インタビュイープロフィル

HELP YOUのリサーチ業務は未経験から挑戦可能

「在宅ワーク」としてすぐに思いつく仕事には、さまざまなものがあります。データ入力、文字起こし、アンケート回答、ライティング、Webデザイン、プログラミング……。さらにはコロナ禍を経てDX（デジタルトランスフォーメーション）が進んだ現在では、経理、人事など経験や専門知識を生かした業務も在宅ワークに加わりました。

おのずと求人サイトに並ぶのは「経験◯年以上」「◯◯業務の経験者」の「経験」の文字。ブランク期間の長い主婦や未経験のかたが自信を持てず、応募をためらうのも無理はありません。

でも、心配はいりません。メンバー全員がフルリモートで働いているHELP YOUには、経験に関係なく在宅ワークを始められる土壌があります。今や数ある在宅ワーク業務のなかでもインターネット検索が主である「リサーチ」は、専門的なスキルや知識を問われることも少なく、誰でも挑戦しやすい業務のひとつ。未経験からでもスタートできるHELP YOUのリサーチ業務とは、どのような仕事なのでしょうか。

▶ 経験やブランクは関係なし！HELP YOUで在宅ワークを始める

未経験のことを仕事にできるかどうかは自分の気持ちしだい

──お二人はそれぞれディレクターとスタッフとして、リサーチの仕事に携わっているとうかがいました。HELP YOUで行うリサーチ業務について簡単に教えてください。

Sさん（以下S）　リサーチ依頼が多いのは、美容系、医療系のクライアントで、毎月たくさんの依頼があります。身近な商品に関連するものも多いので、ふだん何気なく手に取る商品の開発にも、こうしたリサーチが少しでも貢献しているのかなと思うと嬉しくなります。

Kさん（以下K）　現在は月に2回以上のペースでリサーチを担当しています。どのクライアントも、基本はWeb検索を行います。指定されたキーワードや商品名で検索をし、まとめサイトなどを参考にしながら情報を広げて整理、指定された書式（Microsoft Power PointやExcel、Googleスプレッドシートなど）で結果を入力して提出します。

──思っていたよりもシンプルですね。スキルに自信が持てない人や未経験の人でも挑戦できる気がしてきました。

K：できると思います！私たちが日常的にスマホやパソコンでしているネット検索は、リサーチに必須のスキルです。初めてリサーチを担当するなら、関心のある分野や働いたことのある業界など、少しでも知識があるものを選ぶと取り組みやすいのではないでしょうか。

S：提出するアウトプット（調査結果）は、文字の入力と画像の貼り付けが多いので、経験が浅くても問題ありません。欲しいのは、専門知識やスキルよりも積極性です。「未経験でも挑戦したい」という熱意のある方にはお願いしやすいですね。

──なるほど。検索と入力、そして自分の気持ちしだいとなればハードルは確かに下がりますが、専門知識がないことはやはり気がかりです。知らないことをゼロから調べる不安をどのように乗り越えていますか？

K：やる気と勇気でしょうか。これまで縁のなかった分野や業界の場合には、そもそも指定キーワードの意味すら分からないこともあるのでさっと検索を行い、自分でまとめられるかどうかを判断しています。

もちろん、これだけでは求められるクオリティを満たす自信にはなりません。未知のことでも「挑戦したい」と思えたときは、その気持ちに忠実にトライしてみる。勇気は要りますが、自分がやってみようと決めたという事実があれば、たいていはやり遂げられるものです。これはどの仕事にもいえることで、自分の経験が少なく不安を感じるときには、やはり「私が決めた」という気持ちが原動力になっていると感じます。その積み重ねで「やればできる」という自信も築かれていますね。

S：同感です。私たちはアウトソーシングサービスを提供しているので、ビジネス面での専門知識を求められることは非常に少なく、そこは気にしなくていいと思います。ですから、Kさんのおっしゃるように、知らないことにチャレンジする勇気と積極性がやはり大切でしょう。また、リクエストがあればリサーチ結果のサンプルを参考資料として提供できることもあるので、素直にわからないことを聞く姿勢もあると、一歩前進しやすいのではないでしょうか。

▶ HELP YOUの在宅ワークに一歩踏み出す！

──アウトプットは、どのように作成するのでしょう？

S：美容系だと画像のような感じが多いです。（画像1）基本的な入力スキルがあれば、問題なく作成できますよ。

クライアントから提供されるExcelやPower Pointのフォーマットに1～2件のサンプルが入っているので、それに倣って入力します。

項目として指定されるのは、主にリサーチ対象の画像や価格のような周辺情報、調べてほしいキーワード、目安の件数などです。最終的にリストに入れる商品のピックアップはHELP YOUに任されるので、ここはスタッフのセンスのみせどころ。ほかにも、口コミサイトを読んでポイントをまとめるなど、ただ調べるにとどまらず、自分なりの気遣いを発揮できるポイントは、ところどころに出てくると思います。

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自分ならどう検索する？能動的な姿勢で完成度を高める

──経験が少ない人でも、HELPYOUのリサーチに挑戦しやすそうなことはわかりました。ただ実際には、情報選択のセンスや判断力など、個人の工夫とスキルしだいではアウトプットに差が出る気がします。リサーチをするときにKさんが意識していることがあれば、教えてください。

K：常にリサーチの目的を念頭に置き、指定キーワードのほかに「自分ならどう検索するか？」を考え、その結果をまとめています。一個人ではありますが、一般的な消費者目線も追加できるので、クライアントの参考になれば、と。

また、業界として好まれている傾向も必ず意識します。たとえば美容系なら、おしゃれ感。パッケージのビジュアルを基準に商品を選び、美容系の雑誌や化粧品を扱うサイトを参考にすることもあります。

限られた条件で先方の目的に応じた有益な情報を集められれば、仕事の完成度に自信を持てるうえ、クライアントからの評価も高まるので、やりがいにもなっています。

──Kさんのその相手を思うひと手間こそが、ご自身だけでなくHELP YOUへの信頼度にも貢献していそうですね。

K：ありがとうございます！そうであれば嬉しいですね。

▶ 在宅ワークで自分の経験や得意を生かしたい！

リサーチ担当者がスタンバイ。スピーディーで柔軟な対応を可能にする工夫

──さまざまなリサーチ依頼があると思いますが、HELP YOUだから対応できた！と感じたものはありますか？

S：あります！海外出張先での商談で使用するお店のリストアップで、宿泊先のホテルから3km以内、料理ジャンルなど、かなり現地に詳しくないと難しいものでしたが、海外スタッフのおかげで対応できました。改めて世界35か国（2024年2月現在）にスタッフがいる強みを実感しましたね。

K：たしかに。東急線沿線居住者、30～40代女性の目線から見た◯◯、◯歳程度の子育て中などニッチな条件なケースも。クライアントとしても、スタッフの属性には期待があるのかもしれません。私自身も自分に近い環境が対象のリサーチは取り組みやすいですし、より有益な情報を見つけやすいと感じます。

▶ 国内外で幅広い年代のスタッフがリモートワーク中！HELP YOUについて

──幅広い年代や地域のスタッフの存在がバラエティに富んだリサーチを呼ぶのですね。他にもリサーチ会社とは異なるHELP YOUならではのメリットややりがいがあれば、教えてください。

S：HELP YOUの強みは、依頼のしやすさと納期だと思います。契約時間内であれば、クライアントは「こんなことを調べてほしい」とディレクターに相談するだけ。具体的な内容を決めたら、担当スタッフが業務を行います。

HELP YOUでは専門的なものや大規模なリサーチは行えませんが、年齢や商品名、キーワードなどの大まかな指示から、インターネットで集められる情報をまとめたレポートを3～4日程度で出すことができます。クライアントが日々、情報を必要とするときに、スピーディーに力になれる。まさにオンラインのアシスタントとして、やりがいを感じやすい業務だと思います。この納品期間と依頼の手軽さは、リサーチ会社では難しいのではないでしょうか。

──なるほど。しかし、依頼から3～4日という納期は、突発的な依頼の場合には難しいこともありそうです。

S：ひとりでやろうとすると苦しいと思うので、リサーチ依頼が多いクライアントには、リサーチ専門のチャットルームを用意しています。Kさんのようなリサーチ上手なスペシャリストが常に数名待機し、急な依頼にも都合に合わせて誰かが対応できるようにしているので、不安に感じる必要はありません。

K：自分で仕事の調整ができると、使命感ではなく「やりたいから」という思いで能動的に働けるので、リサーチが楽しいです。

▶ やりがいを感じられるHELP YOUで在宅ワークをしたい

──自分以外にも担当できる人がいるのは、HELP YOUのチーム制のメリットのひとつですね。予定外の業務を楽しめるほかに、リサーチをしていて良かったことはありますか？

K：自分の学びのアンテナが広がることです。関心のあることはもちろん、これまで縁のなかった業界や分野について調べるうちに、「こんなことがあるのか！」と知識が増え、積極的に調べたい気持ちも生まれます。それに伴い、クライアントの知りたい情報や目的を積極的に読み取ろうとする姿勢も身につきました。

意欲を持って一歩踏み出そう

──ずばり、リサーチ業務はどのような人におすすめでしょうか。
S：市場を調べるという点では、マーケティング業務や商品開発に興味のある人に向いていると思います。また、見やすいアウトプットを作る面もありますので、調べることに加えて細かな事務作業が得意な人も歓迎です。

ライター業に挑戦！私の可能性を引き出してくれた「くらしと仕事」の初心者向けステップアップ企画

──最後に、未経験の方がリサーチに挑戦するときに心がけると良いことを教えてください。

S：自分ごととして積極的に仕事をすることです。まずは経験の有無にこだわらず、挑戦したいという強い気持ちを持つ。そして、わからないことを積極的に認めて確認すること。基本的にひとりで行う仕事なので、とくに後者の「わからないことを積極的に認めて確認すること」が、上手に仕事をするカギになるでしょう。

K：調べることを楽しむ気持ちです。私が5年以上リサーチを続けているのは、知らないこと、関心のなかったことを含めて、調べることが苦にならないからです。社会への興味のアンテナを広げる楽しみを感じて積極的に取り組めると良いですね。

──ありがとうございました！

▶ 自分らしい働きかたができるHELP YOUでリサーチの仕事を始めたい