フルリモート×フリーランスでも、コミュニティで仲間とつながる!~交流しながら続ける「#隔週note」企画紹介~

「フルリモート」で「フリーランス」として働く―それは誰とも話をせず、自宅で一人黙々とパソコンに向かって仕事をする、孤独な働き方だと想像していませんか。確かに、フルリモートの働き方は、基本的に直接誰かと会うことはありません。コミュニケーションはチャットがメインです。しかし、私自身、HELP YOUで仕事をしていて、一度も孤独だと感じたことはありません。なぜなら、同じくHELP YOUで仕事をする仲間といつもつながっている実感があるからです。そう感じられる仕組みのひとつが「コミュニティ」です。

「コミュニティ」とは何なのか?そこでは何をしているのか?今回は、「ライタースタータールーム」というコミュニティで行われている「#隔週note」という企画についてご紹介します。

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ライター

勝村彩子
大阪府出身、ドイツ在住11年目。同志社大学文学部卒業。新卒でANAにCAとして入社後、欧州系航空会社に転職。キャリア系フリーライターとしても活動中。インタビュー記事、採用広報記事、求人広告などを手掛ける。海外在住でも育児中でも、楽しくバリバリ働きたいパラレルワーカー。

コミュニティとは?

昨年、社内アンケートで最優秀コミュニティ賞に選ばれた「ライタースタータールーム!」
おしゃべりしながら、お祝いのオンライン飲み会。距離を越えて、仲間たちと盛り上がる。

 

HELP YOUでオンラインコミュニティが設立されたのは2年前。現在は約40ものコミュニティがあります。内容は美容・ペット・韓流といった趣味に関連するものや、海外在住・ママ・転勤組といったライフスタイルに関するもの、また資料作成やライティングのスキルアップといった業務関連のものまで、幅広く展開されています。

コミュニティへの参加は完全に自由です。チャットで共通の話題で盛り上がったり、定期的にZoomミーティングをしたりしています。コミュニティ内では、気軽なおしゃべりや情報交換、業務に関する相談まで、様々なコミュニケーションが行われています。

【参考記事】
オンラインコミュニティの創設がリモートワーカーに与えた効果とは
【座談会レポート】孤独感の軽減やモチベーション向上をもたらすオンラインコミュニティとは

その中で「ライタースタータールーム!」は、ライティング知識や経験のシェア、互いを応援しあう場として設立されました。コミュニティ内にライティング案件が持ち込まれる場合もあり、ライティングのスキルアップを目指すメンバーが多く加入しています。

#隔週noteとは?

noteとは、note株式会社が運営するメディアプラットフォーム。 登録してアカウントを持てば、誰でも自由に文章・写真・イラスト・音声・映像などを発信することができる。

 

#隔週noteは、「ライタースタータールーム!」で行っている、2ヶ月間の執筆企画です。参加メンバーはそれぞれ記事を書き、自らのnoteアカウントで発信。そして、第1・第3火曜日にコミュニティ内で記事を紹介し合い、感想を伝え合うというものです。第1回目は2021年7月からスタートし、第2回目は10月から、第3回目は2022年3月から開催されました。参加者は回を重ねるごとに増え、第3回目は11名が参加しました。

この企画の発案者は、当社・株式会社ニットで組織活性/インナーブランディングを担当する西出裕貴さん。まずは西出さんにこの企画についてお話を伺いました。

どのような経緯で「#隔週note」を始められましたか?

以前から社外で、「週に1本、noteの記事を書いて見せ合う」という取り組みに参画していました。そこで感じていたのは、書くことで自分の考えが明確化されるということ。また、他の方の記事を読むことでその方の人柄を知れて、親近感が湧く楽しさがあるということです。そこで、様々な背景をもったメンバーが集まっているHELP YOUでも同様の企画を行えば、楽しいだろうと思ったのです。

発信の重要性を感じつつも執筆が億劫になるときもあるので、企画を作ることで、自分の中で書く流れを作りたかったのもありますね。

#隔週noteは今後も継続されますか?

メンバーがやりたいと言ってくれる限り、無理のない範囲で継続していきたいです。#隔週noteが、思いや考えを発信するきっかけになればと思います。そして、仲間の記事を読み、今まで知らなかった世界や価値観に触れてほしいです。その相乗効果で、メンバーが「自分のなりたい姿」を選択できるきっかけになれば、さらに嬉しいですね。

#隔週note参加メンバーの声

実際に第3回目の#隔週noteに参加した11名に、アンケートを実施しました。

ライター歴は?

参加メンバーはライター歴1年未満の初心者が多かったです。一方、ライター歴5年以上のベテランも参加しています。実績やスキルに関わらず、大切なのは「書いてみよう!」という気持ち。気軽に参加できる企画なのです。

記事の内容は?

仕事関連以外のことを書いているメンバーが80%でした。普段は様々な分野の商業ライティングに取り組んでいても、この企画内では自由に書きたいことを書いている人が多いようです。

企画に参加する目的は?

全員が「発信を継続するため」と回答しました。ひとりではなかなか続けることが難しくても、企画として仲間と一緒に取り組むことで良いプレッシャーとなり、継続した発信が可能になります。また、自分の記事を読んでもらうこと、仲間の記事を読むこと、感想を伝え合い交流することが全て同じ割合で期待されていました。#隔週noteは、ライティングスキルの向上というよりも、仲間との交流に価値を感じているメンバーが多いことがわかります。

#隔週noteに参加したことで起こった変化は?

仲間と取り組む「プレッシャー」を利用して

  • 一人ではなかなか書くことができなくても、仲間が書いていると思うと、書かなきゃ……!とパソコンに向かうことができる。
  • 他の人の記事が刺激になり、自分の文章を書くときも知っている人が読むと思うと気概が上がる。

ライティングの意識の変化

  • 筋道立てて書くこと、章立てを意識して書くようになった。
  • 「どうやって伝えよう」とアンテナを張るようになった。
  • 自分本位で書くのではなく、読み手側を考えつつ書きたいという気持ちの変化があった。

自己理解、他者理解の深まり

  • 自分が何を大事に仕事に接しているかがハッキリしてきた。また、その内容を仲間にシェアすることで相互理解も進んだ。
  • 今まであまりお話ししたことがない人でも、記事を読むと「こういうバックグラウンドがあったんだ」「こういう考え素敵だな」など、心の距離がグッと縮まった。相手に感想を伝えることでそれがさらに近づいている気がする。

フィードバックを伝え合う価値

  • 参加前は「こんな内容じゃダメだ……」と下書きに溜めてしまうことが多かったが、参加後はフィードバックをもらえるので「とりあえず出してみよう」と思えるようになった。ワイワイしながら楽しく続けられている。
  • 今までは恥ずかしくて公開していなかったが、思い切って公開すると拙い文章でも反応を頂けるのがとても嬉しく、ライティングをもっと頑張ろうと前向きな気持ちになった!

まとめ

#隔週noteは、メンバー同士で励まし合って取り組むことに価値がある企画です。この取り組みを広報チームがSNSで紹介したところ、一人では継続が難しい発信を仲間みんなでやる「意識と力」を他社からお褒めいただきました。

何事も、楽しくなければ続きません。#隔週noteの企画が続いているように、仲間との交流を楽しめれば、コミュニティ活動は続きます。そして、オンラインでも濃いつながりを持てるようになると、コミュニティを越え、HELP YOUという組織で働くことそのものが楽しくなるのです。コミュニティ活動は気軽さと自由さを持ちつつ、仲間との交流を通して、仕事を楽しくするという大きな意味を持っています。

私たちHELP YOUのキーワードは「仲間」。たとえ直接会うことはなくても、パソコン画面の向こうにいるのは自分と同じく仕事に向き合っている仲間であることを、私たちは知っています。だからこそ、事務的なやりとりだけではなく、人としてのつながりを大切にしているのです。フルリモートでも、フリーランスでも、孤独じゃない。あなたもそんな環境で仕事をしませんか。

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