保育園ではなくあえて幼稚園を選ぶ、働くママの決め手とは? ~ユニークな幼稚園もまとめて紹介

幼稚園選びをする時、教育方針・自宅との距離・園の規模などさまざまな条件の中でも、やはり決め手は園の教育方針という方が多いのではないでしょうか。また、幼稚園を選ぶにあたって、ちょっと変わったユニークな教育方針の幼稚園を検討してみたいという方もいることでしょう。この記事では、働くママに向けて失敗しない幼稚園選びのコツや、個性的な教育方針の幼稚園を紹介していきます。「こんな幼稚園もあるんだ」「うちの子はどんな園に通わせたいかな」何を重視して幼稚園を選ぶか?考える際には、ぜひ参考にしてみてください。

ライター

くらしと仕事 編集部
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知っておきたい!失敗しない幼稚園選びのコツ

 

教育方針が家庭の考えとマッチしているか?

幼稚園の教育方針が明確なメッセージとして理解でき、それが自分たちの家庭の考え方と合っているかを確認しておくことは幼稚園選びの際にかなり重要なポイントです。子どもを預ける施設と家庭の考えが合っていないと、親と先生の言うことが違って子どもを混乱させてしまう結果になりかねません。幼稚園の教育方針がちゃんと先生や子どもたちの行動に反映されているか、見学などの機会にコミュニケーションを取ってチェックしておくとよいでしょう。

 

園の規模はどれくらい?

園の規模によって、その幼稚園の雰囲気が子どもの性格に合うかどうかで大きく関わってきます。例えば見知らぬ子と遊ぶことに抵抗のないタイプの子であれば、比較的大きな規模の園に入園させてもあまり緊張せず、慣れるまでに時間がかからないかもしれません。先生の目が届く範囲で他の子と遊ばせたいと思う場合は、少人数規模の園を候補に考えると良いでしょう。自分の子どもにはどれくらいの規模の園が最適か、家庭の考えと子どもの性格に照らし合わせて選ぶことをおすすめします。

 

保育時間はどのくらいなのか?

家庭のライフスタイルに合わせて、保育時間を確認しておく必要があります。特に仕事をしている場合、迎えに行くことができる時間が限られてしまいます。あまりに就業時間からお迎えまでがギリギリだと、間に合わなくなってしまうかも。延長保育ができるかどうかも確認しておきましょう。仕事と家庭を無理なく両立できるようなタイムスケジュールを想定しておくと安心です。

 

お弁当か給食か

昼食はお弁当が必要なのか給食制度なのかも、働くママにとって幼稚園選びの重要なポイントです。お弁当であれば手間はかかりますが、子どもの好き嫌いやアレルギーに対応した食事を用意することができるメリットが。また、子どもが喜んで食べてくれたら、頑張って作ったお弁当を通して離れている時間も親子でコミュニケーションができるという喜びにつながります。一方で、給食であれば費用はかかりますが、手間いらずでバランスのとれた食生活をさせることができます。それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで、幼稚園選びをしてみると良いのでは?

 

園の距離は自宅から近いのか

最後に、園の距離は幼稚園選びの大きな要因となってきますので紹介しておきます。自宅と園との距離が近いほど子どもの負担は少なくなること、何より緊急時にはすぐに幼稚園へ迎えに行くことができることが大きなメリットになると思います。また、通園手段によっても考慮するポイントは変わり、徒歩であれば子どもが安全に通えるかどうか、通園バスであれば自宅の近くを通っているかどうかなどを予めチェックしておく必要があります。

 

都内近郊でユニークな教育方針の幼稚園

ここでは、都内近郊にあるちょっと変わったユニークな教育方針の幼稚園についていくつかピックアップしていきます。

 

ふじようちえん

ふじようちえんは、教育方針として子どもが育ち自立していくことに重きをおき、さまざまな工夫を幼稚園の中に取り入れています。例えば、子どもたちが思い切り走り回ることができるドーナツ型の園舎は、デザインの楽しさだけではなく、遮るものがないので先生の目が届きやすく子どもたちの見守りにつながっています。また、園舎の屋上に屋根から地面までの滑り台や天窓を設けることで、園舎自体に「遊び」を取り入れ、子どもたち自身が遊びながら創造性豊かに育つ空間になっていることが最大の特徴でしょう。

 

伸びる会幼稚園

伸びる会幼稚園は教育方針として、忍耐力のある子どもを育成するための「自立主義の教育」、教育的経験を通して子どもの自己発展を助成する「底辺を伸ばす教育」、知的好奇心を高めて学びへと発展させる「遊びながらの教育」の3つを掲げています。「経験から発生する幼児の主体的な学び」を尊重し、英語・音楽・算数・体育などの教養と自立育成のための課外活動を行うことで、自立への芽をはぐくむことができます。

 

レストナック幼稚園

レストナック幼稚園は教育方針として、カトリックの精神に基づいて命の大切さを学ぶことを重視しており、そのための教育制度や活動を取り入れています。たとえば、1日のほとんどを異なる年齢と一緒に過ごす「縦割りクラス」や、楽しみながら集中力とリズム感を身につける「リトミック」、自主性や想像力を培う「モンテッソーリ教育」などがあります。これらの制度や活動を通してお互いを尊重し心を育むことは、カトリックならではの教育方針ではないでしょうか。

 

中央幼稚園

中央幼稚園は教育方針として、3つの”C”、つまりConfidence(日々の経験を大切にし、自信を持たせる。)、Contents(子どもたちが正しく育つために必要な教育を十二分に。)、Competence(能力があるからやるのではなく、やることによって能力が育つ。)を掲げています。また、リズム・ことば・からだの3つを教育活動の柱に、早期詰め込み型教育ではなく、運動・音楽・制作・遊びなどから子どもがしなやかなで強い心と体に育つよう目指している幼稚園です。

 

福増幼稚園

福増幼稚園は教育方針として、キリスト教教育の原則に基づいて、知育・徳育・体育の発達を目的とした保育を掲げています。リトミック・習字・読書などの教育内容が充実しているのはもちろんのこと、 入園前の親子支援にも力を入れています。FUKUMASU BASE(フクマスベース)という倉庫跡をオシャレに活かした建物があり、子どもたちが自由に遊べる空間、地域の人や卒園児たちも利用できる施設になっています。また、大きな規模の幼稚園であるため、その点を魅力に感じるママにはおすすめです。

 

地方でユニークな教育方針の幼稚園

 

第一幼稚園

第一幼稚園は、熊本にある幼稚園です。教育方針としては「元気で楽しい幼稚園」を掲げており、まさにその教育方針を体現した施設といえます。この幼稚園は他の園とは異なり、遊び心がたくさん散りばめられた工夫がされています。たとえば、開閉式の屋根によって雨が降った後は水たまりができるように設計されていたり、子どもたちに自由な空間で遊んでもらうために屋根や仕切りをなくしたり、面白い取り組みがこの施設にはあります。良い刺激を受けて、、子どもの遊びや発想にも広がりが生まれるかも?

 

志楽幼稚園

志楽幼稚園は京都府にある幼稚園です。教育方針としては「集団生活を通して 一人ひとりが自分の力をのびのびと発揮できる保育」を掲げており、個人の能力を最大限引き延ばす取り組みがなされています。たとえば、ひらがな学習でも単調な学習ではなく、遊びの要素をふんだんに取り入れて五感を使って学習することに力を入れています。この幼稚園「らしさ」、オリジナリティーのある学習方法をゼロから考えて実践していることがユニークなのではないでしょうか。

 

星の光幼稚園

星の光幼稚園は、大阪府にある幼稚園です。教育方針としては、子どもたちの中にある才能を発掘して育てることを主に掲げています。子どもが自ら考え、創意工夫をこらす力を養うための「SIあそび」や「叱らない教育方法」を通して、どんなことでも自ら進んで挑戦できるような環境づくりをしています。また、英語・ダンス・音楽・ICTなど時代に合わせたプルグラムを行っているのも魅力。

 

サニーサイドインターナショナルスクール

サニーサイドインターナショナルスクールは、岐阜県にある幼稚園です。教育方針として、20年後の社会で世界中の人々の平和に貢献できる人材育成をしていくことを掲げています。「インターナショナルスクール」の名の通り、英語教育に主眼を置き、園生活の半分を英語で過ごす環境にしています。また、英語教育も暗記のような詰め込み型ではなく、子どもが自ら興味をもって学習を進められるような探求型の教育にしているところが特徴的です。今後の社会の流れはよりグローバル化が進み、英語のスキルは子どものコミュニケーション能力を後押しするものになるでしょう。

 

三好桃山幼稚園

三好桃山幼稚園は、愛知県にある幼稚園です。教育方針として「自信と勇気 思考力とユーモアのある子を願う」と掲げており、独創的な取り組みをしています。謎の忍者からの巻物に記された修行をこなしていく「忍者保育」では、あらゆる保育を修行に見立てて子どもたちが能動的にチャレンジしたくなるような仕掛けをしています。また、子どもたち一人ひとりの目標に合わせて修行が行われるので、無理なく遊びながら成長していける点に温かみが感じられる幼稚園です。

 

幼稚園選びの方針が定まっても悩みはたくさん・・・。そんな悩みはこれで解消!

幼稚園選びの方向性を決めて幼稚園を探しても、働くママが抱える悩みは多く、特にライフワークバランスがしっかり保てるかどうかが気がかりなところだと思います。ここではそんな働くママが抱えている悩みをできるだけ解消していけるよう、提案していきます。仕事探しや働き方についても合わせて紹介ます!

 

特別な幼稚園に入れたら、幼稚園ママの負担が増えそう

結論からいうと、特別な幼稚園に入園させたからといって幼稚園ママの負担が増えるとは限りません。延長保育や長期休暇時の保育を行っている幼稚園、行事が多いかどうかなどは園によってばらばらなので、前もって確認しておく必要があります。園ママには働いている人がある程度いるのかどうか、もし行事に行けなかった場合でも子どもが寂しい思いをしなくて済みそうか、見学会などの機会に先生に聞いてみると良いでしょう。

 

ママ友との付き合いが大変そう

幼稚園は保育園に比べて送迎時間が早く、専業主婦の幼稚園ママが多いため、濃密なママ友付き合いもあります。そんなママ友付き合いに大変さを感じている方は、ほどよい距離感で無理のない付き合いをするのが無難。ママ友は子ども同士の付き合いがあるうえで成り立つものですから、なかなかママ友からの誘いを断れないというのもよく聞く話ではあります。そうは言っても、ただでさえ仕事で忙しくしているのですから無理をしてまで付き合う必要はありません。無難にやり過ごすのが1番でしょう。

 

幼稚園に通わせると頻繁に起こる「子どもの熱問題」。どうやって対処しよう

これは幼稚園・保育園に限らずですが、集団生活に入ると他の子どもから風邪をもらってくることがしばしば……。仕事と子どものお世話の両方をしている幼稚園ママにとっては頭の痛い問題ですが、なんとかしてお迎えにいかないといけないのが現実です。そんな時でも、例えば時間に自由の利くリモートワークであれば、急な子どもの発熱にも対応できます。子どもの熱問題にどうやって対処してきたか、実体験を以下のコラムにまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

参考)
働くママにとって気になる子どもの病気、在宅ワークの柔軟対応法!

 

 

仕事との両立ができるかどうか不安になってしまう

実際に幼稚園に子どもを通わせながら仕事をするママは、まだまだ少数派のように感じます。幼稚園は保育園に比べて延長保育や長期休暇時の保育を行っているところが少なく、年間行事も多いため仕事との調整が難しいといった悩みを抱えることが考えられます。ですが、実際に仕事をしながら幼稚園に通わせているワーキングマザーもたくさんいます!時間や場所を問わないリモートワークを仕事に選んで、幼稚園に子どもを通わせながら仕事との両立を実現しているママも。以下のコラムを参考に、改めてママ自身の働き方を見直すきっかけにしても良いのではないでしょうか。

参考)
幼稚園ママの働き方。在宅ワーカーの私の場合
保育園ではなく幼稚園という選択肢 前編~幼稚園に預けて働くための基礎知識
保育園ではなく幼稚園という選択肢 後編~幼稚園を上手に活用するために

まとめ

幼稚園選びのコツから東京エリアのちょっと変わった教育方針の幼稚園について紹介してきました。特にユニークな教育方針の幼稚園では教育内容だけにとどまらず、園舎のデザインまで遊び心がある施設もありました。もちろん、上記で紹介した施設だけでなく個性豊かな幼稚園は全国に多く存在しています。この記事をきっかけに視野を広げて幼稚園探しをしてみると、子どもの将来の選択肢の幅にも広がりが出てくるのではないかと思います。