私のパソコンスキルは会社の外でも通用する?1年越しの挑戦で見えた思わぬ市場価値 くらしと仕事

私のパソコンスキルは会社の外でも通用する?1年越しの挑戦で見えた思わぬ市場価値

パートナーの転勤や、親の体調不良。環境が変わっていくなかで働き方について考えているときに、完全在宅で場所や時間に縛られず働ける「HELP YOU」に出会いました。高い採用のハードルに一度は諦めかけましたが、1年越しで挑戦し、自分の可能性に気付けたことがとても自信になりました。

在宅で働いてみたいけれど自分のスキルに自信が持てず、一歩が踏み出せない──そんな方にとって私の経験が少しでも後押しになれば嬉しいです。

▶︎私が在宅ワークデビューをした「HELP YOU」についてはこちら

ライター

kawachi
引っ越しをきっかけに、これまでの働き方を見直しHELP YOUにジョイン。
在宅ワーカーとしてのスキルを磨くべく日々勉強中!→執筆記事一覧

夫の転勤で北海道へ。地方就職に抱いた不安

これまで東京近郊で暮らしていた私ですが、1年ほど前、夫の転勤に伴い北海道へ引っ越すことに。
引っ越しには慣れていたので、新しい生活そのものにはワクワクしていました。でも、気がかりだったのが「仕事」です。

引っ越し先は道内では中枢都市の位置付けですが、とはいえ移動には車が必須。東京に比べれば仕事の選択肢は限られます。これまでの経験を活かせる仕事があるのだろうかと、不安を感じていました。

そんなときに浮かんだのが「在宅ワーク」という選択肢です。

パソコン作業は周りに比べたら得意な方かも
「車通勤の不安もあるので、家で働けるなら挑戦してみたい

そう思って情報を集めていたとき、ふと数年前に読んだ新聞記事を思い出しました。

それは、在宅ワーカーとして「HELP YOU」でいきいきと働く人を取り上げた記事で、今でも深く印象に残っています。

ハードルが高い採用試験に応募をためらった過去

さっそく「HELP YOU」をインターネットで検索。ところが目に入ってきたのは「実務課題あり(※1)」「採用率1%(※2)」という文字でした。

……ハードル高そうだなぁ。

私は事務経験こそありますが、いわゆる「一般事務」。幅広い業務経験はあるけれど特化したスキルがあるわけでもなく「経理ができる」「採用に強い」といった専門性はなし。

「パソコンは得意」と思っていたけれど、高倍率の試験を突破できるほどの力があるとは思えず……。

ちなみに、当時の実務課題はMicrosoft Office(以下、Office)を用いた文書作成や資料作成などでした。しかし、自宅のパソコンはOfficeがインストールできないタイプのもので、実務課題提出のために新しいパソコンを買うことにはやや抵抗がありました。

そうこう悩んでいる間に、並行して進めていた地元での就職活動が実を結び、仕事が決定。いったん在宅ワークへの挑戦は見送ることにしました。

※1 後述にもありますが、過去の採用方式であり、選考内容は今後も予告なく変わる可能性があることをご了承ください。
※2 一時期の採用率を示す過去のデータで、恒久的なものではないことをご了承ください。

1年弱で帰京。2拠点生活に向け在宅ワークに挑戦

「しばらく北海道で暮らすのかな」と思っていた矢先、昨年末に母が体調を崩しました。
高齢なので覚悟はしていましたが、引っ越して1年も経たないうちにこんな状況になるとは……。

いろいろ悩んだ末、とりあえず私だけ東京に戻ることに。夫はしばらく北海道に残る可能性があり、2拠点生活も視野に入れる必要が出てきました。

このタイミングで、また「在宅ワーク」という選択肢が頭に浮かんできたのです。

スカウトが挑戦の後押しに。新PCを携え、いざ応募

「今度こそ在宅ワークに挑戦するぞ!」と、まずはパソコンを購入! 形から入るタイプなので、気合いが入りました(笑)。

準備が整い、まずはいろいろ調べてみようと在宅ワーク系の求人サイトに登録しました。

さっそく事務系の仕事で検索してみると、驚くことに数百件もの検索結果が表示されたのです。
在宅ワーク求人の数が想像していたよりも多いことに嬉しくなる反面、どんな基準で選べばいいんだろう……と、また迷い始めてしまいました。

そして、登録したばかりということもあってなのか、スカウトメールも次々と届きます。
ですが、中には条件が合わない仕事や、明らかに今の自分のスキルでは難しいものもあり、正直なところ少し戸惑いました。
そんなとき嬉しい偶然が起こりました。なんと、そのサイトで「HELP YOU」からスカウトメールが届いたのです。

高まる気持ちを抑えようと「一斉送信でしょ?」「本当に私の経歴、見てるのかな?」と意識的に疑ったことを今だから打ち明けておきます。
でも、スカウトメールの内容をよく読むと、私の職歴を踏まえたうえで送られていることが伝わってきて、その真摯な姿勢に応募への意欲が増しました。

……1年前は応募をためらっていたのに、まさかスカウトメールがくるなんて。
驚きとともに、やる気が一気に湧いてきました!

何より、私の背中を強く押してくれたのは、採用試験から実務課題がなくなっていたこと。代わりに、ビジネスシーンでのマナーや判断力を問う「ビジネススキルチェック」という内容に変わっていました。

採用方法を刷新!「できる人」より「一緒に働きたい人」を求めて

どうやら自分の経歴は、HELP YOUが求めるスキルと親和性があるようだ。懸念していた実務課題もない。

「今がチャンスかも!」──そう確信し、ついに応募ボタンをクリックしたのです。

試験・面接を通して見えてきた「自分の強み」

「ビジネススキルチェック」では、これまでの仕事の経験を思い出しながら、落ち着いて取り組むことができました。時間制限はないので、何度も丁寧に見直しながら進めた結果、無事に試験を通過。

次は面接です。
1時間の予定と聞いて「結構長いなぁ」と不安もありましたが「正直に伝えよう」と意識したことで、自分の人柄や仕事への向き合い方をしっかりと伝えられたと感じています。

面接の中で特に印象に残っているのは「周りから自分はどのように見られていると思うか」という質問でした。
想定外の質問で少し戸惑いましたが、ふと以前の職場を退職するときに「あなたならどんな環境でもやっていけそうね(笑)」と言われたことを思い出しました。

私は転職回数も多く、特別なスキルがあるわけではありません。それを理由に転職活動がうまくいかないこともありました。
しかし、環境が変わるたびに新しいことを覚えて順応していく姿勢は、周りの方にも評価されていたのかもしれないと、面接を通じて気付かされました。

改めて振り返ると、いくつかの職場を経験したことでパソコンスキルに自信が持てるようになり、さらに新しい環境への適応力や、環境に合わせた柔軟な対応力も身に付いたと実感しています。

これらは「HELP YOU」でも活かせるスキルであり、自分の強みだと思えるようになりました。

まとめ

「私なんて大したスキルないし……」と思っていましたが、実は「会社の外でも通用する力」をちゃんと持っていたことに気付くことができました。

環境の変化をきっかけに思い切って一歩踏み出したことで、新しい働き方が見つかりました。これからも、学びながら進んでいきたいと思います!

▶︎「HELP YOU」の働き方についてはこちら

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