
フリーランス歴30年の経理のプロが、HELP YOUで働く理由とは?
「理想の働き方ができて、毎日がとても充実しています」と話す笑顔が印象的な山本美咲さん。
オンラインアウトソーシング(※1)「HELP YOU」では、経理職のスペシャリストとして活躍中です。フリーランス歴30年の山本さんが、HELP YOUにジョインしたのは、ちょうど1年前。これまでのスキルと経験をいかし、ジョインした初年度に約600人のメンバーの中から「年間売上UP率賞」3位を受賞しました。
そんな山本さんに、経理スキルを活かしてフリーランスとして活躍する秘けつを聞きました。
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目次
インタビュイー
ライター
サムネイル制作者:今泉香織 (制作アイキャッチ一覧)
フリーランス歴30年の超ベテランが、なぜHELP YOUに?
──これまでのキャリアを教えてください。
私が社会人になったのは、バブルの終わりかけのころでした。当時は、すぐに就職するのが当たり前という感じだったので、商業高校を卒業してすぐに働き始めました。金融業界やホテル業界などでさまざまな経験を積む中で、自分で何かやりたいと思うようになり独立したんです。
新卒の頃から現在も継続していますが、保険代理店の営業を長くしていて、経営者さんとお話しする機会が多くありました。もともと簿記の資格もあり、経理の仕事が好きだったので、お手伝いをしているうちに「経理業務をやってくれないか」 という話になって。「私の時間でやらせてもらえるんだったら良いですよ」と交渉して、単発での書類作成などをきっかけに、経理業務のアウトソーシングを請け負うようになりました。
──長く個人で活動されていたのに、HELP YOUにジョインしようと思ったのはなぜですか?
売上の大きい割合を占めていたお客様が、いわゆるコロナ倒産してしまったんです。その出来事をきっかけに、先行きの不透明さや将来への不安を強く感じました。厳しい現実を目の当たりにし、改めて自分の年齢を考慮したときに、今後を見据えて働き方を変える必要があるなと思いました。既存のお客様は地元の企業さんなので、先方へ出向いて仕事を請け負っていたんです。移動時間も長く、車移動でガソリン代も負担になっていたので、この機会に完全オンラインの働き方にシフトしたいと考えました。
安定的な収入が維持できるオンラインの仕事を探している中で出会ったのが、HELP YOUです。お客様との契約回りや売上金の回収といった、これまで個人事業主として自分がやらなければならなかった部分をまるっとお任せできて、私自身は経理業務に集中できる点が魅力的だと思いました。
また、個人だと立場的に弱くて、言い値で受けざるを得ない場合もあったのですが、HELP YOUでは専門的なスキルの価値をきちんと評価してくれる体制が整っています。一つの組織に所属して、そこでお仕事をいただくスタイルの方が安心して働けるなと感じました。
さらに、60歳、70歳になってもずっと働き続けたいと思っている私にとって、HELP YOUの「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンは胸に深く響きました。
実は、最終的にHELP YOUを選んだ一番の決め手は、この「くらしと仕事」で読んだHELP YOU運営の林弘美さんの記事です。林さんも記事の中で、「好きという気持ちを大切にしながら、なるべく長く、でき得る限り働きたい」と語っています。年代や居住地という共通点もあって、「こんな素敵な働き方をしている人が私の地元にもいるんだったら、もしかして私にもできるかも……! ここだ!」と直感して飛び込みました。
世界的ファッションブランドにほれ込み、駆け抜けた半生。大分へUターン後のセカンドキャリアでも輝き続ける林弘美さん【記事を読む】
「年間売上UP率賞」第3位の舞台裏
──HELP YOUに飛び込んで、わずか1年で「年間売上UP率賞(※2)」を受賞しました。素晴らしいご活躍ですね!
年間売上UP率賞と言われても、正直ピンと来ていなくて……。実は、そういう賞があったことも知らなくて、クライアントさんと関係構築しながら、今いただいている契約をきちんと維持することを意識していたら、結果が出ていたという感じでした。でも受賞自体はとても嬉しく、今期はもっと頑張ろうというモチベーションになりました。
意識しているのは、付加価値をつけること
──ご自身では、どのような工夫が売上アップに結びついたと思いますか?
──具体的には、どのような提案をしたんですか?
──お客様のためにできることを常に探して提案する姿勢が、売上アップにつながったんですね。
まずは、今いただいている案件をきちんとこなし、そのうえで、お客様のタスクをどんどん巻き取っていきます。「ここまでしてくれるんだったら、もうこれも頼もうかな」って思ってもらえるような存在を目指しています。相手の期待を裏切らずに、期待値を超えたものをお出しする。いただいた業務でしっかりと結果を出すことを意識しています。

山本さんが普段、業務に取り組んでいるワークスペース。ダブルモニターと電卓は経理職の必須アイテム。
経理ユニットで活躍する人に必要なのは〇〇スキル
──山本さんは、HELP YOUが提供する経理プロフェッショナルサービス「経理プレミアム」を支える専門組織「経理ユニット」の運営にも携わっていますよね。
──運営から見た、経理ユニットで活躍している人の特長を教えてください。
経理ユニットのスタッフになるには、日商簿記3級以上の資格保有と1年以上の実務経験(ブランクOK)が必要です。経理のプロとしての高い専門性が求められるので、正確に数字を出すことは大前提です。それと同じくらい大事なのが、臆することなく他人と対話できる力だと思います。
経理の仕事は、黙々と業務を進める内向きな部分もありますが、経理ユニットの1名専属(※3)という働き方は、お客様1社に1人で対応するので、自分自身でお客様とコミュニケーションをとる必要があります。ミーティング日程の交渉や、打ち合わせでのファシリテーターなど、自分が主体的に進めなければいけない部分が大きいです。今、何をすべきか。今、お客様が何に困っているのか。そういったところも自分で考えながら進めていかないといけません。
──サポート体制が整っているのは、心強いですね。
特に、経理ユニットの運営メンバーはみんなバーチャルオフィス上でお仕事しているので、ちょっと困った時にポンと声をかけることができるんですよ。テキストでは聞きにくいようなことから、経理ソフトの使い方まで、なんでも相談できる環境があります。失敗した時に、どうリカバリーするか、どうすれば被害を最小限に食い止めるかなども、先輩メンバーが共有してくれます。
経理ユニット内での情報交換も頻繁で、「そろそろ○○を提出する時期だね」など、経理あるあるも共有できます。オンラインだけど、一人でやっている感じはありません。一人で抱え込まなくていい、すぐに相談できるメンバーがいることが、とても心強いと感じています。

オフには趣味のドライブで神社に立ち寄り、リフレッシュしている山本さん。写真は福岡県の太宰府天満宮。
年齢は関係ない! 必要なのは飛び込む勇気
──読者に向けて、メッセージをお願いできますか。
「もう50歳過ぎてるし……」って、私自身がそう感じていました。でも、年齢は全然関係ないと思います。自分が「今だ」と思った時がチャンスで、とにかく一歩踏み出す。できるかできないかはわからないけど、挑戦する前に無理だと思ったら、もうそこで終わってしまいますから。
──山本さんの、今後の展望をお聞かせください
いろいろなことに挑戦したいです! 今は、AIも含めて新しいコンテンツがどんどん出ていますよね。そういうものを、皆さんに遅れないように一通りさわっていきたい。たしかに若い方に比べると、ITに疎い部分もあるかもしれないけど、挑戦しようと思う気持ちは失わないようにしたいです。
まとめ
経理スキルを活かして新しい働き方に挑戦したいあなたへ。HELP YOUの経理ユニットなら、サポート体制も充実しており、仲間たちと支えあいながら活躍できる居場所があります。理想の働き方を叶えるために、はじめの一歩を踏み出してみませんか?
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