働きながら世界を飛ぶ!旅と仕事を両立するノマドな生き方
南アメリカ旅行を始めて約11カ月。現在はパートナーと共にアルゼンチンに滞在中の鹿野詩織さん。小さい頃にモンゴル人のお姉さんと出会ったことがきっかけで海外に強い興味を持ち、世界を旅することが大好きになったそう。旅をしていると支出がかさむ一方ですが、メンバー全員がフルリモートワークを実践するHELP YOUにジョインしてからは、旅をしながらお金を稼ぐことができるようになりました。
今回はそんなインターナショナルな鹿野さんに、旅をしながら働くことのリアルと将来の夢について伺いました。
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目次
ライター
育児ノイローゼを乗り越えて、幸せをみつけるためにHELP YOUでライターとして活躍中。→執筆記事一覧
モンゴル人との出会いから始まった国際的なキャリア
これまでのキャリアなどを簡単に教えてください。
大学を卒業後、外資系のコンサル会社に2年弱勤めていました。具体的な業務内容は、クライアントのタスク管理システムの運用や、既存のシステムを刷新する場合の業務管理、プロジェクトマネジメントなどです。でもITが全然わからないうえに、正直性に合わずにすぐに退職…。その後、外務省に転職しました。
外務省ではどんなお仕事を?
日本とモンゴルの政治関係、経済関係をすべて管轄するチームで働いていました。3人しかいない少人数チームで、毎日忙しくも充実していたのを覚えています。
印象に残っている仕事だと、EPA(※1)交渉や安倍晋三元総理がモンゴルを訪問した時のロジスティクスを担当しました。具体的には、航空券や宿舎、レストランの手配、食事のメニュー決めなど事務的なことを行います。あとはモンゴルに進出したい日本企業の支援などですね。
いろんな国があるなかで、なぜモンゴルに関わる仕事を選んだのでしょう?
小学生の時に初めて出会った外国人がモンゴル人の女子大学生で、そのお姉さんと文通をしていたんです。それで、小さい頃からモンゴルに憧れがあって大学の時にモンゴルに1年間留学をし、それ以降もずっとモンゴルが好きで。モンゴルと国際協力を軸に転職先を探して、外務省のモンゴル担当に空きが出たので応募しました。
ちなみにモンゴル語ってどうやって勉強されたんですか?
留学中に現地で覚えました。もちろんペラペラではありませんが、日常を生き抜くための「サバイバルモンゴル語」は身についたと自負しています。というのも、モンゴルでは英語が全く通じないんです。
英語に逃げることができない環境で、どうにか友人と意思疎通をしたり、タクシードライバーと交渉をしたり。そうこうしているうちに、日常会話レベルの語学力は自然と身についていきました。
パワフルな国民性に魅了され、再びモンゴルへ
モンゴルのどういったところが好きなんでしょうか?
とにかく自由なんです。生きる力にあふれているんですよね、モンゴル人って。メンタル的にもフィジカル的にも強いし、朝青龍みたいにタフな人がいっぱいいるんですよ。
特にパワフルな女性が多い国で、結婚して子育てをしながらバリバリ働いている女性たちの力強さに感銘を受けましたね。
現在はモンゴルにとどまらず、さまざまな国を旅して回っているとのことですが、いつからスタートしたのですか?
2022年6月からで、メキシコからスタートして南下しています。本当は世界一周したかったんですけど、中南米にはまりすぎて。
よく考えたらここ最近は日本に帰っていないですね。
旅行資金を工面するためにHELP YOUへジョイン
旅はとっても楽しそうなんですが、金銭的なやりくりってどうやってされているんでしょうか?
旅の合間にHELP YOU(※2)でリモートワークをして旅行資金を稼いでいます。HELP YOUでは時間や場所に縛られない働き方ができるため、日本との時差が大きい中南米にいても仕事ができます。なので、もうHELP YOUさまさまですよ(笑)。
もちろん旅をしながらなので多額を稼ぐことはできませんが、収入がゼロなのと少しでもあるのとでは安心感が全然違います。HELP YOUに入る以前は、貯金があるとはいえ収入面での不安を抱えながら旅をしていました。というのも、メキシコ滞在中に円安が始まってしまい…。「どれほど価値が落ちてしまうのだろう…」と不安は膨む一方でした。そこで、旅をしながらでもできる仕事を始めようと思い至ったんです。
「リモートワーク」をキーワードに仕事を探した結果、最初に目に留まったのが「くらしと仕事」の記事でした。いくつか記事を読んで「あ、これなんか楽しそう」と思って、直感のままにエントリー。そうしたら面談してくださったディレクターの方がすごく感じの良い方で、「この人と一緒に働いてみたいな」と思いHELP YOUにジョインしました。実は、夫も最近HELP YOUを始めたんですよ!
フルリモートでも「人間臭い」関係を築ける職場
HELP YOUに入る前と入った後とで、イメージのギャップはありましたか?
フルリモートワークかつメンバーのほとんどがフリーランスなのにこんなに仲が良いんだ!と驚きました。雰囲気いいなという第一印象ですね。もっと「はい、これやってください」とか「はい、これ終わりました。ありがとうございました」みたいなカチカチのイメージだったんですけど、すごく良い意味で人間臭い会社なんだな、と思いましたね。いろいろな方とお話しできて、面白いです。
鹿野さんはすごく組織に溶け込んでいるように見えますが、周囲と馴染むためにやったことはありますか?
最初に、HELP YOU内のオンラインコミュニティ(※3)に片っ端から参加してみました。「のんべえの会」というコミュニティとか。みんなワイワイ話していますよ。グループチャットでのやりとりが主ですが、HELP YOUメンバーの皆さんはテキストで説明したり感情を伝えたりするのがお上手なので読んでいて楽しいですね。
「本好きクラブ」というコミュニティがあるんですけど、書店員さんだった人や編集者だった人たちもいて、皆さんの好きな本とかおすすめ本などが発信されているので世界が広がっています。
旅の最中も就業ブランクをつくらず、スキルアップ
HELP YOUに入って良かったこと、悪かったことなどを教えてください。
そうですね、良かったことはやっぱり世界のどこにいても働けるということですね。皆さん言われることですけど、本当に選択肢が増えました。旅に出る前は「旅行資金が尽きたら日本に帰って会社勤めして~」って漠然とイメージしていましたが、もう今は旅を続けてもいいし、移住しながら仕事もできるし、より自由に生きていけるな、と思います。
あとは、HELP YOUではさまざまな業界のクライアントとお仕事をする機会があるので、自分の知らない世界に触れることができます。仕事を通じて最新ツールの使い方を覚えたり、新たなスキルを身につけたり。就業ブランクがあると陥りやすい「浦島太郎状態」にならなくていい。そういう面は良いですよね。
あえて悪い面を挙げるとしたら、前職と比べて時給が低い点でしょうか…。HELP YOUでは働いた時間に応じて時給が上がる仕組みですよね。働いたら働いた分だけ時給が少しずつ上がっていくのは嬉しいですが、忙しくて仕事を受けられない期間があると時給が下がってしまうのは少し残念です。でも、パーソナル(※4)になれば時給は固定なので、ゆくゆくはパーソナルになって時給を固定させたいですね。
旅をしながらリモートワークをしている鹿野さんの状況に対して、周囲の人の反応はいかがでしょうか?
身近な家族というと夫ですが、私がジョインしてすぐに夫もジョインし、お互いに「ジョインできてよかったね」と言っています。
あとは、日本にいる友人にHELP YOUにジョインしたことを話すと、結構興味を持ってくれますよ。そんなサービスあるんだ〜ちょっと教えて!とか関心をもってくれる友人もいるので、働く仕組みとしてニーズがあると思いますね。
最後に、今後の旅の予定と目標を教えてください。
一応今年の7月末をめどに日本に帰国しようと思っていて、その後にアイスランドに行き、少し遠回りしてから日本に帰国予定です。
将来的には、やっぱりモンゴルが好きなので、モンゴルと日本の関係を深めることに貢献したいですね。でもそこに行きつくまでに、行きたいところとか見たいところはたくさんあります。少なくともあと数年は世界のさまざまな場所を見て経験を積んで、最終的にはそれらの経験をモンゴルのために使いたいな、と思っています。
まとめ
人生は長いようで短い。モンゴル人女性に憧れ、パワフルで生き生きと世界を駆け回る鹿野さんのように、好きなことをしながら生きていきませんか?
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