新米ママの挑戦 くらしと仕事

新米ママの挑戦!実務未経験で英語の仕事を任された話

何かを始めるのに遅すぎることはない」という言葉はありますが、キャリアにおいて年齢が上がると選択肢が狭くなるのが現状です。

特に日本では、新卒一括採用が重視され、経験やスキルがない場合、年齢が上がると採用されにくくなります。

育児などで仕事に時間を充てることができないと、ハードルはより高くなるでしょう。

しかし、小さなステップを踏みながら経験を積むことで、きっと可能性は広がるはずです。

私自身は、HELP YOUで未経験から英語の仕事を始め、育児中でも少しずつやりたいことに挑戦できています。HELP YOUへ応募するにあたって準備したことや、実際に担当した業務について詳しくお伝えします。

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ライター

山﨑あゆみ
不動産業界、人材業界を経てHELP YOUにジョイン。好きな英語を生かして英文リサーチや翻訳進行管理などの業務に従事。夫と1歳の息子との3人暮らし。和書洋書問わず読書を通じて、新しいことを知り、気づきを得るのが好き。人間に生まれたからには勉強を楽しみながら生きていきたいと願う。→執筆記事一覧

やり直せない過去を後悔ばかりしていた私

1年間の浪人生活を経て、憧れの大学に入学しました。合格した直後の私は勉強に燃え尽き、典型的な「勉強しない大学生」でした。大学生活はアルバイトやサークルなどで充実した4年間でしたが、何か一つのことを極めきれず、中途半端に終わってしまいました。

就職活動では面接で話せることが少なく、何十社もの不採用通知を受け取る日々でした。幸い、ある企業にご縁をいただき入社。その後家庭の事情などで転職し、計3社で事務職等を経験しました。ただ、私が経験したのは一般的な事務業務であり、それが特別なスキルであるとは思えませんでした。

転職活動をするたびに、募集要項に記載された「実務経験●年以上」という条件に合わないことが息苦しく感じられました。「もったいない大学生活を送ってしまった」「新卒で就職活動している時、もっと新卒であることの価値を理解していればよかった」と後悔の念がありました。

趣味で洋書を読んでいましたが、業務で英語を使った経験もありませんでした。TOEICは大学生の時に受けたきりで、その後は距離を置いていました。英語を仕事にすることは憧れではありましたが、自分にはできないと思っていました。

ライターが趣味としている洋書 くらしと仕事

趣味の読書。

ライフステージの変化とHELP YOUとの出会い

結婚して福岡に住むことになり、契約社員として働いていた私は、妊娠したことで再びキャリアについて考える必要がありました。育休から復帰した時に、契約期間が更新されない可能性もあったからです。このまま退職すべきか、復帰して契約終了まで働くかで迷いました。

夫は「いったん退職して、子供が幼稚園に行くようになったらまた働けば良いじゃない」と言ってくれました。ですが、特別なスキルがない私に就業ブランクができた場合、キャリアの選択肢が更に狭まってしまう、と懸念していたので、退職の決断に踏み切れずにいました。

育児をしながら、少しでもキャリアを継続できないだろうか? そう思いながら情報収集をしていた時、HELP YOUの存在を知りました。自宅にいながらお子さんのそばで働くフリーランサーのエピソードがいくつも紹介されていたので、興味を持ったことを覚えています。

在宅フリーランスには特別な資格やスキルを持った人しかなれないと思い込んでいた私は、業務内容を見て意外に思いました。私が今まで経験してきたような文書作成や出張手配などの一般事務も、業務の一つに含まれていたからです。何のスキルもないと思っていた私が認められたようで嬉しくなりました。

HELP YOUのサイトに勇気付けられて、産休後は会社を退職することにしました。この時点では応募もしていないので、今思うと無謀だったかもしれません。

英語好きを証明し、自分に付加価値をつける

産前休暇中、健康状態も良く、人生で最後の長期休暇だと感じていました。

産後にはHELP YOUに応募することを目指していたので、自分のこれまでの経験に付加価値をつけることができないかと考えました。その中で、趣味が洋書であることから「英語が好きなことを証明したい」という思いが芽生えました。

これまで避けていたTOEICですが、やはり客観的に英語好きを理解してもらう方法の一つであると考え、挑戦することを決意。いざ勉強してみると、TOEICに出てくる文章は会社でよく使われる内容が中心であり、学生の頃より文脈を理解しやすくなったと感じました。

そこで「出産後1年以内にTOEICを受験し、HELP YOUに応募する」という新しい目標を立てました。

産後の勉強は育児中の癒し

息子は出産予定日の1日後、元気に産まれてくれました。産後しばらくは、息子がミルクを飲まない、ゲップが出ない、なぜ泣いているのか分からない、寝ないなど、とにかく心配なことばかりで、勉強どころではありませんでした。

しかし、4ヶ月を過ぎた頃から育児に慣れ始め、息子の生活リズムも整ってきたため、自分のペースで英語の勉強を再開しました。最初はTOEICに関係なく自分の好きな文章を英語で読むことから始め、無理をしないようにしました。赤ちゃんのお世話に切羽詰まっていた私にとって、勉強は自分自身の成長を実感しやすく、気分転換になりました。

もちろん出産前のように多く時間が取れたわけではありませんでしたが、育児に関するトピックを英語で調べたり、YouTubeで英語の音声を流しっぱなしにしたりと、工夫して英語学習を続けました。

TOEICを当日受けられるかのも心配していましたが、夫の仕事の都合もつき、産後6ヶ月の時に受験をすることができてひと安心。そして、自己最高得点である905点を取った時の喜びは今でも覚えています。

TOEICを受験した後、出産前に決めた通り、HELP YOUに応募。面接で私が勉強してきた経験を話したところ、「未経験でもチャレンジできる案件もある」と言っていただきました。採用通知が届いたときは本当に嬉しかったです。

HELP YOUジョイン後、英語の仕事に初挑戦!

ジョインしてからも、まずは自分が経験のある業務からスタートするつもりでした。しかし、1ヶ月も経たないうちに英文リサーチの業務が募集されたので、思い切って手を挙げてみることに。

ここでの英文リサーチとは、海外商品などの情報をWebで検索し、ヒットした英語ページを読解して内容をまとめることです。TOEICで英語の読解力を磨いた経験から、自分にはできるかもしれないと思い立候補。そして、ありがたいことに、未経験の私でもその業務をお任せいただけることになりました。

息子の睡眠リズムに合わせて業務に取り組むのは時間管理が大変でしたが、大好きな英語の仕事だったので、楽しく取り組むことができました。

その他にも、翻訳案件の進行役としてクライアントとやりとりをしながら、翻訳スタッフへの業務の割り振りや、納品までのスケジュール管理などを行っています。私自身が直接英語に関わるわけではありませんが、翻訳者さんのお仕事を近くで見ることができ、充実感を持って取り組んでいます。

まとめ

今振り返ると、HELP YOUに出会ってから思い切った挑戦を何回かしてきました。
会社を退職した、TOEICを受験した、HELP YOUに応募した、英語の業務に応募した…これらが正しい挑戦になるかはこれからの行動次第かと思います。しかし、少なくとも今の時点では、挑戦をして良かったです。

HELP YOUには、未経験者でも任せてもらえる案件があります。挑戦できる環境は、これまでの私にとって大変ありがたいものでした。また、未経験者に業務を任せるということは、任せる側にとっても大きな挑戦だと思います。挑戦には責任が伴うことを念頭に置きながら、誠実に業務に取り組んでいきたいと思っています。

過去を振り返るばかりだった私が、HELP YOUに出会い、未来を見ることができるようになりました。キャリアはいつからでも始められる、そう感じさせてくれた、HELP YOUに感謝しています。

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