
採用担当者が聞く!2児のママが在宅ワークで叶えた、自分らしい働き方とは
結婚や出産、パートナーの転勤などがきっかけで働き方に悩み、正社員とは別の働き方を検討している方も多いのではないでしょうか。オンラインアウトソーシング(※1)「HELP YOU」には、そういった悩みを経験し、ライフスタイルの変化に柔軟に対応しながら、自分らしい働き方で活動しているフリーランスメンバーが多く所属しています。
そんなメンバーのうちの一人で、HELP YOUにジョインしてから1年が経った鶴田麻衣子さんと、当時の面接担当者である福嶋浩子さんが、面接〜現在までの1年間を振り返りました。
2人の子どもを育てる傍ら、フリーランスとしてどのように案件を獲得し、会社員時代の経験をどう今に活かしているのでしょうか。
採用担当者とHELP YOUにジョインしたメンバー、それぞれの視点が伝わる対談となっています。
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目次
インタビュイー
インタビュアー
ライター
転勤妻がコロナ禍で感じた、在宅ワークの可能性
福嶋さん:鶴田さんがHELP YOUを知ったきっかけや、応募しようと思った決め手は何ですか?
鶴田さん:HELP YOUを知ったきっかけは「くらしと仕事(※2)」の記事です。自分の働き方や未来に悩んでいた方が、HELP YOUで仕事をしていくなかで次第に迷いが晴れていき、楽しく仕事ができるようになったというエピソードが紹介されていました。
完全在宅の仕事には興味があった一方で、どのような方がどのような仕事をしているのか、インターネット上の情報だけではわからないと感じることも。ですが「くらしと仕事」の記事の内容はまっすぐ心に入ってきた印象でした。
家族優先の今、自分らしく働くためには
鶴田さん:私自身、今2歳と4歳の子どもがいますが、生まれた時期がちょうどコロナ禍だったこともあり、産む前と後でライフスタイルや物事の考え方、働き方までがらっと変わりました。
福嶋さん:家庭環境が変わっても仕事はしたい、という思いがあったのですね。
鶴田さん:「好きな仕事だから早く戻りたい」という気持ちが強く、出勤のペースを調整しながら復帰する予定でしたが、夫の転勤が決まりました。拠点を別々にするわけにもいかず、退職を決意。
冷静に考えてみると、家族の事情で拠点を移すたびに仕事を探して、一からその土地で人間関係を構築していきながら家事や子育ても……というのは、私にとっては非常にハードルの高いことに感じました。
このような自分自身の状況と「くらしと仕事」で読んだ記事で語られていた内容がリンクしたことを覚えています。
それなら自宅で自分のペースで、場所にとらわれずに働ける環境づくりにチャレンジしてみてもいいのではと思い、在宅ワークについて調べるなかでHELP YOUに出会いました。
環境が変わっても自分らしく仕事ができる場所があれば、収入や精神面の安定にもつながると思います。また、インターネット環境があればどこでも仕事ができるというのは、自分の望みとマッチしていました。
在宅ワークで実現した、子どもに寄り添う働き方とは
福嶋さん:実際にHELP YOUにジョインしてみて、柔軟な働き方は実現できていますか?
鶴田さん:はい。子どもの体調の関係で仕事ができない期間もあり、私だけでなく夫や母も仕事の調整が必要な状況でした。私の場合は、いつも業務を依頼してくれていたディレクターに「新規の案件の受付はしばらく難しいです」と伝えました。
復帰時期がはっきりしない状況でしたが、事前相談で業務量の調整ができたことにより、子どもの体調や精神面の回復にじっくり向き合うことができました。結果的に、早期の体調回復と仕事復帰を叶えられたような気がします。会社勤めであれば職場の人間関係や業務量の負担、偏りが気になって復帰を焦っていたかもしれません。
面接から案件獲得まで──快活さでつかんだご縁
福嶋さん:ジョインのきっかけこそパートナーの転勤でしたが、柔軟な働き方にシフトしたことで、結果的にお子さんのケアに集中できたのですね。
面接で活きたオンラインでのコミュニケーション経験
福嶋さん:面接当時を振り返ると、明るく元気な方という印象で、HELP YOUで働きたい! という思いを感じました。面接で意識したことはありますか?
鶴田さん:ありのままの自分でいること、ハキハキと話すことを意識しました。以前、遠方の方とオンライン上で仕事をしたことがあります。その際に、明るく挨拶をする・頂いた連絡に求められている返事をする、ということが対面より難しいと感じた経験があるためです。
不採用が続くも、コミュ力で引き寄せた次のチャンス
福嶋さん:ジョインする前と後で、印象やイメージにギャップはありましたか?
福嶋さん:お仕事を軌道に乗せられたようで何よりです。HELP YOUでは、挙手と適性により案件ごとの担当者が決まる仕組み上、アピールが苦手な方は案件獲得が難しいと聞いています。鶴田さんの積極性が、HELP YOUの仕組みとマッチしたのかもしれませんね。
鶴田さん:それが実は、いくつかの案件に挙手しましたが、担当者の候補は私だけではなく、ほかのスタッフに担当が決まるケースもありました。しかし、そんななかで、あるディレクター(※3)から「別の案件を担当してみませんか?」と連絡をもらったんです。それが、初めて担当した案件でした。その後も、同じディレクターからいくつか仕事依頼の連絡をもらいました。
福嶋さん:そう考えると、案件に応募する際のコミュニケーションは、想像以上に重要なんですね。たとえ挙手した案件の担当に選ばれなかったとしても、鶴田さんのように、明瞭な受け答えや快活なお人柄が、次のチャンスにつながることもあるのだと感じました。
在宅でも意外と役立つ、電話営業のコミュ力と金融知識
福嶋さん:そのディレクターとのご縁を起点に、どういった業務に携わってきましたか?
鶴田さん:SNSキャンペーン当選者の選定と当選した方への連絡業務や、アンケート集計の業務を担当してきました。
幅広い学習意欲と、業界知識でチームに貢献
福嶋さん:面接時に、鶴田さんはポートフォリオを提出してくれましたよね。クリエイターとして活動されてない方で、提出する方は多くないので、印象に残っています。
福嶋さん:多方面への好奇心や学習意欲が伝わってきて、HELP YOUのように多様な業務がある環境では、携われる仕事の幅も広がりそうだと感じました。では、 これまでの業務経験やスキルは、現在の仕事にどう活かされていますか?
鶴田さん:化粧品会社に勤めていた頃は、商品の説明やアフターフォローなどの電話営業を担当していました。伝えるべきことをしっかり伝える、という最低限のコミュニケーションができるのは、電話営業の経験が役に立っていると思います。
鶴田さん:また、クレジットカード会社でオートローンや住宅ローンに関する仕事をしたこともあり、リスクヘッジや調整型コミュニケーションスキルが身に付きました。今メインで担当している案件と似ている部分もあり、仕事の全体像を頭に描きながら業務ができています。前職を辞めた時は、今まで身に付けたスキルを他で活かせるのか? と思っていましたが、当時の経験が形を変えて生きるケースもあるのだと知りました。
福嶋さん:私自身も、業界の専門的な知識がHELP YOUの仕事でも活かされているのは、意外な発見でした!
主体的なコミュニケーションで在宅ワークを円滑に
福嶋さん:案件の担当ディレクターから、鶴田さんは連絡がスピーディーかつ的確で、業務内容の確認や報告も素晴らしいと伺っています。普段仕事をするうえで意識されていることは何ですか?
福嶋さん:面接時は話題が豊富で、話を膨らませるのが得意という印象でした。テキストコミュニケーションでは切り替えて、簡潔なやり取りをしているのは、良い意味でのギャップですね。
一方で、HELP YOUに入って苦労したことはありますか?
鶴田さん:担当した案件の中には、自分でも無理なくできそうだと感じて挙手をして、チームに入ったものの、思っていた以上に苦戦したものもありました。普段は子どもが保育園に行っている日中に業務をしていましたが、子どもが寝た後もやり方を調べて、何とかして期日に間に合わせました。

海中水族館シードーナツという施設で、イルカと触れ合えるイベントに参加した時のもの
子育て仲間もいて、働き続けたいと思える環境に
福嶋さん:仕事に限らず、HELP YOUに入ってよかったことは何ですか?
鶴田さん:チームメンバーと子どもの話をすることが、息抜きになっています。子どもの年齢が近い方・離れている方がいますが、こういった話ができる環境が会社勤め以外でも実現するとは思いませんでした。
福嶋さん:もともとHELP YOUのコミュニティやつながりに期待をされていましたよね。期待が大きい分、入ってみたら想像よりはメンバーとコミュニケーションの機会が少ないな……というギャップを感じてしまうのでは? と少し心配でした。実際は、以前会社で働いていたような感覚で、息抜きができていると知れて安心しました。
福嶋さん:今後やってみたいことはありますか?
鶴田さん:できるだけ長く続けたいと思っています。子どもが成長するなかで、またライフスタイルが変わっていくと思いますが、HELP YOUなら自分の努力次第で柔軟に対応できると感じています。一緒に働くメンバーや運営チームの人柄、素敵な部分がそう思うきっかけになりました。
インタビューを終えて 福嶋さん:
クリエイター職ではありませんが、ポートフォリオを提出された面接時の姿が印象的だった鶴田さん。当時感じた強い学習意欲は、今では多様な業務への挑戦につながっています。さらに、金融系の知識を活かして活躍されていると知り、自ら可能性を広げている姿は、採用担当として学ばされる思いがあります。人が持つ力や可能性は、出会った瞬間だけでは図り切れないものだと、改めて実感しました。
そして今はお子さんとの時間を大切にしながら、ご自身に合った働き方を実現されている姿を拝見できることは、採用に関わった者として、何より嬉しく感じています。
まとめ
また、採用基準としてスキルはもちろん大切ですが、それ以上に「仕事への熱量」を伝えることが大切だと福嶋さんはいいます。鶴田さんのように、クリエイター職でなくてもポートフォリオを作成して提出するなど、自分なりの熱意の伝え方が見つかれば、フリーランスとしてチャンスをつかむ機会が広がるのではないでしょうか。
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