書いてみたくなる!“満足度100%”の「子どもライター講座」で盛り上がったQ&A一挙大公開!

株式会社ニットでは、夏休み企画として「子どもライターコンテスト」を実施中です。テーマは「働く」。作文に限らず写真やイラスト入りのものなど、さまざまなジャンルの作品を8月27日まで募集しています。この記事では、コンテストにともない8月5日に開催された「子どもライター講座」をレポート。オンラインライブのメリットを生かし、子どもたちがリアルタイム&終了後に考えた質問と回答のほか、驚きの「満足度100%」を達成したポイントなどについてご紹介します。

ライター

小川舞子
埼玉県出身、栃木県在住フリーランスライター、2児の母。夫に伴い5回の転居で広報・司会を中心に6回の転職を経験。2020年、育児との両立とこれまでの経験を総合的に生かすべくHELP YOUにジョイン。ライターとして記事執筆に励むと共に、居住地や時間に縛られないリモートワークを広める活動にも挑戦。栃⽊県移住情報ウェブサイトの公式YouTubeに出演中。

講座全体の満足度は100%!

講座を受ける子供の様子 くらしと仕事

講座は和やかなトーンと笑顔で進み、あっという間の1時間。

子どもライター講座は、夏休みの子ども向け企画「子どもライターコンテスト」の一環として、録画ではなくライブで行いました。(アーカイブ視聴も可能です

夏休みの宿題や読書感想文、通常の学校の課題など、「作文」に対してなんとなく苦手意識があるという子どもは多いですよね。そんな子どもたちが「書くこと」に興味を持ち、「書いてみよう」「書けるかもしれない」という少しの自信につながればという想いから、今回の講座を開催しました。

当日の参加者は約20名。終了後のアンケートでは、講座全体の満足度として「参加して良かった、非常に良かった」100%の満足度評価になりました。(後段参照)

▶「子どもライター講座」を視聴する。
▶「子どもライター講座」徹底レポートを読む。

10歳前後の「書くコツ」や「伝え方」を学びたい子どもが集合

アンケート回答結果グラフ 参加されたお子様のご年齢 くらしと仕事

当日参加した年齢層は、対象年齢である10歳以上が83%でしたが、実は8~9歳の子どもたちもチラホラ。参加目的では「文章を書くコツ」や「伝え方」を知りたいという回答がダントツでした。
「ただ書くだけ」ではなく、表現したい!という文章を書くことへの関心、上手に書けるようになりたいという向上心を感じ始める年齢なのかもしれません。寄せられた声には、子どもの宿題へのアドバイスの参考にしたいという保護者からの希望もありました。

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講師の笑顔と丁寧な説明で「わかりやすさ」100%!

アンケート回答結果グラフ 講座内容の難易度、講師の説明について くらしと仕事

小学生~18歳と受講者対象を幅広くしたため、講座難易度については「普通」や「やや難しかった」と感じた受講者が87.5%。実際の参加者は前出のとおり10~13歳が多かったことから、少し上級の作文のテクニックや仕事に就くための話など、小中学生が身近に感じにくい部分もあったようです。また、理解を深めるために、講座に準じたレジュメの配布を希望する声もありました。

一方で、講師の説明については、「わかりやすかった」「非常にわかりやすかった」が100%!!!
内容に多少の難しさを感じつつも、「とても分かりやすかったです!もっと聞きたいなと思うくらいでした」「(講師が)笑顔だったため楽しく聴くことができました」「たくさんの質問をしたのに丁寧に答えてくださり助かりました」などの感想が届きました。講師の人柄と説明のわかりやすさにより、講座全体の好感度も高まったようです。

▶「子どもライター講座」を視聴する。

学校の作文で使ってみたいと思える!参加満足度100%

アンケート回答結果グラフ 参加されたお子様に気づきや変化があったか くらしと仕事

受講後の子どもたちの変化については、学校の宿題や作文について取り組みやすくなったという回答が最多。参加目的である「文章を書くコツを知りたい」や「うまくなりたい」という要望に応えることができたといえるでしょう。

アンケート回答結果グラフ 講座の総括 くらしと仕事

講座全体の満足度については、非常に良かった、良かったのみ。なんと100%を達成しました。参加した子どもたちの興味や関心、希望にかなった講座だったことがわかります。

また、保護者の方から「専業主婦の私も大変為になり、特に終盤ペンを走らせました。」という声も届きました。子どもの宿題へのアドバイスにもつなげることができたのではないでしょうか。

<アンケート概要>
・調査対象 :子どもライター講座当日受講者
・調査期間 :2021年8月5日~8月11日
・調査方法 :Webアンケート

▶「子どもライター講座」を視聴する。

子どもライター講座講師 くらしと仕事

講師:伊藤尚 北海道函館市在住。テレワーク歴6年目突入のフリーライター&新聞記者&函館市公式観光インスタグラマー。HELP YOUではオウンドメディア・SNS運用等ライティング分野のクライアント様を中心に年間約4000万円売り上げるディレクター。夫と娘(幼児)の3人家族。

大盛況のQ&A!ライターに直接チャットで聞いてみよう

オンライン講座で質問をする様子 くらしと仕事

オンラインライブならでは!リアルタイムの質問にテンションが上がる♪

文章を書くときのポイントや書く仕事に就くまでにやっておきたいこと(子どもライター講座の内容は、動画視聴もしくはこちら)についての話が終わったところで、講師への質問コーナーが設けられました。実はこのコーナーは、講座の始まりに伊藤が子どもたちに「一人ひとつ以上の質問を考えておいてください」と約束したもの。

「チャットに質問を入力してください」の声と同時に、2つ3つとすぐに入力される質問。参加者の積極的な意欲が感じられます。次々とチャット欄の入力が増えていくのを見て「みんな早い!」と戸惑いながら、参加していた筆者の娘も自身の質問をなんとか入力しました。

たくさんの質問が寄せられましたので、抜粋したQ&A、また、時間内に答えられなかった質問、アンケートに記入のあった質問について、伊藤の回答をお伝えします。皆さんの役に立つ内容も出てくるのではないでしょうか。

Q:1つのことをいろんな視点で話すのと、いろんなことをどんどん話すのはどっちがわかりやすいですか?

A:分かりやすいのは、1つの視点です。あちらこちらにいくと、何の話か分からなくなってしまうので。
でも、どうしてもいろんなことを書きたい時は、いろんなことには共通点があるのだという筋を通しておきましょう。

例)この夏、涙が出たほど感動したのは、A-B-C-D。A-B-C-Dに共通していることは、涙ではなく、全部悲しいできごとだった、人が亡くなってしまったから悲しい、などの共通点を作ります。その共通点が読者に伝わるようにしておきましょう。

Q:情報はどのような場所から集めるのが良いですか?

A:何を書くかにもよりますが、情報の出どころをハッキリさせておくことが大切です。インターネット上の情報だけで書くのも悪くはないですが、根拠が怪しいこともあります。公式情報や社会的権威、数字や具体性を根拠にするようにしましょう。例えば、バナナについてなら、味や栄養素についての場合研究をしているところに直接聞く等の工夫をすると良いです。一次ソースという直接の根拠がある記事が一番信頼されます。

Q:どんなカメラを使っていますか?

A:NikonD7500というデジタル一眼カメラです。大きさも大きく、値段もそれなりにするので、大人が使うカメラです。
通常の記事ならスマホのカメラで十分です。iPhoneの可能性は無限大なので、大人に借りて撮ってみてください。最近は使い捨てカメラやポラロイドも人気が出てきていますよ。

Q:インタビュー記事のコツはどんなものがありますか?

A:インタビューを受ける相手と気持ちが通じることが大切です。事前に質問票を送っておくと答えを準備してもらえるので、リラックスして進めることができます。相手との温度感をはかりながら、取材とは別の話なども入れて和んでいくと、自分にしかできないインタビューをすることができます。話に集中するためにも録音しておくと良いですね。

Q:自分だけわかっている文章かどうか、どうやって見直せば良いですか?

A:自分を知らない人が読んだ時(別の人)に通じるか?家族の人に知らない人のつもりになって客観的に読んでもらうと良いですね。もう一人の自分(の視点)を作ってみたり、学校に行っていない弟妹にこの文章を話したら分かるかな?と考えてみたりするのも良いと思います。

Q:引用するのは良いことですか?

A:引用してもいい割合には決まりがあるので、確認が必要です。基本的には、大事な数字や言葉だけを引用するようにしましょう。文章を引用してつなぐのは、オリジナルのものとはいえないので、引用からどう思ったか?どういう結論を導き出したか?を入れることが必要ですね。その際、引用した旨を書くことを忘れずに!

Q:カメラでキレイに撮るコツは?

A:主役が一番カッコよくなるようにすることが重要です。Instagramなら正方形になった時に、どこに伝えたいものが写っているか?主役のまわりに何があるとかっこいいか?などを考えています。

Q:取材をする時はどんな順番で聞くのが良いですか?

A:現在→過去→未来の順番を基本にしています。現在の話をしてから、どうしてそうなったか?今後はどうしたいですか?と今後の展望を聞くようにします。今の話は記憶が新しく、相手も話しやすいので進めやすいです。

Q:原稿用紙5枚の文章で、人の心をつかむ構成の割合はどのくらいですか?

A:Webだと200文字ずつをリードと結論に使用します。2000文字の文章なので、400文字を除く1600文字が内容(言いたいこと、できごとなど)というイメージで良いと思います。
※200字だとどうしてもおさまらない場合も多いので、各200~400字ぐらいを目途に。

Q:文章を書く仕事はライターや記者以外に何がありますか?

A:普通に会社の仕事でもいっぱいありますよ!営業の仕事でも、資料や提案書などで文章を書きます。本、新聞、雑誌、Webなど、文章や文字は身近なところにあります。それはすべて誰かが書いているものですよ。

=講座中答えきれなかった&講座終了後に届いた質問=

Q:すごく大切なことを何度も何度も言っても良いですか?

A:あまり何回も言うとくどくなりやすいです。多くても2~3回かな、と思います。ただ、インターネット上の(ウケ狙いの)記事だと、あえて何回も入れているケースもありますので、目的がはっきりしているのであればその限りではありません。

Q:記事を書く枚数は、なるべく少ない方が良いですか?

A:内容と掲載先次第です。字数が決まっている場合はそれに合わせます。短く、わかりやすく、濃い内容の記事が一番手軽に読めてためになりますよね。ただし、長い記事がダメか、と言われるとそうではありません。長い記事にぎっしりと内容が詰まっていれば良いのです。

Q:「です、ます」「だ、である」どちらの文末がおすすめですか?

A:提出先による決まりがある場合は、それが最優先です。あとは書く内容によって変えています。「です、ます」の方がちょっとやわらかい印象になりますよね。文章全体で統一されていれば、私はどちらでも良いと思っています。

Q:何分くらいで読める量が集中して読めますか?

A:インターネット上なのか、紙なのかでも違いますが、5分~10分で読める量なら隙間時間で読めると思いませんか?それより長いと「読むぞ!」と気合を入れなければならないかな、と思っています。仕事の場合は字数が先に決まっていることも多いので「その字数をどうやって最後まで読んでもらうか」と考えます。楽しい文章は時間を忘れて読めるので、飽きさせない文章を目指しましょう。

Q:フリーライターとして大切にしてることは何ですか?

A:仕事で文章を書くときは、「お仕事をくれた人」と「読む人」が違う場合があります。なので、どちらにも頼んで良かった、読んで良かったと思ってもらえる文章を目指しています。そのうえで、自分らしい・自分にしか書けない文章にしたいと思って日々頭をひねっています。

質問タイム中だけでなく、アンケートにも複数の質問が入力されており、受講した子どもたちの「書くこと」への関心の高さと熱意を感じたQ&Aコーナーでした。

この講座を通して、皆さんの「作文」のイメージがポジティブなものになり、「書けそう」という自信につなげることができますように。

▶「子どもライター講座」を視聴する。

昨年行われたコンテストの応募作品例 くらしと仕事

昨年行われたコンテストの応募作品例

ニットが主催する「子どもライターコンテスト」への応募は、8月27日まで受付中です。

講座で学んだこと、試してみたいテクニックなどを使い、早速作文にチャレンジしてみませんか。皆さんの思う「働く」が表現されているものであれば、イラストや写真、動画などの応募も可能です。自由な発想から描かれる「働く」をテーマにした作品、たくさんのご応募をお待ちしています!

まとめ

筆者の娘も講座に参加したひとりです。文章を書くちょっとした方法を知り、「使ってみたい」という気持ちになった娘。インタビューをしてその人の素敵なところをたくさんの人に伝える作文を書いてみたい!という目標もできました。やる気をキープし、コンテストにチャレンジするつもりのようです。

ライターコンテストでは、作文に限らずさまざまなスタイルの作品を受け付けています。皆さんの得意な形で表現した「働く」を「子どもライターコンテスト」にぜひ送ってください!子どもたちの考えるたくさんの「働く」に出会えることを楽しみにしています。