産後2か月で無理なく復職!フルリモート&フリーランス経理の魅力とは
コロナ禍の影響で、クラウド上での業務環境が一気に整備された経理業務。今再びオフィス出勤が増える中、時間や場所に縛られない働き方を模索する人もいるのではないでしょうか。
オンラインアウトソーシング※「HELP YOU」で、経理のプロフェッショナルとしてフルリモートで活躍する吉田ともみさんは、1歳児の母でもあります。
実際の仕事内容やその魅力、育児との両立方法についてお聞きしました。
※オンラインアウトソーシングとは在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス
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目次
インタビュイー
ライター
転勤族の夫と4年半の遠距離生活を経て、現在は二人暮らし。フリーランスとして主に事務の代行に携わる。→執筆記事一覧
コロナ禍にHELP YOUでリモートワークをスタート
質問:HELP YOUにジョインしたきっかけは何でしょう?
再就職を考えていた時期がちょうどコロナ禍で、オフィスワークの採用が厳しくなった時期でした。将来的に子どもが欲しいと考えていたのですが、夫の仕事は激務。お互いの両親が遠方だったこともあり、私が中心となって育児をする、と考えた時に、リモートワークを考えるようになりました。
探し始めてすぐにHELP YOUを見つけて、すごく良さそうだと感じました。ダメ元で応募したところ、面接の連絡があり驚きました!その後採用となり、ジョインしたのが2020年の10月です。
経理のプロになるまで
質問:吉田さんは産休復帰後に、経理業務でパーソナル※に認定されています。ジョイン当初から経理業務が中心だったのでしょうか?
最初に担当したのは、データ更新業務でした。マニュアルやチームでのフォロー体制も整っていたので、安心して業務を始めることができ、産休を挟んで現在も続けています。
その後、他の案件で経理を担当するようになり、色々なディレクターから直接声をかけていただくことも。徐々に経理業務が増えていきました。
最終的にパーソナルになったのは、お世話になっているディレクターからの言葉がきっかけです。当時経理の案件を多く抱えていたので、「それだけやるならパーソナル認定を申請した方がいい」、と勧めていただきました。
※)HELP YOUでは、卓越した専門性と担当分野における高水準の市場価値を有し、実績・経験が豊富であって業績に大きく貢献ができるハイレベルなスタッフは認定を受けてパーソナルに昇格します。
会計ソフトを使用して、請求書や領収書を元にした仕訳業務をすることが多いです。月初に月次決算の締め日があるクライアントが多いので、毎月月初はバタバタしていますね。
書類が手書きではなく、オンライン上で書類のやり取りするという点以外では、オフィスに通勤して経理をするのとそう変わらないのではないでしょうか。
基本的な知識についてはそうですが、クライアントによって管理会計のやり方が異なります。新しい案件を担当する際は、新入社員の気持ちで、クライアントとすり合わせをしながら進めるようにしています。
「HELP YOUに依頼してから、仕訳の方法が変わってしまった」と思われないよう、最初に必ずクライアントの過去仕訳を確認して頭に入れるようにしています。また、未経験の会計ソフトを使用する際は、必ず公式のマニュアルで操作方法を確認するようにしています。
そのうえで、分からないことはすぐに確認。そして、クライアントから質問があった際に明確に回答できるよう、「何となくで仕訳しない」ことを大切にしています。
吉田さんが考える経理業務の魅力
質問:経理業務の魅力はどんなところでしょうか?
答え(数字)が決まっている
間違っていた場合、どこが誤差の原因なのかを突き止めればいいだけなので、とてもシンプルだと思っています。デザインなどとは異なり、クライアントが求めているもの(=着地点)が明確ですよね。大抵の場合は、過去に同様の事例があるので、処理を参考にすることも多いです。
予定が立てやすい
もちろんイレギュラー対応はありますが、慣れてくれば優先順位が分かるので予定が立てやすい、というところもいいですね。
フルリモート×フリーランスで、経理の仕事をする秘訣とは
質問:経理業務は繁忙期が被るイメージですが、どのように複数の案件を担当されているのでしょう?依頼を受ける際は締め日を確認し、可能であれば、締め日が異なるクライアントを担当するようにしています。細かく言えば、同じ月末締めであっても、給与データの入力締切が10日と15日締めであれば、全然違うと思います。
経理業務以外にも、データ入力業務などをしています。子どもが保育園に通えるようになれば、もう少し稼働を増やしていきたいと思っています。
実は経理知識自体はそれほど重要ではないんじゃないか、と思うことがあります。会計ソフトもたくさんありますが、経理知識のない人でも処理ができるように作られていることが多いです。
基本的な会計ルールは共通ですが、クライアントによって大きく異なるのは、管理会計の方法です。「前の会社でこうだったから」ではなく、担当するクライアントがどういう風に処理をしたいのか、ということを読み取るのが大切です。知識だけではなく、クライアントと自分の認識をすり合わせるコミュニケーション力が必要、ということですね。
新しい会計ソフトに触れるのに抵抗がない人。あとは、先入観で業務を進めずに、クライアントにきちんと確認しながら、根拠付けて処理ができる人は向いていると思います。
難産を経て産後2か月で仕事復帰! HELP YOUだからできる働き方
質問:集中治療室に入るほど大変なお産だったとお聞きしました…それなのに、なぜ産後2か月で仕事復帰されたのでしょうか?出産の時に苦労が集中したのか、よく寝てくれる子で、産後は身体を休めることができました。出産時の傷が回復した頃には、子どもと一対一で向き合う生活から、気持ちを切り替える時間が欲しくなってきました。HYのおかげで、少しずつ自分のペースで仕事を再開できたので、助かりましたね。
自分で動けるようになってから、特に8か月~1才位の時が一番大変でしたね。私の姿が見えなくなると、手がつけられない程泣いて転げ回るようになってしまいました。
困っていましたが、実は涙が出ていないことも多々あって(笑)。最近は一人遊びを覚えたのか、5分位で諦めてくれるようになりました。これも成長かな、と思っています。
絶対に集中してやりたい作業は、子どもが寝ていたり、おもちゃに夢中になっていたりする時に行うようにしています。「私、仕事だから」と言って、夫に任せる時もありますね。
我が家の場合、どうしても家事と育児は私が中心になるため、しばらくは今と同じような働き方を続けていきたいと思っています。何かあった時にすぐに対応できるのがリモートワークの強みなので。
自分の生活を中心に考えられることと、通勤時間を仕事にあてられることですね。あと化粧をしなくていいところも魅力です(笑)。
自分でスケジュール管理ができないと大変だと思います。例えば、クライアントから1時間位でできる仕事として依頼があっても、実際にはもっと時間がかかることも多々あります。特に新しく担当する業務の場合、それも考慮してスケジュールを組む必要がありますね。
ディレクターやメンバーといった周りの人に恵まれている、というのはいつも感じます。
疑問が出てきたら、「私はこう思うのですが、どうでしょう?」といった感じで、チーム内でじゃんじゃん質問や相談をしています。その際も、分かりやすいテキストコミュニケーションのおかげで、スムーズに業務を進めることができています。自分が分からないことがあっても他の人に助けてもらえるという安心感がチーム制の魅力です。
そして、困った時に知識で周りを助けるのがパーソナルとしての役割でもあるのかな、と思っています。
まとめ
仕事の精度を上げるには、クライアントだけではなく、一緒に働く仲間とのコミュニケーションも大切です。フルリモートなら、生活の変化によって、キャリアアップを諦める必要はありません。
フルリモートでの経理業務に挑戦してみたい、と考えている方は、ぜひHELP YOUで一歩を踏み出してみませんか?
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