自宅保育しながら在宅ワークは可能? 0歳児ママの働き方

自宅保育しながら在宅ワークは可能? 0歳児ママの働き方

「在宅ワークに興味があるけど、小さい子どもがいるので一歩を踏み出せない……」という方へ。
私は、0歳の赤ちゃんのお世話をしながら在宅ワークをしている二児の母です。この記事では、育児をしながらどのように「HELP YOU(※)」の業務に取り組んでいるのか、在宅フリーランスである私の働き方を紹介します。まだまだ試行錯誤の毎日ですが、少しでもヒントが見つかれば幸いです。
※ オンラインアウトソーシング「HELP YOU」は在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス

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ライター

玉井だま
転勤妻で、2人の男の子ママ。正社員として6年間勤務していたが、夫の転勤と第一子出産を機に退職。フリーランスに転身し、2023年10月HELP YOUにジョイン。持続可能なキャリアを模索中。→執筆記事一覧

仕事のオファーが後押しに!産後2か月で仕事復帰

私は、現在4歳と0歳の子どもを育てています。2024年秋に第二子を出産し、その前後はお仕事をお休みしていましたが、産後3か月を迎える前に、少しずつ復帰することにしました。

きっかけはディレクターからのチャット

会社員のように、復職日が決まっていないのがフリーランス。私も明確な復帰時期は決めていませんでしたが、周りには産後3か月以内に復帰しているフリーランスママが多かったので、「そのくらいの時期かな」となんとなく考えていました。
そんな時、出産前にHELP YOUで担当していた案件のディレクター(※)からチャットが届きました。ありがたいことに、クライアント様との打合せで「(私が)復帰できそうであれば頼みたいお仕事がある」と話が出たとのこと。仕事から離れていた自分を求めていただけたことが嬉しく、きっと復帰のタイミングなんだと直感しました。
※クライアントの窓口となり案件を管理するHELP YOU内のポジション

心配事は事前にディレクターに相談

復帰するといっても、赤ちゃん中心の生活で時間の見通しが立ちにくい毎日。仕事と育児の両立なんてできるだろうか……と、正直不安も大きかったです。そこで、業務再開前の面談で、心配なことをすべて正直にディレクターに伝えました。

  • 確保できそうなリソースは、1日1~2時間程度のみ
  • 納期は、普段より長めに設定してもらいたい
  • オンラインミーティングに赤ちゃんも同席する可能性がある

事前になんでも相談できたのはとても心強く、ディレクターがクライアント様との間に入って上手く調整してくれたので、チーム制で働けるHELP YOUの強みを実感しました。クライアント様も私の状況を理解してくださり、自分のペースを優先して業務を再開できることとなりました。

仕事復帰に向けた3つの準備

現在のワークスペース。机上のあおむしは赤ちゃんのガラガラおもちゃ

毎日、育児と家事だけでもタスクが山積みです。同じ24時間の中に、仕事をどう組み込むのか……? 私はまず、使える時間を可視化することからはじめました。

赤ちゃんのお昼寝サイクルを見極める

毎朝、0歳の次男を連れて、4歳の長男を園へ送っていきます。次男はベビーカーの中でまとまった時間眠ることが多いので、送迎を終えて帰宅後の1〜2時間ならお仕事にあてられそうだとイメージしていました。

とはいえ、赤ちゃんもいつも規則正しいリズムとは限らないので(むしろイレギュラーばかり)、稼働時間は余裕をもって見積もっておくと安心です。

家事を最適化する

一日の家事をすべて書き出し「家事リスト」を作成しました。リストアップした家事を、緊急度や担当者ごとに振り分け優先順位をつけます。すると、最低限やればよい家事が明確になり、それ以外は後回しにすると決められました。たとえば、朝食の準備や長男の送迎などはマストですが、トイレ掃除はその日できなくてもOKとするなど。可視化することで、「あれもやらなきゃ」と焦ることが少なくなり、目の前のことに集中できるようになりました。また頼める家事は積極的に夫にお願いし、自分のタスクを減らします。家事代行を頼むのも有効です。我が家でも、週に1〜2回家事代行(行政の産後支援を活用)を利用しています。

ワークスペースを見直す

以前はダイニングテーブルで仕事をしていましたが、ねんね期の赤ちゃんを見ながら作業ができるように、座卓を準備しました。赤ちゃんをバウンサーに乗せてあやしつつ、すぐ横で仕事を進められるようワークスペースを整えました。

自宅保育と仕事を両立する時間術

実際に自宅保育をしながら働いているなかで感じるのは、業務の優先順位のつけ方が最も重要だということです。私の場合は、赤ちゃんがお昼寝している1〜2時間が勝負です。限られた時間の中で、何を選んでやるかが大事だなと痛感しています。赤ちゃんがいつ起きるかは、誰にも予想ができないので……。

相手へのアクションを最優先する

まず最優先するのは、相手が関わるタスクです。とにかく自分でボールを止めず、受けたボールは即座に投げることを意識しています。

次に、ある程度まとまった時間が必要なタスクに取り組みます。たとえば執筆など、集中力が必要な作業を進めます。自宅保育しながらの在宅ワークでは、まとまった時間を確保するのがなかなか難しいのが正直なところ。赤ちゃんが寝ている間、たとえ1時間でもPCの前に座って集中できる貴重な時間は、できるだけ逃したくありません。

逆に細切れでも進められるタスクは優先度を下げ、赤ちゃんがご機嫌にしている間を見計らって、ちょこちょこ取り組みます。

音声入力を活用する

地味ですが、私がかなり活用しているのが音声入力機能です。キーボードを打つよりも早いので時短になりますし、赤ちゃんを抱っこしていても文字入力ができるので、とても役立っています。

起動スピードを意識する

制限のある時間を有効活用するためには、最速で取り掛かることもポイントです。

たとえば、家を出る前に座卓にPCをセットしておき、帰宅後すぐ開始できるように準備しておくと、気持ちのスイッチも入れやすくなります。

無理なく働くためのメンタル

完璧を求めない

稼働時間の目安や計画があっても、赤ちゃんの生活リズムは予測できないことが多く、想定通りにはいかないものです。普段は寝る時間なのに全然寝ない……なんてことも、多々あります。あと1時間は寝るだろうと思ったら、5分足らずで起きてしまうことも。赤ちゃんが泣いたら、強制的に休憩時間! くらいに構えておくと、気が楽になります。

以下は、自宅保育をしながらHELP YOUで働くメンバーの、在宅ワークのコツを紹介した記事です。「子どものかまって攻撃はリフレッシュの機会」と記事中にあるのですが、まさにそんな心持ちでいるのが、心穏やかに働くカギだと感じます。

自宅保育だと在宅ワークは無理?1歳6か月児の母が学んだ環境づくりのコツ5選

少しずつでも積み上げれば前進する

まとまった作業時間がとりづらく、やりたいことがなかなか進まないと自分にイライラすることもあるかもしれません。ですが、わずかでも手を付ければ必ず前には進みます。進捗は早くはないかもしれませんが、コツコツやれば必ずゴールに近づく。焦らずドンと構えておくことも重要です。

まとめ

自宅保育と在宅ワークを両立することは、工夫次第で可能です。

産後の仕事復帰といっても、毎日まとまった時間働く必要はないのです。まずは自宅で1日1〜2時間から。0か100かではなく、0〜100までの選択肢がある子どもの成長に合わせて、稼働量を自分で調節できる。そんな働き方ができるのも、在宅フリーランスの良さだと感じています。

赤ちゃんがいても、自分のペースで働くことができる。HELP YOUには、同じように子育てをしながら自宅で働くメンバーも多く在籍しているので、理解や共感を得られやすいなと実感しています。
こんな働き方があるんだ! と思っていただけたら嬉しいです。ぜひ、最初の一歩を踏み出してみませんか?

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