夏休み、働くママが避けて通れないお弁当作りの負担を軽くするコツ

子どもたちが夏休み、ママたちが気がかりなのはお弁当作り。

ライター

あん☆な
子育て奮闘中のママではあるものの、何かチャレンジしてみたい、社会に役立てることがしたい意欲に駆られ在宅ワークを決意!育児の合間に執筆活動を行う専業主婦。1日1楽がモットー。

親が負担にならない工夫

マクロミルの調査によると、小学生の子どもの夏休み中、働くママが最も負担・不安を感じるのは「食事の用意」で68%という結果が出ています。夏休み中は、学童に通わせるにもお弁当を持たせなければいけなくて大変! といった声も。

 

 

子どもの楽しみでもある手作りのお弁当、少しでも負担を減らしつつ作れるようにしたいですね。そこで、夏休み中のお弁当作りのコツをご紹介したいと思います。お弁当作りは毎日のことなので、手間や時間がかからない方法が1番。かといって、彩りの悪い手抜きのお弁当は持たせたくない。忙しい朝の時間帯、手早くお弁当作りを済ませたい方に実践して欲しい時短方法をお伝えします。

1、夕飯作りと一緒に翌日のお弁当の下ごしらえを済ませておく

 

夕飯作りの時に翌日のお弁当のおかずも一緒に考えておけば、朝にバタバタせずに済みます。夕飯の際に、お弁当に入れられそうなおかずを取り置きしておいたり、あらかじめ下ごしらえを済ませておいたりするといいですよ。

 

2、フライパンは同時調理で2~3品作ってしまえば楽

フライパンは大きめのものを使い、一度に数品、同時調理することで時短となります。最近では、フライパンで同時調理ができるグッズが100円ショップなどにも売られています。例えばシリコンの卵焼き型を活用すると、フライパンの真ん中で卵焼きを作りながら空いたスペースで他の物が作れます。フライパンシートを用いれば、フライパンが汚れないので、手間も省けます。

 

3、ご飯のバリエーションを増やしておく

毎日のおかずを何にするかで頭を悩ましがちですが、ご飯をひと工夫するだけであっという間に全然違ったお弁当になります。白飯や、ふりかけご飯、おにぎりだけではなく、そぼろご飯やしらす混ぜご飯などアレンジを加えてみるのもグッド。二色のどんぶり風に、鮭フレークと卵や、そぼろと卵、などをご飯に乘せると、ご飯にボリュームが出るのでおかずを少し減らすこともできますね。

 

4、お弁当の隙間埋めのための食材を常備

お弁当作りが上手な人は、隙間埋めが上手くできています。隙間を詰めるのに時間がかかっている人もいるのではないでしょうか?そんな時にあたふたしない為にも、隙間埋めに役立つ食材をいくつか常備しておくと便利です。ミニトマトやブロッコリー、アスパラ、ウインナー、ちくわ、かまぼこ、うずらの卵などは彩りもプラスしてくれる食材ですので、バランスよく詰めればより華やかになります。

 

5、時短に欠かせない冷凍食品やチルド食品も組み合わせて活用

手作りにこだわる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、冷凍食品等は、時短にはもってこいの救世主食材。詰めやすいようにカップに入っているものもあり、うまく組み合わせて利用するのも手です。今や、種類も豊富なので、子どもの好きなものを入れてあげるといいでしょう。

 

子どもが飽きない工夫

子どもが毎日楽しみにしているお弁当。代わり映えのないお弁当では子どもも飽きてしまいます。お弁当の時間が、より楽しみになるようなバリエーションがたくさんあるといいですね。そこで、子どもたちが食べたくなるお弁当作りのちょっとした工夫をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

1、彩りが豊かだと美味しそうに見える

彩りが豊かなお弁当は必然的に栄養のバランスのよいお弁当になります。お弁当のフタを開けた時に「わあ!美味しそう!」と感じるのはまずは視覚から。子どもたちがワクワク、食欲が沸くような彩り豊かな食材が並んでいるのがポイントです。赤・青・黄色の食材をまんべんなく盛り付けるのがポイントです。ミニトマトやブロッコリー、卵焼き等が入ると明るくなりますね。

 

2、食材を可愛く盛り付ける

忙しいときほどこれが大変!と感じる方もいると思いますが、簡単に可愛い形に仕上がる型抜きなどもたくさん売っているので、きゅうりやハム、チーズなどは型抜きを利用して盛り付けるのも効果的です。他にも、卵焼きをいつもと違う形に切ってハート風に盛りつけると、不器用な人でも無理なく可愛いお弁当が作れますよ。

 

3、ピックやバランで華やかさをプラス

ピックやバランもたくさんの種類があり、お弁当の盛り上げ役にピッタリのグッズです。可愛くなるだけではなく、子どもたちもピックが刺さっていることで食べやすくなるメリットも。バランでうまくおかずの仕切りを作り、見た目も楽しいお弁当を作りましょう。

 

4、好きな食べ物もしっかり盛り込む

子どもの好きなおかずを1品は入れてあげると、一層喜ぶこと間違いなしです。毎日同じおかずでは飽きてしまうので、好きな食材を使ったアレンジ方法などのレパートリーがあると困らずに済みますよ。

 

5、小分けのカップでおかずをバランス良く詰める

おかずをバランスよく詰めるのには、小分けカップが大活躍。キャラクターの物や動物、乗り物など、子どもが喜ぶ柄がたくさんあります。ちょっと彩りが悪いかなというおかずもカップに詰めると一瞬で華やかに。さらに、お弁当箱に詰めやすくなるのでぜひ利用してみてください。お弁当箱が汚れずに片付けも楽々で、親にもありがたいグッズです。

 

夏のお弁当はしっかり食中毒対策

真夏のお弁当作りで気をつけたいのが食中毒。気温が高い中でのお弁当は腐敗が心配になります。夏の食中毒対策はどのように行えばいいのでしょうか?忙しい朝でもできる、食中毒を防ぐ工夫があります。子どもたちを守るためにも気をつけておきたいポイントをいくつかあげてみたいと思います。

 

1、食材はしっかりと火を通す

これは当たり前のことですが、しっかりと火を通しておかないと、傷みやすくなり、食中毒の原因となってしまいます。練り製品なども加熱することをおすすめします。

 

2、生野菜はできたら控えめにするのが無難

彩りを豊かにしてくれるプチトマトや、きゅうりなどの生野菜も気をつけたい食品です。野菜を入れる場合は生のままではなく、甘酢漬けやマリネなどにするといいでしょう。

 

3、水分が出にくいおかずをチョイス

水分が出やすいおかずは、なるべく控えることが大事。お浸しや煮物、和物などの汁気が傷みの原因になるのです。水分が出やすいおかずを入れるときはしっかりと汁気を切ってから入れてくださいね。

 

4、殺菌作用のある食材をプラスする

夏場は梅干し!なんて言うのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?食材の中には、殺菌や抗菌効果のあるものもいろいろとあります。梅干の他にも、例えば、お酢、生姜、大葉、カレー粉などを入れてみてはいかがでしょうか。

 

5、おかずは新鮮なものを

なるべく当日の朝作ったおかずを入れるのがいいのですが、前日の作り置きしたものを入れたい時は、必ず再加熱をし、火をしっかりと通すことが大事です。

 

6、詰めたら冷めるのを待ってからフタを閉める

食材が温かいままフタをしてしまうと、フタの裏に水滴がたくさん!という経験をしたことがある人もいますよね。この水滴が原因でおかずが傷んでしまうのです。作りたては粗熱を取り、冷めてから詰めるようにしてください。

 

7、冷凍おかずをそのまま詰める

最近では自然解凍が可能な冷凍食品を見かけるようになりました。冷凍の枝豆など、そのままお弁当に詰めてしまうのも良いです。すべての冷凍食品がオッケーというわけではないので、冷凍食品の中でも自然解凍可能なものを選んで詰めてくださいね。

 

8、保冷剤や抗菌シートなどを活用する

夏場にはお弁当グッズとして保冷剤や抗菌シートなど、食中毒防止に役立つグッズが数多く出回ります。これらの便利グッズも合わせて使うことで食中毒対策も万全に。お弁当を詰め終わったら、最後に保冷剤を入れたり、抗菌シートをかぶせたりするなど、念には念を入れましょう。

 

夏休みのお弁当作りは時短・安心・安全が基本

夏休みのお弁当作り、負担を感じるワーキングマザーのみなさんも多くいらっしゃると思います。今回ご紹介したポイントを押さえ、子どもたちのために美味しく、安心して食べられるお弁当作りに役立ててくださいね。

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