笑顔でパピヨンを抱っこする女性

ジョインして5年目のメンバーに聞く、HELP YOUで楽しく働くために大切なこと

メンバー全員がフルリモートで働いているHELP YOU。リモートワークという働き方が社会に浸透してきた今でも、「全員がリモートワーク」と聞くと、どうやって働いているんだろう? と疑問に思う方がいるかもしれません。コロナ禍以前、今よりリモートワークが認知されていなかった2018年9月に、子育てと仕事の両立を目指しHELP YOUにジョインした鈴木尚美さんは、丸4年スタッフとして活躍してきました。今年9月で5年目を迎えた鈴木さんに、HELP YOUでの働き方や仕事に対する考え方を聞いてみました。HELP YOUのリアルな実態を知りたいあなたにおすすめの記事です。

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ライター

齊藤由佳
山口県出身。大学進学で上京後、食品メーカーで営業職として勤務。その後結婚を機に、機械専門商社の営業事務に転職。
娘を0歳から保育園に入れて働き続けていたが、70歳まで働く時代。娘の小さい時くらいそばにいてあげたいと思いHELP YOUにジョイン。
いろいろな仕事に挑戦できるHELP YOUで、70歳まで働けるスキルを身に着けるため修行中。

子どもが幼稚園に入園したらまた働きたい

パソコンで仕事をする女性

鈴木尚美さん
宮城県在住。2018年9月に、HELP YOUにスタッフとしてジョイン。当時小学1年生だったお子さんは、現在5年生。経営コンサルタント会社で事務職としても働くダブルワーカー。

HELP YOUに入るまでは、どんなお仕事をされていましたか?

高校を卒業後すぐに就職して、最初はCDの製造会社で一般事務をやっていました。ミリオンヒットがいくつも出るようなCD全盛期だったので仕事は忙しく、生産計画立案なども担当しましたね。

その企業では6~7年勤務しましたが、接客業もやってみたいと思い、興味のあった携帯キャリアの販売会社に転職し、ショップの販売スタッフから店長まで経験しました。体調を崩したのをきっかけに携帯ショップの仕事を辞めてからは、派遣社員として、大手通信会社でコールセンタースタッフやバックオフィス業務をやりました。

いろいろなお仕事を経験されてきたのですね。

そうですね。どの仕事も、一緒に働く方に恵まれていて、人間関係や仕事内容で辞めたいと思ったことは一度もありません。妊娠を機に派遣のお仕事も辞めましたが、出産ギリギリまで働きました。

子どもが産まれてからも、ずっと子育てだけに専念したいとは思っていなくて、子どもが幼稚園に入ったら何か仕事を始めたいな、と考えていました。

時間ができたら、いずれまた働きたいと思っていたのですね。

はい。そんな時、タイミングよく知人が経営コンサルタントとして独立して、在宅事務のアルバイトを探していると知り、家でできる仕事がしたいと考えていた私は、ぜひやりたいと申し出ました。そこでは、講演会用のパワーポイント資料の作成を在宅で手伝うことからスタートしました。とは言え、当時資料作成は全くの未経験でしたので、自分で一から勉強しながらでしたね。

今振り返ると、分からないことを自分で調べながら業務を進めていくこの経験が、HELP YOUで在宅ワークをするのにも生かせたと思います。

HELP YOUなら子育てと仕事を両立できそう

ディスクトップのパピヨン

お仕事デスク。デスクトップ画面には愛犬のチップくん。ノートPCは、確認用モニターとして利用する他、外出時の緊急対応用やコンサルタント会社での打ち合わせ用としても活躍。

HELP YOUにジョインされたきっかけは何だったのでしょう?

経営コンサルタントの事務を始めて2〜3年経ったころです。雇ってくれていた知人が「東京オリンピックまでが求人のピークで、それからは徐々に減っていくと思うから、今のうちに正社員の仕事を探しておいた方がいいよ」とアドバイスをくれたのがきっかけで、正社員の仕事を探し始めました。事務の仕事にも慣れてきて早く終えられるようになったので、余力があったんですよね。

でも、いざ正社員の仕事を探し始めると、それまで在宅で自由に働かせてもらっていた分、通勤時間を含めて毎日夕方6時まで帰宅できないような働き方は理想的ではないなと感じました。それに、子どもの急病などで突発的に休んで迷惑をかけるのも嫌だな、という思いもあり踏み切れずにいました。

いろいろ考えて、やっぱりこれまでのように在宅でできる仕事がいいな、とネットで検索していたところ、HELP YOUを見つけたんです。

鈴木さんがHELP YOUにジョインしたのは2018年の秋と伺いました。今でこそ、リモートワークという働き方が広く認知されてきましたが、当時はまだ珍しかったですよね? 不安はありませんでしたか?

正直なところ最初は不安でした。しかし、HELP YOUのオウンドメディア「くらしと仕事」で、実際にHELP YOUで働くメンバーの記事を読むと、自分が働く姿をイメージすることができ、不安が払拭されていきました。全員がリモートワークでメンバーに直接会う機会がないからこそ、顔写真と実名入りで実際に働いている人たちの記事が読めることは信頼にもつながりましたね。

あとは、働くメンバーに子育て中の方が多いというのも魅力でした。子どもの事情で仕事を休まなければならない場面があっても、お互い様の雰囲気があって働きやすそうだなと思いました。

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HELP YOUの魅力は一緒に働くメンバー

花瓶のお花

ご両親がお庭で育てたお花。鈴木さんは四季折々のお花や愛犬の写真をInstagramにアップするのが趣味だそう。こちらの写真は鈴木さんのInstagramから。

ジョインされてからどんなお仕事を経験されましたか?

経理補助、イベントサポート、メール対応、専用ツール入力、請求業務、資料作成、画像編集、動画編集などいろいろな業務を経験しました。未経験の業務も多く、画像編集や動画編集は、HELP YOUに入ってから自分で勉強しましたが、学ぶ過程も楽しかったです。

ジョインしてすぐに思い描いたように働けましたか?

慣れるまでは苦労しましたね。ジョインしたころ、娘は小学1年生で、帰宅も早かったですし、帰宅後は一緒に公園に行ったり宿題を見たりしていたので、なかなか日中に仕事を終えることができず、夜間や土日まで仕事をしていました。

それに、業務に必要なスキルを習得するのにも時間がかかりました。最初に引き受けたお仕事は、経理補助の業務だったのですが、未経験だったため通常は3時間で終わるような作業でも、スキル不足で7~8時間かかってしまうことも…。夜間や土日に仕事をしなくて済むようになったのは、ジョインして1年くらい経ってからですね。

鈴木さんはいろいろな業務を経験されていますが、今はどのような業務がメインですか?

今のメインはイベントサポートの業務です。1つのイベントに対して、だいたい2か月間かけて準備をするのですが、イベントの開催が決まってからは、昼夜問わずクライアント様やメンバーとのやりとりが発生します。私はその案件で、実務と並行してアドミン業務(※1)もやっているので、イベントまでの準備期間は忙しいですね。

※1 アドミン業務:ディレクターの代わりにクライアントと直接やりとりし、メンバーに仕事を割り振ったり、案件の進行管理をする業務。

鈴木さんが思うHELP YOUの魅力を教えてください。

一緒に働くメンバーがみなさん本当に素敵ですよね。いろいろな方が働いていらっしゃいますが、親切で楽しい方ばかりです。仕事面では、自分が「選択」すれば新しい分野・ポジションにもチャレンジできるので、自分次第でスキルアップし放題というところが魅力だと感じます。

最近、HELP YOUのメンバーについて素敵なエピソードはありましたか?

HELP YOUで4年間働いてきて、今まで感謝しきれないほどいろいろな方に助けられてきましたが、最近あったことで言えば、私が新しくアドミン業務で参加した案件での出来事が思い出深いですね。

その案件での私の最初の仕事は、請け負っている業務を整理し、新たに入っていただいたメンバー数人に割り振るというものでした。しかし業務量が膨大すぎて、どういう分配が適切なのかすごく悩んでしまいました。私自身も新しく案件に参加しているので、実際の業務内容やそれに要する時間をしっかりと把握できていない部分があって。

そんな時、同じ案件に以前から参加しているメンバーが何時間も相談に乗ってくれて、一緒に割り振りを考えてくれたんです。彼女は私の相談に乗った時間を、報酬が頂ける「稼働時間」として申請することはできないのに、親身になって協力してくれて。ありがたいと同時に、本当に申し訳なかったですね。せめて何か返せないかと思い、彼女に「グッドポイント(※2)」を贈らせていただきました。それでも感謝の気持ちはまだまだ表しきれていませんが、スタッフの立場でも、メンバーの行動に対する感謝や賞賛を示すことができ、しかもそれが相手の報酬にも反映される制度があるのは、HELP YOUならではの良いシステムですよね。

※2 グッドポイント:HELP YOUでは、一緒に働くメンバーの行動に対してグッドポイントを贈ることができる。グッドポイントとは、顧客満足度や売上の向上、業務効率化、組織活性などに貢献したメンバーに贈られるポイントで、半年間累計で獲得したグッドポイントは、次回査定時に報酬に反映される。

フリーランスでも、メンバーがお互いを思いやって働いているのは素敵ですね!

そうですね。私が担当している案件では、本当に素敵な方が多くて、チームの雰囲気も良く、居心地が良いです。イベントサポートの案件では、イベントが終わるとみんなで打ち上げをすることもあります。私自身、メンバーと一緒の時間を共有する機会を設けるのは大切だと思っていて。ミーティングでも良いし、ランチ会でも良いし、ほんの少しでも同じ時間を共有すると、リモートワークでもお互いに親近感や絆が生まれるんですよね。

一緒に働くみんなが「楽しい」と感じる環境をつくりたい

眠るパピヨン

鈴木さんのお仕事中、足元ですやすや眠るチップくん。

HELP YOUでは今後どのように働いていきたいですか?

これまで25年くらい働いて、自分の得意なこと不得意なことは分かってきました。また、興味があることは一通りチャレンジして経験を積んできたので、「新たにこのスキルを磨きたい!」というのは、今はないです。でもHELP YOUで働くことが楽しいので、これからもスタッフとしていろいろな業務を続けていきたいな、とは思っています。

ジョインした当初は、正直に言ってHELP YOUは通過点だと考えていました。資格も無かったので、HELP YOUでさまざまな業務経験を積んで、子育てが落ち着いたらいずれはどこかの企業で正社員で働くことが最終目標でした。

でも、今は自分が楽しいと思える環境で働けているので、この環境を大切にしたいなと思います。もちろん、この気持ちもまた変化するかもしれません。それが「未来を自分で選択する」ということですよね。

その時の状況に応じて自分で選択を続けることが、HELP YOUのマインドでもありますよね。最後に、鈴木さんがHELP YOUで働く上で大切にされていることは何ですか?

私は、リモートワークだからこそ、一緒に働くメンバーの情報を知ることが大切だと考えています。どこに住んでいるのか、稼働時間帯はいつか、子どもが何歳で何人いるか、介護をしているか、ダブルワークをしているか…などメンバーの状況を知っておくことで、相手の状況を配慮した対応ができますよね。

私だけでなく、案件に携わるチームのメンバー全員が、相手の状況をなんとなく知っているだけで、自然と相手を思いやった行動ができ、すごく働きやすい環境になると感じています。

私はHELP YOUで働くことが楽しいと思っているので、メンバーにとってもHELP YOUが楽しく働きやすい環境になるように、チームの潤滑油みたいな役割を担っていけらた嬉しいですね。

まとめ

高校卒業以降、出産からお子さんの幼稚園入園までの3年間以外は、ずっとお仕事を続けてきた鈴木さん。これまでいろいろな業務、多様な雇用形態を経験してきました。そんな鈴木さんはインタビューの最後に「25年くらい働いてきて、『自分が楽しいと思える環境でお仕事を続けていけたらそれが自分にとって一番幸せだな』と最近思うようになりました」と話してくれました。鈴木さんが今、HELP YOUで楽しく働けているのは、鈴木さん自身が一緒に働くメンバーを思いやり、チームのみんなが楽しく働けるような環境を作っているからこそだと思います。フリーランスでのリモートワークは、個人プレーだと思われがちですが、鈴木さんのような働きかけによって、チームワークを感じることができるのもHELP YOUの魅力です。一緒に働くメンバーと、それぞれにとって働きやすい環境を自分たちで作っていけるのがHELP YOUらしさと言えるでしょう。

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アイキャッチデザイン/今泉香織

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