お子さんが遊ぶ隣で在宅ワーク くらしと仕事

育児しながら仕事をすることってできるの?どちらも諦めずに両立する方法とは?【子どもと一緒に在宅ワーク】

お子さん2人が幼稚園に入るまで、お子さんと一緒に在宅でお仕事をされていた、HELP YOUで働く石黒舞さん。
運営や人事、営業など様々なチームに所属し、幅広い業務を行う石黒さんの仕事の取り組み方、お子さんとの向き合い方など、「子どもと一緒に在宅ワーク」を乗り切るコツをテーマにお話を伺いました。

ライター

青柳ことね
高校卒業後、本に囲まれていたい願望から、書店にて4年間接客業を経験。産後1ヶ月で仕事を再開し、1つのことに縛られず幅広く様々なことに挑戦したい思いでHELP YOUにもJOINし現在Wワーク中。ライティングをメインに日々入ってくる新しい情報を自分の知識とすべく奮闘中。→執筆記事一覧

単発の仕事から始まった子どもとの在宅ワーク

これまでの経歴を教えてください

高校を卒業した後、ショッピングセンターのインフォメーションセンターに7年半勤務していました。退職後は、ネイリストや求人広告会社で求人原稿の作成や請求書の発行など営業事務のお仕事を1年ほど経験し、上の子を出産しました。
上の子にアレルギーがあることが分かったので、仕事に戻るのは厳しいなと思ってクラウドソーシングの会社を通じて仕事を始めました。

具体的にはどんなお仕事をされていたんですか?

ライティングや求人広告の作成などをやっていました。クラウドソーシングの会社を通じて見つけた業務を単発でやっていたという感じですね。求人広告の作成は、継続して1ヶ月ぐらいはやっていたと思います。

安定した仕事と報酬を求めてHELP YOUに

その後にHELP YOUに入ったんですね。

そうですね。2人目を妊娠するまで1年ぐらいはクラウドソーシングでお仕事をしていました。ただ、クラウドソーシングは仕事や報酬が安定しないので、継続的にできる安定したお仕事を探していた時に、求人サイトでHELP YOUを知りました。「ここなら頑張った分、継続的に報酬に繋がるかも」と思い、応募しました。

今はHELP YOUでどんな業務を行っていますか?

カスタマーサクセスチームのサポートを行っています。他にも営業チームや採用・人事チームにも所属しています。採用・人事チームでは、応募者の対応や面接の前のお仕事体験などの対応をしています。

HELP YOUに入ってよかったと思うことはなんですか?

最初に期待していた通り、頑張ればそれだけ継続的にお仕事ができるので、報酬が安定してきますよね。在宅ワークという点ではクラウドソーシングと変わらないんですけど、安定した収入を得るには、組織に入った方が実現しやすいと感じています。

やはりクラウドソーシングでお仕事している時と、気持ちは全然違いますか?

全然違いますよね。クラウドソーシングの場合は、毎回仕事を自分で探さなければいけない。けど、HELP YOUの場合は、継続案件が多いので、次を見つけなきゃ、というのがないですから。
それから、毎回の仕事が「初めまして」じゃなくなる。仲間であるメンバー同士の初顔合わせと、契約をする時の初顔合わせって、心理的に全然違いますよね。

ご出産されてからは、お子さんが家にいらっしゃる中でお仕事されていたんですか?

そうですね。上の子も下の子も、幼稚園に入るまではずっと家にいましたね。

仕事中も常に子どもと同じ目線で

お子さんとツーショット くらしと仕事

お子さんが家にいる環境で仕事をするのは、なかなか大変だと思うんですが、仕事や子育てのバランスはどのようにしていますか?

仕事は仕事としての責任があるので、子どもが泣いたり、遊んでほしいと言ったりしても、仕事中は相手をしない、と決めていましたね。

ちなみに、下の子を妊娠中にHELP YOUにジョインしたのですが、出産後に1ヶ月の休みを取ってから、元のチームに復帰することができました。実は、クライアント様とのミーティングでは、見えないように授乳しながら参加したこともあります(笑)泣き声が入ったら他の人にフォローしていただいたり、慌てて会議ツールの音声をミュートにするなどして、参加していました。そのため、私が仕事をしているデスクのすぐそばで、寝かしつけもしていましたね。

なるほど……それはすごいですね!

ですから、私の仕事場は、ずっと座卓なんですよ。こたつのテーブルで仕事をしているので、子どもと目線はずっと一緒なんです。話しかけられても、基本的に私と子どもの目線の高さが一緒なので、喋りながらとか、膝に乗せてコミュニケーションをとりながら仕事をしていましたね。

お子さんが大きくなってくると、お母さんがそばにいないと泣いてしまうことが増えたり、色々と動きまわるようになったりと、仕事をしながら育児をするというのは大変なように思うのですが。

テーブルと椅子で仕事をしたり、別の部屋にいたりするわけではなく、ずっとリビングの座卓で仕事をしていたので、そこまで大変と感じたわけではなかったんです。

いつも子どものそばにいるので、下の子が横でハイハイしているのを見ていたり、下の子は下の子でyoutube見てるな、静かだなって思いながら仕事していましたね。さすがに2人同時に泣き喚かれたら困りますが。逆に今、幼稚園に通うようになり、送り迎えでその時間に仕事を中断しなければいけない方がストレスですかね(笑)

やろうと思えば「子どもと一緒に在宅ワーク」はできる!

では石黒さんとしては子どもがそばにいる環境でも、在宅で働くのは可能と感じているということですね。

そうですね。今は2人とも大きくなってきて、幼稚園が休みの日などには、話しかけてくることも増えたので、1〜2歳のあまり喋らない時の方が、気づいたらお昼寝してくれていることも多く、楽だったなと思いますね。

参考のために、石黒さんの今の仕事と家事の1日のスケジュールについて教えてください。

05:00 起床
05:30 洗濯/お弁当作り
07:00 上の子起床/朝ご飯/準備
07:30 下の子が起床 上の子を学校へ送っていく
08:30 下の子を幼稚園へ
09:00 or 09:30 仕事開始
15:00 上の子が学校から帰宅 宿題を見ながら仕事
16:00 幼稚園お迎え
17:00 家事しながら必要であればチャットや仕事の対応
18:00 PCは見ない!
22:00 就寝


とっても早起き……。石黒さんは「早起きだけど、その分早く寝てるから」と笑っていましたが、私の場合、産後は眠さが勝ってしまい早起きとは無縁の生活になってしまったので見習いたいですね。この時間以降はPCは開かない!という仕事とプライベートの切り替えの方法が石黒さんの中で定まっているというのが印象的でした。

完璧を目指さないことが両立のコツ

外出先での1枚 くらしと仕事

今後HELP YOUへ入りたいと考えている方や、子どもと一緒に仕事をしていきたいと考えている方に向けて、両立の方法や仕事と家事の切り替えのコツなどがあれば、教えてください。

完璧を目指したら無理ですね。

子どもはこう育てたい、仕事はこうしたいなど、どちらにも完璧を求めると、在宅で子どもを見ながら仕事をすることはできないと思います。

例えば、子どもにテレビを見せたくない、YouTubeを見せたくない、公園に連れていきたいとなると、仕事はいつしたら良いんだろうって、ストレスになると思うんですよね。

逆に、仕事に対して、絶対に何時から何時までやりたいって思うと、子どもに邪魔された時にストレスになってしまいます。「この時間は集中したい」「この時間は仕事がしたい」という時間があるなら、その時間は子どもが何をしていても、とりあえずさせてあげる。YouTube見ようが携帯見ようが、ゲームをしようが、テレビ見ようが、逆にありがとう、1人で遊んでくれてありがとうと思って、私は仕事に集中する。それで仕事が終わったら、子どもと遊ぶなり、一緒にテレビ見るなりすれば、両立できるかなと。

だから、こうしなきゃ!と思うと、在宅ワークと育児の両立は難しいかなと思いますね。家事を完璧にしたい、ご飯もたくさんの品数を作りたいと思っていたら、多分すごくストレスを感じて、どれも続かないんじゃないかな。

フルリモートで働いている方は、そんなに多くないと思うのですが(コロナ禍で一時的にリモートワークの方を除く)、周りの人は、石黒さんの働き方についてどんな反応をされますか?

ママ友にはいいなぁ、家で仕事できていいなぁ、とは言われます。

HELP YOUの業務は、仕事の内容によっては時間が固定されているものもありますが、「いつ働くか」を自分で選択することで、家族や子どもを優先して働くこともできます

現在やらせてもらっている運営のサポートのお仕事も、この時間に稼働しますという目安は伝えていますが、ピンポイントにこの時間にやらなければいけないというお仕事は少ないです。通勤という移動時間がない分、朝にバタバタすることもありません。子どもが幼稚園や学校に行く時間に合わせて稼働開始時間を決めることができるため、時間を自分で決められるという点で、この仕事は私の生活に合っているなと感じますね。

急なお迎えや、学校から電話がかかってきた場合も「少し抜けます」と一言伝えて、戻ってきたら仕事を再開するということもできます。

慣らし保育の期間や、学校が早く終わる日なども柔軟に対応できます。もちろんその分、できる時に仕事をこなすという仕事の管理も必須にはなりますが。

学校や幼稚園に行く子どもに、いつでも帰ってきていいよってそう思っています

外出先での1枚-2 くらしと仕事

お母さんがいつも家にいてくれるのはお子さんからしても嬉しいですよね。

確かに。私も子どもも「いつお迎えになっても大丈夫」という安心感がありますし、それはとてもありがたいです。
でも実は気になることがあって。在宅で働いていると、運動不足になるんですよ。ずっと家でパソコンと向き合っているのでだんだん姿勢も悪くなってきている気もしていて。だから、外で働きたいって気持ちは今もあるんですよ。

外で働きたいっていう気持ちがあるんですね!

あります。その方がメリハリもつくな、とか気分転換にもなるかなと。掛け持ちしたいなって思うんですけど、子どもに言ったら、「嫌だ!外で働かないで」って言われたり、いざ募集を見ていても、「この時間に固定かぁ、うーん」って、悩みながらいつも見て、いまだにHELP YOU一筋です。

頼ってもらい続けられるようにスキルアップがしたい

HELP YOUでの今の立場として、今後の目標や展望を教えてください。

これからもHELP YOUの中で、今と同じくらいにいろんな人に頼ってもらって、お仕事のオファーをもらい続けられるようにしていかなければないけないなとは思っています。

どういうポジションになりたいとか、目指したいっていうのは特にないんです。これまで様々なポジションを経験してきたので、あとはもう社員になることぐらいでしょうか。(笑)

そのぐらい全部のポジションを経験させてもらったので、石黒さんに聞けばわかる、石黒さんにお願いすれば安心、と思い続けてもらえるように、スキルアップはしていきたいですし、おろそかな仕事はしたくないなと。

今回のインタビューのように、何か頼みごとがあった時には、石黒さんに声をかけてみたら、と紹介してもらえるような人であり続けたいですね。

まとめ

2人のお子さんを家で見ながら仕事をしている石黒さん。
「子どもを近くで見ていたいけど、仕事もしたい」そんな想いを抱える人たちの背中を押してくれるようなお話をしていただきました。
頼られ続けられるようにスキルアップしたい、と仰っていたのがとても印象的でした。インタビューする方を探している時、真っ先にお名前が挙がった意味が分かった気がします。

「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンを掲げるHELP YOU。
子どもと一緒にいたい、けど働きたい。そんな想いを抱える方は石黒さんのHELP YOUでの働き方をぜひ参考にしてみてくださいね。

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