通勤1時間はもう限界!2児のママが完全在宅ワークで見つけたゆとり
朝5時半起きで夜ご飯の下ごしらえ、子どもを保育園に送り出して通勤1時間。
フルタイム勤務を終えて帰宅すれば家事と育児で「自分時間ゼロ」。
気付けば子どもにイライラして、笑う余裕もなくなっていました。
「このままじゃ、私も子どももつらい」と感じた私は、思い切って会社を辞めて完全在宅ワークのフリーランスに転身。
働き方を変えたことで、親子の時間と心のゆとりを取り戻すことができました。
通勤に限界を感じているママへ、私の体験をお届けします。
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目次
ライター
現在はHELP YOUにジョインし、会計・経理の知識を活かして在宅ワークとライターをしています。→執筆記事一覧
「自分時間ゼロ」の毎日。通勤1時間の現実
会社員時代を思い返せば、毎朝が嵐のようでした…。
まだ眠そうな子どもを叩き起こして朝食を食べさせ、慌ただしく身支度を整えて保育園へ。
ぎゅうぎゅう詰めの満員電車の中では、いつものように「また今日も子どもに怒ってしまったな…」と一人反省会。
片道1時間の通勤の間に、心も体も少しずつすり減っていきました。
会社に着く頃には、すでに一日の体力の半分を使い果たしてクタクタ。
18時まで仕事をして、帰宅は夜7時過ぎ。
そこから夕食・お風呂・寝かしつけと、ノンストップで過ぎていく時間。
子どもに話しかけられても、家事をしながら「うん、そっかー。よかったね」と相づちを打つのが精一杯でした。
夜は子どもと一緒に寝落ちしてしまい、気付けば一日が終わっている。
「自分の時間」なんてどこにもなく、ただ毎日をこなすだけ。
「もっと子どもの話をゆっくり聞いてあげたい」「もっと笑顔で過ごしたい」
そう思っているのに、現実はイライラしてばかりの自分。
思い描いていた子育てとはほど遠く、「私は何のために頑張っているんだろう」と自分を責める日々でした。
限界を感じたのは、子どもの一言だった
そんなある朝、5歳の息子がぽつりと言いました。
「ママ、もう会社行かんといて」
その瞬間、胸の奥がギュッと締め付けられました。
今まで心の中に押し込めていた思いが、一気にあふれ出してきたのを覚えています。
その場では「ごめんね。でもママ、会社にどうしても行かないと…」と、いつものように笑って答えました。
でも、心の中は「こんな言葉を言わせてしまった」という罪悪感でいっぱいでした。
私が頑張れば頑張るほど、子どもに我慢をさせている。
「このままの働き方を続けて、本当にいいのだろうか?」
自分の本当の気持ちにようやく気付きました。
私はただ、家族と穏やかに過ごす時間が欲しかった。
それを取り戻すには「今の働き方」を変えるしかない。
そう心の底から思った瞬間でした。
安定した会社員か、自由が利く在宅ワークか
子どもの一言をきっかけに、気持ちは少しずつ「今の職場を辞める」方向へと傾いていきました。
慣れた職場から離れることへの不安
最初は近場で正社員の転職を考え、転職サイトをいくつもチェック。
でも、どの求人を見ても不安ばかりが浮かびました。
「子どもの急な体調不良でも本当に休めるのかな」
「職場の人とうまくやっていけるのかな」
「今はテレワークOKでも、いずれ出社が必要になるのでは…?」
何度も検索しては「やっぱり今の環境は恵まれているのかも」と気持ちが揺らぎました。
在宅ワークは専門職だけの特権?
そんな中、休憩時間にSNSを眺めていると
「在宅ワーク」という言葉が何度も目に留まるように。
最初は「それは特別なスキルがある人の働き方」だと勝手に思っていました。
でも調べていくうちに、完全在宅でもできる事務・営業・Webライターなど、自分のこれまでの経験を活かせそうな仕事が意外と多いことを知りました。
「時間の融通が利く」「急な発熱にも対応できる」──そんな点にも惹かれ、私は「在宅ワーク」という選択肢を真剣に考えるようになりました。
決め手は子どもへの思い
もちろん、不安がなかったわけではありません。
会社員を辞めるということは、安定を手放すということ。
収入が減るかもしれないし、家族の理解も必要でした。
夫には、素直に自分の気持ちを伝えました。
「在宅で働きたい。子どもとの時間をもっと大切にしたい」と。
話し合いを重ねるうちに、夫も「やってみたら?」と背中を押してくれました。
この決断ができたのは「今しかない子どもとの時間を大切にしたい」という強い気持ちがあったから。
不安よりも、その思いの方がずっと大きかったです。
通勤時間ゼロで手に入れた「時間と心のゆとり」
在宅ワークを始めてまず実感したのは「時間のゆとり」でした。
私の場合、通勤がなくなっただけで、毎日2時間以上の余裕が生まれたのです。
朝は少しゆっくり起きて、子どもと話をしながら朝食をとる時間ができました。
夕方、保育園にお迎えに行ったときも「お疲れさま!今日は何して遊んだの?」と笑顔で声をかけられる。
そんな何気ない会話が、私にとってかけがえのないひとときです。
時間がある日は、一緒に夕飯を作ったり、ご飯の後に絵を描いたり。
以前は「早く寝かせなきゃ」と気持ちばかり焦っていたけれど、今はその時間を楽しむ余裕があります。
仕事も、子どもが寝た後や午前中など、自分のペースで集中できる時間にこなせるようになりました。
合間に家事もできるので、以前は散らかり放題だったリビングも、今はいつもスッキリ。
自分のペースで働けるようになってから、気付けば心にもゆとりが生まれていました。
子どもとの時間を穏やかに過ごせて、家の中も整い、今は、かつて思い描いていた「理想の生活」を送れていると感じます。
働くママへ伝えたいこと
今の時代、「働き方はひとつじゃない」。
今なら、その言葉の意味がよくわかります。
子育てをしながらフルタイム勤務、通勤1時間の生活を続けていたあの頃の自分に言ってあげたい。
「そんなに無理しなくてもいいよ。もっと、自分を大切にしていいんだよ」と。
悩んでいたとき、母に言われて心に残っている言葉があります。
「仕事の代わりは誰かができても、子どもにとってママは世界でたった一人。あなただけ」
その言葉に背中を押されて、私は在宅ワークを始める決意ができました。
心も体も無理をして、ただこなすだけの日々を送っているママがいたら、
一度立ち止まって、自分に合う働き方を考えてみてほしい。
在宅ワークという選択は、不安もあったけれど、私はこの働き方を通して「子どもとの時間」と「自分の時間」その両方を大切にできるようになりました。
そして今、心から思います。
あのとき勇気を出して、働き方を変えて本当によかった。
まとめ
以前は、ただ時間に追われて一日を終えるだけだったけれど、今は子どもの笑顔をゆっくり見つめながら「今日もいい日だったな」と思える日が増えました。
もし今、通勤や仕事、家事、育児のすべてに追われて限界を感じているママがいたら、
どうか一度立ち止まって、自分の働き方を見つめ直してみてください。
小さな一歩でも、きっと何かが変わり始めます。
「ママが笑顔でいられること」──それが、子どもにとって何よりの幸せだと信じているから。
▶︎ 幸せでいられる働き方を見つけよう。完全在宅のHELP YOU
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