休・育休中に価値観をアップデートしていて、気付いた時には夫婦間に大きな溝ができあがっていました。

それでも仕方ないと諦めてグッと我慢するのが、社内の常識的な選択。しかし、妻の変化を目の当たりにしていた私は、自分の価値観も見直す必要があるかもしれないと考え、1年間という社内の男性では前例がないほど長期間の育児休業取得を決意しました。

子育ては後回しにできない

いざ育休をスタートしてみると想像以上に忙しく、「育休は休暇ではない」ということを痛感する日々。そんな状況下でも、自力で学ぶことを習慣化していた私は、子育てについても幸せな生き方についても真剣に学び続けました。ただ、この時点で既に私の選択は多数派意見とは違っていたため、一般的な事例は参考にはならないこと、だからこそ「自分にとって大切なもの」を徹底的に掘り下げることが必要だと感じ始めました。

育休とはいえ、仕事をしなくなるとお金が減るのは間違いないのですが、それでもきちんと管理すれば意外となんとかなることも体験でき、仕事やお金を失うことへの不安は少しずつ小さくなりました。

一方で子育てについては、幼少期の脳の発達の重要性や父親の関わり方の影響の大きさを知り、最優先で取り組むべきことだという認識に変化しました。お金を稼ぐことは後回しにすることもできるが、子育ては今すぐベストを尽くさないと手遅れになりかねない、という知識が経験とともに徐々に腑に落ちていきました。

そして、そもそも長期的に見れば、子育てこそが幸せな未来づくりにとっての最重要課題であるはずで、仕事を優先している場合じゃないという考えに私は至ったのです。

子育て最優先のライフスタイルへのシフト

育休からの復職にあたり、子育てを優先するためのチャレンジを始めました。

残業しない宣言

まずは時間外勤務免除制度の活用、平たく言えば「残業しない宣言」をしました。また、私の育休と新型コロナウイルスまん延のタイミングが重なり、復職時にはリモートワークという働き方が普及しつつあったため、子育てを優先できるように、リモートワークしやすい業務を希望。

すると、普通は育休前に所属していた部署に戻るところを、IT関連部署への異例な人事異動により、私の希望に近い勤務形態を叶えていただきました。この一連の対応もおそらく前例のないものばかりだったと想像しますが、コロナ禍という時代の変化の後押しもあり、少しずつ子育ての優先順位を上げていくことができたのです。

淡路島への移住

さらに、子どもの教育環境についても違和感を持っていた私。東京在住だった当時、子どもの遊び方に制限をかけざるを得ない大都市の窮屈さがあり、見直しの必要性を感じていました。

そして約半年後、幼少期の脳の発達にとことんこだわった教育環境に飛び込もうと、淡路島にあるフリースクールへの参加を決意しました。会社には家族の都合での移住希望を伝え、フルリモートワークができないなら退職したいと申し出ました。直属の上司は私の考えに理解を示してくださり、私がフルリモートワークできるように働きかけてくださったのですが、最終的には折り合いが付かず退職。

こうして私は、次の仕事は未定のまま、子育て最優先のライフスタイルにシフトしたというわけです。

HELP YOUとの出会い

子育て最優先のライフスタイルにシフトして約2年、その生き方に合う働き方を模索していて、オンラインアウトソーシング※「HELP YOU」に出会いました。

「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンが、まさに私の目指すところと一致。仕事と家庭の両立という課題に対して、私が横に置いてきた仕事に改めて取り組むチャンスに違いないと直感し、すぐにエントリーして活動をスタート。

子育てを最優先しつつ、主に子どもが寝ている時間帯に働くスタイルに今はチャレンジしています。どんな形がベストなのかはこれからも変化するかもしれませんが、未来を幸せに生きるための選択を、私はこれからも続けてまいります。

※オンラインアウトソーシングとは在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス

まとめ

私が子育て最優先のライフスタイルにシフトできたのは、自分にとっての幸せは何かを考え抜いたからです。幸せの形は人それぞれ。だからこそ、他人や環境に流されず、自分にとって大切なものを明確化することが、ベストな未来を選択するために大切なことではないでしょうか。
最初は小さなことからでOKなので、無難な選択をするのではなく自分の幸せのためのチャレンジを今から始めてみることをオススメします。そうすると、未来は着実に自分らしくて面白いオリジナルな人生に変化していきますよ!

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