キャリアアップも育児も諦めない! 完全在宅で叶える、私の「今」に合った働き方

キャリアアップも育児も諦めない! 完全在宅で叶える、私の「今」に合った働き方

ここ数年で注目を浴びている在宅フリーランス。家事や育児との両立がしやすそうだけれど、毎日ひとりで働くのは不安がある。特定のスキルを持たない自分には無理。そんな懸念から前に踏み出せずにいませんか。

HELP YOUで在宅フリーランスとして働く小泉ゆかりさんは、事務を得意分野に活躍し続け、今年で6年目を迎えました。完全在宅ワークのメリットを生かした働き方で育児との両立を実現し、希望していた新たな職種へのステップアップも叶えています。

「ここまで続けられたのは、いい仲間に出会えたおかげ」と小泉さんに言わしめるHELP YOUの魅力とこれからの目標などをうかがいました。

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ライター

小川舞子
埼玉県出身、栃木県在住フリーライター・MC、2児の母。夫に伴い5回の転居で広報・司会を中心に6回の転職を経て、2020年~ライター&MC業のフリーランスへ。MCスキルを活かし、思いを引き出すインタビュー記事の執筆をはじめ、居住地や時間に縛られないリモートワークを広める活動にも挑戦。栃⽊県移住情報ウェブサイトの公式YouTubeに出演中。→執筆記事一覧

娘を不安にしたくない! いつでも迎えに行ける職場を求めて

小泉ゆかりさん
学生時代に身につけた服飾デザインの知識を生かしアパレル系の会社で販売員を務めた後、バックオフィス系、経営にまつわる業務を中心にキャリアを積む。東日本大震災で帰宅難民になったのを機に都内通勤をやめ、子どものそばにいながらキャリアを生かせる働き方を求めて2017年、HELP YOUにジョイン。バックオフィスを中心に事務系スタッフとして5年間活躍し、2022年7月よりディレクターへ転向。新たなキャリアに挑戦中。

HELP YOUにジョインするまでは、事務を中心に多くの経験をされたそうですね。オフィス勤務ではなく、在宅フリーランスの道を選んだのはなぜでしょう?

バックオフィス全般、会社経営など多くの経験をしてきましたが、都内への通勤をやめようと思ったのは、2011年の東日本大震災がきっかけです。

自宅がある埼玉県から都内に通勤していた私は震災で帰宅難民になり、当時3歳だった娘と一緒にいることができなかったんです。実家で両親が面倒を見てくれたとはいえ、小さな娘に不安で寂しい思いをさせてしまいました。

その後、保育中に震災に遭った恐怖感からか、娘は大好きだった保育園への登園を嫌がるようになってしまったんです。「もう不安な気持ちにさせたくない!」母親としての思いからそばにいることを選び、都内への通勤をやめることにしました。

その後は埼玉県内の会社で事務の仕事をしたり、父の事業経営を担ったりしましたが、事業の縮小をきっかけに、改めて自身の仕事を探し始めました。そこで出会ったのが、フリーランスが活躍する組織HELP YOUです。

在宅フリーランスが陥りがち!? 「ひとりブラック企業」を乗り越えて

ジムに通う様子 くらしと仕事

仕事でのパフォーマンスを上げるためにもジムで体を動かし、健康管理もきっちり。

2017年にスタッフとしてジョインし、2022年8月で6年目に突入ですね。在宅フリーランスを長く続けるのはなかなか大変だと思いますが、やめたいと感じたことはありませんでしたか?

続けるのが苦しいと思ったことはあります

自分の決めた日中の稼働時間外、つまり夜間にも仕事する日々が1年ほど続いたときです。

大前提として、HELP YOUでは一つの案件につきチームで対応する体制を取っており、業務の負担が一人に偏らないよう調整されています。また、家庭の事情や急な体調不良で欠員が出た際にもフォローし合える環境が整っているため、決して一人で仕事を抱え込むような働き方を推奨されているわけではありません

ただ、私の場合は、ありがたいことにクライアント企業やディレクター(※)から他メンバーのフォローや育成をお願いされることが多かったんです。寄せられた信頼と期待に応えたい気持ちもあり、担当ディレクターと相談しながら、オーバーワークにならないよう調整して引き受けていました。

しかし、10社以上のクライアント業務を抱えた時期には、偶発的であるはずのイレギュラー対応が連続してしまう事態になることもありまして。さすがに通常の稼働時間では手が回らないので、時間指定のない業務を夜間におこない乗り切ったことがありました。

責任感と使命感からつい無理をする、フリーランスにありがちな「ひとりブラック企業」状態に陥ってしまいましたね。

※ディレクター:クライアント企業の窓口として、依頼された業務に適したスタッフをアサインし、業務の進行管理を行う。それぞれの案件チームの中心的な存在。

今は稼働時間内で働き、オンオフの切り替えがはっきりしている印象です。どのように時間管理をしているのですか?

毎日、分刻みのマイシフトを組んで運用しています。業務は、1回に5分や10分の短時間のものから1時間程度までさまざまです。無駄を作らないために時間を明確に記したスケジュールを作成し、メンバーにも公開しています。

それから、稼働時に使用する「仕事部屋」以外の場所で業務を行わないようにしています。業務時間外は、チャットのメッセージをスマホで確認することはありますが、緊急の場合を除いてパソコンには触りません。そのためにも、メインマシンは、持ち運べないデスクトップパソコンにしています(笑)。

リモートワークだから叶えられた「仕事と育児」の絶妙なバランス

子育てと仕事の両立をする上で感じたリモートワークのメリットを教えてください。

時間に融通が利き、臨機応変に母親である「私」を優先できるところです。

娘が風邪で学校を休んだ時、HELP YOUであればチームの理解を得ることで、病院に行く間だけ仕事を休み、残りの時間は家で仕事ができます。欠席が続いて娘が家にいても、近くで様子を見ながら、通常通りに働けました。

出勤が伴う仕事の場合は、そうはいきませんよね。子どもの休みの影響を受けにくいところは、リモートワークの大きなメリットだと思います。

フルタイム勤務をしていると、なかなか子どもとの時間をとりにくい、というお悩みの声もよく聞くのですが。

一般的にはそうなることが多いかもしれません。でも、私は娘との時間をしっかりとれているので満足していますよ。毎日帰宅した娘を「おかえり」と迎え、すぐに仕事に戻ります。わが家では、小学校卒業まで仕事部屋に娘の机を置き、同じ空間で宿題や勉強をするようにしていました。

もちろん業務時間中なので、多くの言葉を交わすことはありませんが、娘がどんなことをしているのかを見守る大切な時間でしたね。娘も「お母さんがいつも必ずそばにいてくれる」という安心感を抱いていたように思います。

業務が終わった後には、私から「今日はどんなことをしたの?」と話しかけるのも日課のひとつです。学校の話を聞いて、勉強をみて……通勤がないので、業務後はすぐに親子の時間をつくれる、これもリモートワークのいいところですね。

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子どもの成長に合わせてキャリアチェンジも~ディレクターへの挑戦

7月にスタッフからディレクターにポジションチェンジされていますね。

はい。娘が中学生になり、学校行事をはじめとした母親の出番が減ったのが決め手です。

働く立場が変わり大変なこともありますが、数年前から「やってみたい」と思っていたので充実しています。

ディレクターになって今までの働き方から変わったことはありますか?

「ありがとう」のやりとりが、ものすごく増えました。おかげで、毎日温かな心で仕事ができています。

ディレクターは、スタッフの状況を見守りながらフォローするのも仕事のひとつです。私自身がスタッフとして働いていた頃、ディレクターの何気ない「ねぎらい」の言葉に大きく励まされました。だからこそ、これからは私がスタッフの思いを汲みとり、感謝を積極的に伝えていこうと心がけています。

リモートワークでも二人三脚!バディと歩むディレクター研修とは?

新たな目標に向かってこれからも挑戦し続けたい

連休には趣味のキャンプへ。自然の中で心身共にリフレッシュ!

ディレクターという新しいキャリアを歩み始めた今、これからやってみたいことを教えてください。

まずは、ディレクターとして任せていただく案件数を増やすことです。今は、RPAを取り入れた案件を新しく担当できるように勉強しています。

RPA、ですか?

私たちが日常的にパソコンで行っている作業を、圧倒的な処理速度で自動化できるソフトウェアロボットです。私が得意としてきた事務の仕事が、多くの企業でRPA化されつつある現実を知り、HELP YOUの事務案件もRPA化されていくかもしれないと考えました。

ただ、RPAは判断を伴う作業ができないため、人間との共同作業が必要だといわれています。そのため、人間が行う部分とロボットが担う部分を切り分け、相互の価値を最大化できるディレクターになるべく、勉強を始めました。

時代に合わせた新たな挑戦が始まったのですね。小泉さんのしなやかな生き方を応援したいです!

ありがとうございます。仕事に限らず、毎年1つ以上の新しいことを始めるようにしているんです。エネルギーを使いますが、その分毎日が楽しく充実するので。

お子さんが中学へ進学し、ある程度手が離れた今なら、以前のように都内へ通勤する選択肢もあったはずです。それでも、HELP YOUで働き続ける理由を教えてください。

「人との出会い」です!!

HELP YOUでは、昨年から「いいやつであろう」というバリューが掲げられています。でもそのずっと前から、私の周りは「いい人たちの集まり」でした。

黙々と着実に仕事をする一方で、ミスをしたり落ち込んだりしたとき、いい提案や仕事の成果が出たときなどには、すぐにお互いに共感して励まし合える人たちが集まっています。

メンバーの温かさに支えられて「また頑張ろう」と思い、私の中にもまた「みんなの支えになりたい」という気持ちが自然に生まれる。これがHELP YOUで働き続けるモチベーションになっていますね。

育児を優先していた働き方、そして望んでいたディレクターに挑戦している今の働き方、どちらも共に働く仲間の存在が満足感を高めていると思います。だから私はこれからもHELP YOUのメンバーと一緒に、その時々の私が理想とする働き方を目指して挑戦し続けていくつもりです。

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2年連続400人中1位のスタッフは「何でも屋さん」の「いいやつ」だった

まとめ

リモートワークのメリットを上手に生かし、育児との両立を実現してきた小泉さん。その背景には、確実に依頼に応える「当たり前」を続けて得た信頼と、HELP YOUでのたくさんの出会いへの感謝があります。HELP YOUの魅力を「人」と語り、自分の働き方に自信をもっている姿は頼もしく、多くの人望が集まる理由が見えました。

HELP YOUには、ライフステージに応じた働き方を選択している人がたくさんいます。自分のスキルや生活スタイルでは活躍できないと決めつけず、あなただからこそできる働き方を見つけてみませんか。小泉さんをはじめ、仲間思いの「いいやつら」が皆さんをお待ちしています。

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