海外に移住しても日本語を使って働く!完全在宅ワークで得たキャリアとは

日本人の海外移住者が毎年増加している昨今(※1)、「海外に住みたい」「海外で仕事をしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そんな「海外で働きたい」、そして「日本語で働きたい」という二つの希望を叶えたのが、フィリピン在住1年の三宅陸さん。
現在メンバーの三宅さんは、海外移住を視野に入れて、日本在住中の昨年8月にHELP YOUへジョイン。その後フィリピンへ移住し、本格的に仕事を始めてから一年が経ちます。

今回は、異業種のコンサルから、採用コンサルへキャリアチェンジした三宅さんに、海外移住とお仕事のリアルを伺いました。

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※1:外務省海外在留邦人数調査統計による

ライター

清水由美子
神奈川県出身。NPO団体で2年半活動。損保で8年勤務の間、主に人事業務・労働組合に携わる。退職後、専業主婦歴8年の内、夫の転勤帯同で5年間大阪へ。神奈川へ帰り在宅ワークを知りHELP YOUへジョイン。小学生の娘と幼稚園生の息子のお世話の傍ら、好きな仕事にチャレンジしつつ修行中。→執筆記事一覧

「こころ」の安定を図るためにパートナーとフィリピンへ

海外移住

フィリピン、エルニドの大自然にて。隣に写るのはパートナーではなくフィリピンの友人とのこと。写真撮影はパートナーの方。

 

昨年の夏に海外移住を決めたのはどうしてですか?

妻の海外転職が決まったことが一番の理由です。妻と私は前職が同じ会社で、超富裕層向けの不動産金融コンサル会社にて、コンサルとして働いていました。
新人賞などを頂いたこともあり、会社から評価は得ていたので、仕事自体はとても楽しかったです。ただ、次第に取り扱う金額の大きさ(数億円~数十億円)と、経営者の方々との緊張感のあるやり取りに少し疲れてしまって。

そんなとき、妻が英語が堪能なため、海外で転職をしたいとなりました。これをきっかけに私も「一度日本から脱出してリフレッシュするのも良いかな・・・」と退職を決意し、妻と一緒にフィリピン行きを決定しました。

なかなか思い切った決断でしたね。現地で働くなどの選択肢はありませんでしたか?

フィリピン現地で働けるほどの英語力は私にはないということと、「不動産コンサル」というスキルもフィリピンで活用することはできません。その上、現地はどうしても賃金が低いので、日本の企業で働きたいという思いが芽生えました。

他のフリーランス登録サイトも試したのですが、やはり単価が低くて。しかもなかなか稼働には至らなかったので、海外在住でも働けるHELP YOUにジョインしました。

▶三宅さんが海外移住前に登録したHELP YOUはこちら

なるほど・・・。HELP YOUにジョインする前と後では、何かギャップは感じましたか?

・・・いや、別にないですね(笑)!ギャップを感じるほど何か期待して入ったというよりは、「仕事が取れたらいいな」と思ってジョインしたので。とにかくフィリピンに住みながら、お仕事が出来るかどうかが一番大事でした。

「プレイヤー」としての自分にピッタリはまった働き方

フィリピン

マーケットでマグロを買う様子。

既にジョインされてから一年経ちますが、お仕事状況は正直なところいかがでしょう。

一定の稼働は出来ていると思います。現在は「1名専属プラン(※2)」で、主に採用関連のお仕事を担当しています。チーム制も良かったのですが、今は断然専属プランの方が向いているなと、自分では思っています。

※2:HELP YOUメンバー向けプランのひとつ。クライアントに対して1名の専属スタッフが業務対応をする。

断言されましたが、「専属プランの方が向いている」とはなぜですか?

プレイヤーとして動く方が向いているからですね。自分のペースでクライアントとコミュニケーションを取って、スピード感を持ってお仕事が出来るのが最高に合ってますね。一人で動くことが出来るので、私だけが業務を理解出来れば良いですから。他人を気にせず自分のペースで仕事が出来ることが気持ちいいし、やりやすいです。

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クライアントと一人で相対するというのが、私はちょっと怖い印象がありますが、難しくありませんか?

別に怖くも難しくもないです。確かに一人でクライアントに対応しなければなりませんが、何かあったら必ずHELP YOUさんが緩衝材として入ってくれますからね。あっ、でも決してHELP YOUさんがいるからと甘えているというのではなく、「一人でやらなければいけない!」といった大きな不安にかられることは少ないという意味です。

確かに今お世話になっているクライアント様とは、立ち上げ当初互いにすごく密なコミュニケーションを取って、メッセージの応酬となったこともあります。HELP YOUの担当者さんはハラハラしたかも。でも、先方の要望を漏れなく洗い出して、とことん話し合ったからこそ、現在ではとても良い関係性を築きながら業務を行っています。

そのHELP YOU担当者から「三宅さんの責任感がクライアントに伝わって、案件継続となった」と聞きました。お仕事のスタイルが合っていたということなんですね。ところで、三宅さんは元不動産コンサルですが、採用コンサルの経験はあったのですか?

コンサルではないですが、新卒採用の説明会、学生スカウト、面接、フォローなど一通りは経験がありました。HELP YOUで採用コンサルの募集があったので、やってみたいと思って手を挙げたところ、メインコンサルの方のフォローのようなお仕事を担当することが出来ました。

そこから採用系のお仕事でちょこちょこお声かけ頂くことがあって、現在は私自身がコンサル的な稼働をしています。今お世話になっているクライアント様が、「自由にやっていいよ」と言って下さるので、スカウト文を送る方法もABテストなどを試して、エンジニア採用に関しての傾向などが分かってきました。

キャリアチェンジ!といったところですね。テレワークは初めてとのことですが、ずっとオンラインで仕事ってどうですか?

基本的には快適ですね!実は腰を痛めていて、座れない位辛いことが多いんですよ。そんな時も、なんなら最悪寝てても仕事が出来るっていう・・・まぁネタみたいですけどね!(笑)

稼働時間に関しては、大体、日本時間の10時から13時までをコアタイムとしていて、今のエンジニア採用のお仕事は一日3時間程度です。家事をしながら仕事をすることもありますが、前職のオフラインの仕事では考えられなかったですね。

▶キャリアチェンジをし、フリーランスとして活躍したい方はこちら

日本を離れることで得た「こころ」の安定と、フィリピンという「自由さ」

トライシクル

ご自宅から1時間程の街にて。バイクやトライシクルが主な移動手段だそう。

お仕事も充実しているようですが、フィリピンの生活自体はいかがでしょう。

楽しく過ごしてますよ。飼っている犬が「ペソ」って言うんですけど、スラム街で子犬がたくさん生まれて困ってたみたいだから、「一匹貰うよっ!」て、一緒に住んでいます。

私が住んでいるのはダバオという所で、フィリピンでは第三の都市に当たるのですが、正直田舎です。やっぱり経済圏はマニラとかセブなので、そういった都市とは全く違いますね。良い意味でみんなわがままで、自己中で、他人に干渉されたくない人たち。その辺で大声で歌っていたりして、他人を気にしないんです。日本だと、良くも悪くも一定のマナーってあるじゃないですか。そういったものが一切無い。すごく気持ちが楽です。

それは良かったですね、移住大成功でしょうか?!逆に我慢できないところとか、嫌なところなどありますか?

嫌なところはもちろん色々ありますけど、特に衛生観念はちょっと良くないかな。さすがにこのトイレで用は足せないな~ということはありますね。他人を気にしない人たちなので。

今後はずっとフィリピンでしょうか。展望などはありますか?

妻の仕事次第ですね。ただここは凄く過ごしやすい。子供はまだいないんですけど、もし出来たら、ここで育てるのもありだなとは思っています。

実は妻が学校で働いていて、寮のようなところに住んでいるので、私自身も子供に出会うことが多いんです。ここの子供達は本当に純粋で、いわゆる日本の反抗期のような子はあまり見かけません。

みんなお父さん、お母さん、家族のことが大好きだし、明るいし。日本でいう「陽キャ」「陰キャ」みたいに、パッと見て区別出来るような子達も、全く分け隔て無く一緒に遊んでいます。どんなタイプの子でも無視したりせず、相手の気持ちを尊重している場面をよく目にします。

ですから、スレない子が育つんじゃないかなと。長く住んでみて、子供が大きくなるまでここで育ててみるのもありかな、とは思っています。

ペット

ドガソン(犬のチャリティマラソン)を完走して誇らしげな愛犬「ペソ」と三宅さん。

 

まとめ

「こころ」の安定を求めて始まった日本からフィリピンへの海外移住。1年が経過した現在の三宅さんは、これまで培ったスキルとご自分にあった働き方でキャリアアップにも挑戦し、パートナー、そして愛犬の「ペソ」と楽しく安定した生活を送っています。

既にお持ちの経験を、更にパワーアップして業務に活かすことが出来るのは、HELP YOUがスキルアップを奨励したり、チャレンジを認める環境だからかもしれません。しかし、何よりも三宅さんの積極的な学びやチャレンジ精神、そしてフィリピンという場所での柔軟な生き方が、活躍を後押ししているように感じました。

外国語が出来ないけど海外に住みたい、働きたい。
そんな方は是非、海外でも日本語で働けるHELP YOUで、夢を叶えてみませんか。

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