【海外在宅リモートワークの強み①】時差が活かせる事務職編
オンラインアウトソーシングのサービスを提供するHELP YOUでは、日本を含め世界33ヵ国に在住するスタッフが、さまざまな業務を担当しています。「言葉の壁で仕事が見つからない」「子育て中でフルタイムは無理」など、現地で自分に合った職探しが困難な中、自分らしい働き方を実践する海外在住のスタッフに「海外在宅リモートワークの強み」について話を聞きました。3回シリーズの初回は「時差が活かせる」事務職編です。
スタッフプロフィール
スイス(ジュネーブ)在住
日本でマーケティング・商品開発を担当。スイスに移住後、出産を機に働き方の選択ができるHELP YOU に入社。現在はフルタイムでマーケティングの仕事とHELP YOU の業務を兼業。
チェコ共和国(プラハ)在住
アメリカ、オーストラリア、カナダ、デンマークに留学やワーキングホリデーで滞在。チェコへの留学中に日系企業の現地採用で就職、その後に永住。現在はHELP YOUで稼働する傍ら、翻訳業や現地の人たちに日本語を教える仕事をしている。
目次
ライター
海外在宅リモートワークなら、日本との時差を活かしてチームで24時間対応を実現
HELP YOUでの業務を教えてください。
笠置:以前はPowerPointの作成や翻訳、マーケティング関連の業務などをしていました。 現在の主な仕事はYouTubeのレポート作成、スタッフのシフト作成などです。
久野:HELP YOUにジョインした当時は運営サポート、ライティング、コーディング、シフト勤怠チェック、カスタマーサポート系の仕事をやっていました。
現在は記事の校正やExcelでの資料作成、リサーチ関連など事務系の業務を受けています。
HELP YOUは基本的に日本在住メンバーとチームで働く環境ですが、海外からリモートワークで働くメリットとデメリットを教えてください。
久野:時差を活かして稼働できるのはメリットでしょうね。たとえば、アジアにオフィスを持つクライアント様から「明日までに対応してほしい!」と急ぎのご依頼を頂くことがあります。
アジア現地での終業時間が、ちょうどチェコの朝方ですので問題なく対応。深夜の稼働をしなくても良いのは業務上のメリットだと思います。
笠置:私も24時間対応が必要とされる業務では、時差を活かして日本の夜間に対応していました。
久野:その他、時差だけではなくカレンダー上のメリットもありますね。たとえば、日本在住のメンバーが土日・祝日で稼働できない時にも、海外では稼働が可能です。よって、クライアント様からすれば、業務日を気にせず依頼できる。海外在住スタッフからすれば、平日として働けるという利点はありますね
日本在住のスタッフと海外在住スタッフが交互に協働することで24時間対応できるのは、クライアント様にとって大きなメリットですね。
笠置:確かに。しかし、クライアント様の多くは日本在住なので日本時間を軸とした「締切り日」に注意しなければなりません。ですので、私は常に時差を考慮して、前倒しで納品するように心がけています。
久野:デメリットとして、時差があるために質問をしてもすぐに回答が得られず、作業が中断してしまうことが挙げられます。
前述のアジアにオフィスがあるクライアント様の業務では、こちらの稼働時間は現地では終業に近い時間帯。よって、稼働中に何か質問があっても直ぐに尋ねられないというケースがあります。
そのようなときは、どのように対応しますか?
久野:締め切りに余裕がある時にあらかじめ質問事項をすべて書き出し、クライアント様との窓口を担当するディレクターと細かくやり取りして解決するようにしています。
その他、海外からの在宅リモートワークで工夫されていることはありますか?
久野:ミーティングの時間を確認するときは、必ず日本時間と現地(チェコ)の「日付と時間」を記載するようにしていますね。
自ら現地の日時をお伝えすることで、クライアント様とのコミュニケーションに齟齬がないよう気をつけています。
笠置:1時間ごとにシフトの勤怠チェック業務を担当したときに、日本時間と現地時間との対比表を作成して対応していました。スイスでは冬時間と夏時間がありますし、間違わないよう一見して分かるための対策ですね。
それから、Windowsのタスクバーに表示される時刻を現地時間と日本時間に設定しています。現地時間が表示されているところに、カーソルを当てると日本時間も表示されるという具合です。
久野:私も同じ設定にしています。ちなみに携帯電話も現地と日本時間を両方表示させています!
言葉の壁を気にせず日本語で働ける
HELP YOUの魅力について教えてください。
笠置:HELP YOUでは自分の都合に合わせて仕事ができるのが魅力ですね。
出産後は育児に忙しく、なかなかまとまった時間が取れませんでした。HELP YOUなら家事の合間や子供の就寝後など空いた時間に働けます。ですので、無理なく仕事復帰ができました。
久野:HELP YOUでは業務上の問題や悩みなどを相談できる環境が整っています。業務はすべてオンラインで行われるので、HELP YOUの運営を担う社員の方々や他のスタッフと直接お会いする機会はありません。しかし、テキストやビデオチャットを通して、気軽にコミュニケーションがとれるので安心して働けます。
たとえば「リソースが足りない」とか「スキルの悩み」など、案件担当のディレクターに個人的に相談できます。また、システム上の問題や、そのほか運営に関する問合せもスムーズです。
海外からの在宅リモートワークでも孤独になることなく、また、問題が起こっても直接相談できるのは嬉しいですね。
リモートワークで日本の仕事ができるメリットは何だと思いますか?
笠置:スイスをはじめヨーロッパに住んでいると「言葉の壁」を痛感します。現地の言葉を使いこなせないと、日本でいくらキャリアがあっても仕事を見つけるのは困難ではないでしょうか。
久野:同感です!「英語も現地語も堪能でないので仕事がない。できることなら何でもやりたい!」と思っている人は多いでしょうね。
笠置:HELP YOUなら日本語で仕事ができますし、業務の種類によっては、日本でのキャリアも活かせる点が魅力だと思います。
それから、パートナーの転職や転勤などで居住地が変わっても、フルリモート業務なので仕事を続けられます。
世界中どこにいても自分のライフステージに合わせて働ける
今後の目標を教えてください。
久野:以前もいろいろな国に住んだことはあるのですが、コロナが終息して状況が落ち着いたら、あらためて世界一周旅行をしてみたいです。リモートワークなら働きながら実現できます。
笠置:子供がある程度成長して自分の時間も増えたので、以前から考えていた分野の仕事に挑戦しました。HELP YOUは兼業が可能なので、どんどん新しいことにチャレンジしたい。そして、プライベートはもちろん、仕事面でも充実した「クオリティー・オブ・ライフ」の向上を目指していきたいですね。
まとめ
「海外にいても在宅で日本語を使って仕事ができる」「自分の都合に合わせて働ける」。HELP YOUには海外在住者が自らの働き方を選択し、活躍できる環境があります。ぜひ、HELP YOUへのジョインをご検討ください。
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