600人中1位!最も「ありがとう」を贈る人は、最も「ありがとう」を受け取る人だった。~感謝が生み出すチームの好循環~
「ありがとう」を、ポイントとともに贈る――。HELP YOU(※1)では、メンバー同士が仕事での感謝や称賛を、ポイントとメッセージで伝え合う「グッドポイント制度」というものがあります。
2025年度、この制度で「投票賞」と「獲得賞」のW受賞に輝いたのが、ディレクター(※2)の竹内美紅さん。600名を超えるメンバーが世界35カ国から働くフルリモートのHELP YOUで、「最も多く感謝を送り、最も多く感謝された」竹内さんは、日頃どのようにメンバーと関わっているのでしょうか。
竹内さんのグッドポイントの活用法から見えてきたのは、リモートワークの距離を越え、感謝と信頼の好循環を生み出すチームづくりでした。
※1 オンラインアウトソーシングとは在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス。
※2 案件ごとにチームを組成するHELP YOUでは、ディレクターが顧客と実務担当者の橋渡し役となり、スタッフのアサインから進行管理までを担う。
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目次
インタビュイー
ライター
サムネイル制作者:今泉香織 (制作アイキャッチ一覧)
「ありがとう」を見える形に。グッドポイント制度とは

感謝は、いつでも、何度でも
グッドポイント制度の大きな特徴のひとつは、自分が贈るポイントに上限がないこと。
1つの行動・業務に対して、1回のフォームから1人に投票できるのは最大10ポイントまで。ポジションや役職を問わず、HELP YOUで働く誰にでもポイントを贈ることができます。
ポイントと一緒にメッセージを添えることもできるため、単に「何ポイント獲得したか」だけではなく、「なぜ感謝しているのか」「どんな仕事が素晴らしかったのか」まで本人に届けられるのも、この制度ならではです。
「いい仕事」を称える、5つの基準
グッドポイントの投票では、次のような観点が基準になっています。
- 顧客満足度の向上、案件運用の効率化、売上向上に寄与した
- メンバーの育成やフォローに貢献した
- HELP YOUの組織活性化に貢献した
- HELP YOUのサービス向上、サービス企画、マネタイズに貢献した
- HELP YOUのミッション・ビジョンを体現した
つまり、目立つ成果だけが評価されるわけではありません。
お客様のために一歩先回りして動いたこと、困っているメンバーを支えたこと、チームをより良くするために働きかけたことなど、日々の仕事の中にある「誰かのための行動」そのものが対象になるのです。
【投票の秘密】なぜ誰よりも多く「ありがとう」を贈り続けられたのか?

社内表彰時の「投票賞」の表彰状。
1年間で54名ものメンバーに「ありがとう」を伝えていた。
── グッドポイント「投票賞」「獲得賞」のW受賞おめでとうございます!受賞後、どのようなお気持ちでしたか?
とても驚いたのと同時に、素直に嬉しかったです。
素敵なメンバーがいるからこそ、感謝を伝えたい場面がたくさんあり、その気持ちを込めて投票してきました。また、多くの方が私のために時間を使い、メッセージを考えて送ってくださったことが本当にありがたいなと思いました。
メンバーに恵まれていることを実感し、何よりも皆さんに感謝したいという気持ちでいっぱいです。
── どのようなタイミングで、グッドポイントを贈ることが多いですか?
毎月必ず、定期的に関わっている24名のメンバー全員にグッドポイントを贈るようにしています。
「今月もありがとうございます!来月もよろしくお願いします!」という気持ちを、月ごとの区切りとして伝えたいからです。月末のルーティンとして、送っていますね。
他にも、単発案件で関わるメンバー、運営メンバーや業務を引き継いだディレクターにも送っています。
── 月末以外にもグッドポイントを贈ることはありますか?
はい、もちろんです!
例えば、緊急の依頼を一緒に乗り越えたときや、チームで改善案を提案してもらったとき、メンバー同士でフォローしあってもらったときなども、感謝の気持ちを込めて贈っています。
── 日頃、メンバーの状況をどのように把握していますか?
私宛てのチャットだけではなく、他のメンバー同士のやり取りも、なるべく追いかけるようにしています。
日々のやり取りを見ていると、保育園からのお迎え要請などの際、メンバー同士が自然とフォローし合う姿を日常的に目にします。「引き受けますよ」と自発的に助け合う様子は、大変ありがたく感じています。
チームでの支え合いも含めて、業務状況を把握するよう意識しています。
── グッドポイントを贈る際、工夫していることはありますか?
「ありがとう」を伝えるだけではなく、もう一言、相手の状況に合わせたメッセージを添えるようにしています。
例えば、産休から復帰したメンバーには「仕事との両立、大変じゃないですか?困ったことがあれば、いつでも相談してくださいね」と伝えたり、最近チームに加わったメンバーには「慣れてきましたか?何かあれば気軽に相談してくださいね」と伝えたりします。
グッドポイントをきっかけに、単に感謝を伝えるだけではなく、ディレクターとして「ちゃんと見ていますよ」「何かあれば頼ってくださいね」という気持ちまで届けられたらと思っています。
── グッドポイントを通じて、メンバーにどんな良い循環を生み出したいですか?
メンバーが日々楽しく、やりがいをもって働ける環境になればと思っています。頑張りやチームへの貢献をきちんと見つけて、言葉にして伝えることは、モチベーションにつながると思っているからです。
また、グッドポイントを通じて、メンバーの次のチャンスを生み出したいと考えています。
前職ではスタッフの報酬を決める立場にいましたが、現在のディレクター職には直接的な決定権はありません。だからこそ、メンバーの頑張りをグッドポイントという形で残すことを意識しています。
他のディレクターが新しい案件の担当者を探す際、スキルだけでなくポイントの獲得履歴を参考にするケースもあります。つまり、ポイントを贈ることが「新しい仕事や報酬アップのきっかけ」になり得るのです。
頑張っている方が正当に評価され、「もっと頑張ろう」と思える環境をつくっていきたいですね。
【獲得の秘密】誰よりも多く「ありがとう」を受け取る仕事の姿勢

「獲得賞」の表彰状。
自らが送ったポイントよりも3倍近い、722ポイントを獲得!
── 普段、チームとどのように向き合っていますか?
常に「チーム一丸となって業務を進めていきたい」と思っています。
ディレクターは立場上、業務そのものを担当する機会はあまりありません。けれど、チームの一員として、できるだけ業務内容を把握しています。
何かあれば私が入ってフォローできるように、相談されればその場で答えられるように、状況をつかむ努力をしています。
── チームで仕事を進める上で、どのようなことを意識していますか?
みんなが意見を出しやすく、それぞれが仕事を進めやすい環境づくりを意識しています。
そのためにも、日々のやり取りから、各メンバーの状況を汲み取り、大変そうな様子が見えたときは、こちらから声をかけます。
相談を受けたときは、まずしっかりと話を聞きますね。その上で、困りごとを少しでも解消できるよう、必要に応じて周りと調整したり、他のメンバーにも意見を聞いたりしながら、より良い方法を考えるようにしています。
── テキストコミュニケーションで安心感や信頼感を持ってもらうために、工夫していることはありますか?
返事は、できるだけ早めにするようにしています。あとは、なるべく柔らかい言葉遣いを意識して、絵文字や顔文字なども積極的に使うようにしています。
また、業務とは関係のないちょっとしたつぶやきや雑談もしますね。そうした何気ないやり取りの積み重ねで、互いの状況がわかって、自然とフォローし合える関係になればと思っています。
── これまでもらったグッドポイントの中で、特に嬉しかったメッセージはありますか?
「楽しく安心して仕事ができている」「気遣いや思いやりをいつも感じている」「困ったときに相談しやすい」といった言葉ですね。
自分が大切にしていることを、きちんと受け取ってもらえているのだと感じられて、とても嬉しかったです。
── 多くのグッドポイントをもらったことで、新たに気付いた自分の強みはありますか?
「調整能力がある」と言ってもらったことが印象に残っています。自分ではあまり意識していなかったので「そうなんだ!」と新しい発見でした。
周囲の意見を聞き、人と人の間に入って調整することをこれまで大切にしてきましたが、それが自分の強みなんだと改めて気付くことができました。
── 獲得したポイントや、そこでもらったメッセージは、竹内さんにとってどのような存在ですか?
とても嬉しいですし、「これからも頑張ろう!」と思え、大きな励みになっています。
特に、ちょっと落ち込んだときや、仕事がひと段落ついたとき、一年の区切りを迎えたときなどに、頂いたメッセージを見返しています。年末年始など、これまでを振り返るタイミングにもよく見返しますね。
改めてメッセージを読み返すと、周りの方からもらった言葉が、自分の力になっていると実感します。
グッドポイント制度は感謝を伝え、つながりを深めながら、一人ひとりの成長を後押しする仕組み

メキシコの自宅から。
「竹内さんのチームはチームワークが抜群で雰囲気が最高!」と社内でも評判。
── 竹内さんにとって、グッドポイント制度はどのような存在ですか?
HELP YOUはリモートワークで、海外在住のメンバーも多いため、物や手紙で感謝を伝えるのは簡単ではありません。だからこそ、場所に関係なく「ありがとう」を届けられるグッドポイントは、世界中のメンバーをつなぐ、HELP YOUらしい仕組みだと思います。
チャットでも感謝は伝えられますが、グッドポイントは、個別に気持ちを届ける「手紙」のようなものではないでしょうか。メッセージをもらうとやっぱり嬉しいですし、「また頑張ろう」と思えるきっかけにもなります。
必ずしも送らなければいけないものではないからこそ、もらえたときの嬉しさもありますし、メンバー同士の絆を深める、とても良い仕組みだと思っています。
── グッドポイント制度はHELP YOUのビジョンの実現に、どのようにつながっていると思いますか?
「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンを考えると、自分の強みを知り、それを生かして新しい何かに挑戦することが大切だと考えています。
今後AIがより進化して、人が担う仕事も変わっていくと思います。だからこそ、一人ひとりが自分の強みを見つけ、その強みを生かし、どんな仕事に挑戦したいのかを考えることが重要になってくるのではないでしょうか。
HELP YOUにはさまざまな案件があるので、いろいろな仕事を経験しながら、自分では気付いていなかった強みを見つけられる環境だと思います。私がグッドポイントを贈ることが、その方の強みや可能性に気付くきっかけとなり、新しい仕事やチャレンジにつながれば嬉しいです。
── 最後に、グッドポイントをもっと身近に活用するために、HELP YOUメンバーの皆さんへ伝えたいことはありますか?
「グッドポイントは、何か特別なことがあったときに送るもの」と、少しハードルが高いと感じている方もいるかもしれません。でも、もっと気軽に、日頃のちょっとした「ありがとう」を伝えるために使っていいと思います。
私自身もこれから積極的に活用しながら、メンバーの皆さんと一緒に、より良い環境をつくっていけたらと思います。
まとめ
メンバーの仕事や状況を丁寧に見つめ、頑張りや貢献を見つけたら、言葉にして伝える。自分から積極的に感謝を届けることで、「見てもらえている」「困ったときに相談できる」という安心感が生まれ、信頼関係が育まれていきます。そこから自然な助け合いや活発なコミュニケーションが生まれ、チーム全体の働きやすさやパフォーマンスにもつながっているのではないでしょうか。
「ありがとうはもらうものではなく、まず自分から伝えるもの」。そんな竹内さんの姿勢が、「たくさん感謝される人は、たくさん感謝を伝える人」という今回のW受賞にも表れています。
リモートワークでは、対面のように自然な「ありがとう」が生まれにくいからこそ、HELP YOUでは、感謝を言葉とポイントで届けられるグッドポイント制度があります。それは単なる評価の仕組みではなく、仲間とのつながりを感じ、互いの強みや可能性に気付き、次の挑戦を後押しする仕組みでもあります。
特別な出来事がなくても、日頃のちょっとした「ありがとう」を気軽に伝える。その一つひとつが、誰かの励みとなり、信頼を育み、より良いチームをつくっていく。そんな感謝の循環こそが、HELP YOUらしい働きやすさと、仲間との絆を支えているのかもしれません。
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