今年はどんな1年にしたい?-実現に役立つ3つの観点-

2023年になって、もう1ヶ月が経とうとしています。「今年1年、どんなことをしていきたいか」年末年始で目標を掲げている方もいらっしゃれば、偶発性を大切にし、あえて目標を立てない方、そもそも目標を立てることが苦手・嫌いな方もいらっしゃるでしょう。僕はどちらでも良いと思いますし、人によってベストな方法が違うことは当然で、正解はないと思っています。

ただ、どんな方法をとったとしても、必要となってくるものが3つあると考えています。今日はその3つに触れながら、自分自身が2023年どうしたいかも話していけたらと思います。この記事がきっかけで、読者の方が自分の理想とする1年になれば嬉しく思います。

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ライター

西出裕貴
株式会社ニットにてインナーブランディングを担当。幸福度診断を活用した組織活性や企業理念・ビジョン・バリューの浸透と体現に取り組む。また月額定住サービスADDressを活用しながら多拠点生活中。パラレルキャリアでも活動し、各種フェスやイベントのコンサルや立ち上げ・運営の他、街づくり案件に従事。

ポイント①余白をもつ

最も簡単でありながら、実現している人がとても少ない「余白をもつ」。この「余白をもつ」ができていないと、持続して自分の理想的な1年を保つことが極めて困難となる。つまり、3つの観点の中で最も重要と言っても過言ではない。

現代人は本当に忙しい。これだけツールが揃い、技術革新が進んでいて、10年前の人と比較しても圧倒的に生産性が上がっているはずなのに、働く時間は何も変わっていない。それは資本主義が作り出している世界なのかもしれないが、現代社会は無意識に右肩成長を続けなければいけないという、一種の脅迫観念があるからかもしれない。

もちろんハードワークは時に必要な場面があるし、人生の中で経験した方が良いものでもある。しかし、フルマラソンに例えると分かりやすいが、どんなにトレーニングを積んだマラソン選手でも、50m走で走るような全力疾走で42.195kmを走ることは不可能だ。ハードワークが慢性的な状態は良好とは言えないし、現実的でもない。

また、余白をもたないとどうなるか。常に忙しい状態が続いて注意力が散漫になるなど、ベストなコンディションではないため、パフォーマンスの高い仕事や意思決定が難しくなるだろう。特にこれからの時代は、単純作業ほどツールに置き換わり、人間が行う業務はより思考性の問われるもの、正解がないものへとシフトしていく。

つまり余白をもつことで、思考が必要な仕事にも集中して向き合えることはもちろんのこと、余白があることで、今の仕事や暮らし以外の刺激を取り入れる余裕も生まれる。ちょっとした散歩、今まで読んでなかった本や映画を見てみる。一見すると「無駄」と思うものに取り組むことで、大きなきっかけを作り出す。

従って、余白をもつことがまず第一歩として大事となってくる。仮に2023年にやりたいことを掲げたとしても、あるいは、偶発的にやりたいことに出会ったとしても、余白がなければすぐにチャレンジできない。また余白がなければ、そういった「やりたい事」にも目が向かないのである。

では余白をもつためにはどうすれば良いか?「今働いている仕事時間を半分にするにはどうしたら良いか?」など、極端に考えてみよう。おそらく、より効率的な働き方を模索したり、単価を上げることを視野に入れたりするだろう。ただそれ以上に効果を発揮する視点が、「やらない」と決断することだ。

日々、仕事やキャリアの棚卸しをしていない限り、みなさんの想像以上に、私達は無駄な仕事をしていることが多い。仮にタスクの棚卸しをして、結果的に週の半分の時間しか残らないとなっても大丈夫。決してサボることにはならないから。削減できた半分の仕事量も、おそらく飛び込みの仕事で週5日となるので。

ポイント②心の動きをつかむ

余白が生まれた後に取り組むことは、心の動きをつかむこと。「楽しそう」「退屈そう」「やりたい」「やりたくない」「好き」「嫌い」など、ポジティブな感情、ネガティブな感情に問わず、客観的に自分自身を見つめ、その感情そのものを受け入れていくことが大切だ。

そして、5分や10分でも良いので内省をする機会を持つことが大事。もちろん日記を毎日書くなり、何かしら記録を残して、振り返る機会も取れるならベストではあるが、無理しない範囲でよい。

いつも以上にイライラしたり、嬉しかったりした時にだけ文字に起こす。あるいは、日常生活では歯磨きやお風呂に入っている時に、「今日1日楽しかったことや嫌だった事はあったか、その時の感情は?」そして、「なぜその感情をもったか」を振り返るレベル感でよい。

大事なことは、この内省する機会を定期的にもち、自分の心の動きを掴んでおくこと。そうすることで本来アクションを起こすべきタイミングを逃さないようになったり、より自分のなりたい姿に近づける決断を下せるようになる。

自分の理想とする人生を過ごせるかは、自分の過ごす環境が大きな要因になる。しかし、この環境要因も跳ね返せる、もしくは理想の環境要因を獲得できるようになる。その最大の武器は、自身の強い意志だ。意志はスキルも環境も超えることができる、また転換することができる存在。なので自分自身と向き合い、どんな気持ちかを掴み育むことが重要となってくる。

ポイント③つまみ喰いをする

余白をもち、自分の心の動きも捉えられるようになった先に大事になってくるもの、それはアクションを起こすことだ。このアクションは「GRIT」、つまり「やり抜く力」が重要だが、それほど強いものでなく、もっと気軽でよい。まずは小さくても良いから、ちょっとやってみるレベルから始めてみよう。

「百聞は一見にしかず」。やるかやらないかでその後の人生の意思決定や継続に大きく影響を及ぼす。1回やってみて、「違うなぁ」「しっくりしないなぁ」と思うならやめてもよい。やらないと分からない発見なので、自分に合わないと分かっただけでも進歩している。

いろいろ手を出し「つまみ食い」をしてみて、自分が「これだな!」と思うものを知り、アクションを起こすことで、より自分らしさを実現する1年にできる。まずは踏み出してみることを大切にすると良い。

また、その興味や関心がときめくレベル感である必要もない。運命の出会いと思えるものを求めがちだが、実際にそのくらい心が動くものは、一生に1度あるかないかくらいと思ったほうがよい。成功を勝ち取る大事な要因は、ほとんどが小さな好奇心から始まり、どんな時も少しでも良いから継続してやり続けていること。

自分自身の過去を振り返ってみても、同様のことが言える。継続している趣味や仕事、家庭のことでも些細なきっかけが起因していると思っている。

2023年 今年はどんな1年にしたい?

現在は2022年に植えた種が芽を出したり、思ってもいなかったような動きに巻き込まれるなど、周りにいるメンバーやチャンスに恵まれている。そのおかげで年明けから1ヶ月も立っていない段階で、すでにポジティブで想定外の出来事が生まれている。 2023年を一言で表すなら「食らいつく1年」。その理由は昨年でやりたい方向性が見えてきて、後は覚悟して進むことをコミットし、やり切ることが大事だなと感じているから。

できないからと言って死ぬわけではないし、失敗してもその失敗が他で活きてくるはずなので、ちゃんと向き合っていれば、どこかで花が咲くと思っている。人によっては、どんな未来になるか分からない状態で生きることを「苦」に思うかもしれないが、僕にとっては「ワクワク」な人生だ。

「今年の年末は、どんな心境になっているんだろう?」との自身の問いに、目を輝かせながら「今年もやりきった!最高に楽しい1年だった」と言えるよう、日々いろんなことに向き合って120%ぶつかっていく。そのためにも常に「余白をもち」、「自分の心の動きと向き合って」、「小さなアクションを起こし続けている」状態を維持したい。

週5日ニットの会社員としての仕事をしながら、並行して5つ以上のプロジェクトを回している今の状態を見て、「これ以上やれるのか?」と、他の人は心配するかもしれない。しかし、ただもう仕事している感覚ではなく、ひたすら楽しいと思うことを突き詰めてやっていくことで、僕は他の人が作れないものを生み出したり、オリジナルな価値を出せると信じている。だから、このまま突っ走っていく1年にしたい。

まとめ

自分が理想とする1年にするためには、目標の設定ではなく「余白をもつ」「心の動きをつかむ」「つまみ食いをする」の3つの観点が大事。そして最も大事になってくる要素は「余白をもつ」。一方で、大きなアクションをとる必要もなく、できることから着手し、内省をしながら継続すれば、理想の1年になります。ぜひ一緒にチャレンジしましょう。

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