自分、健康妊婦! という思い込みの恐怖

まさかのお仕事禁止令?

こんにちは! 函館で「HELP YOU」のオンラインアウトソーシング(在宅ワーカー)をしている伊藤尚(いとうなお)です。先日妊娠7か月に突入し、胎動が「もにもに」から「もすんもすん」という形に変化しました。そんなタイミングで起こった出来事です。

ライター

伊藤尚
北海道・函館市に夫と娘と3人で暮らす、アラサーの主婦ライターです。主に、書いたり(文章や画像を)加工したりしています。あとは話したり、撮ったり、デザインしたり。趣味はトロンボーンアンサンブルです。

自分は健康妊婦だという思い込み

常日頃から健康に自信(きっと大きなことは何もないだろう、という思い込み)の元、妊娠しても比較的元のままのペースで仕事を続けていました。

安定期だから大丈夫!と2時ぐらいまでかかって原稿を上げ

友達の結婚式に出席→しっかり2次会まで参加

なんか咳が出るな~と思いながら仕事

大学時代の後輩が神奈川から来るということで飲み会に(もちろんノンアル)

なんかくしゃみが止まらないな~と思いながら仕事(産院からもらったアレルギーの薬服用)

咳・くしゃみが止まらず、そのたびにお腹が痛いため「早めに妊婦健診行っていいですか?」と病院に電話

「来れるなら今からでも来たほうが…」とPM8:00に言われるも、翌早朝取材があるので「明日行きます~」とお返事

北海道はJR等の都合で村上春樹氏著の「騎士団長殺し」発売が遅れたため、早朝に書店に駆けつけるハルキストを取材

心配した両親に連れられ病院直行

……いつの間にか、切迫早産になりかかってました。

そのまま薬を飲んで療養すればOK?と思いきや

いつの間にか子宮頸管なるものが3cmになっているとのこと。「これ以上短くなったらお仕事できなくなるから~、あ、2cm切ったら入院だからね!」と先生に言われ。あれ?自分健康妊婦で2週間後には札幌まで出産前(夫と二人きり最後!)のコンサート旅行するつもりが、「いやいや、長距離なんてダメだから」、とぶった切られ。定番の「お腹の赤ちゃんを守れるのはお母さんだけなんですよ!」をリアルに聞き、咳止めと張止めを処方されて泣く泣く帰路につきました。で、これで(安静にしてれば)受難は終わりかと思いきや……

まさかのインフルエンザ発症

夜中になんだか不気味な寒気を感じ。起床後速やかに熱を測った結果、37.7度。これは……と思い産院に電話した結果

看護師さん「とりあえず来ときます?」

前日、夫が旧友と出かける、ということで実家宿泊だったのが幸いし、そのまま母親に連れられ病院へ行った結果……見事にインフルエンザA型でした。「妊婦って薬飲めるの!?」という予想を覆しリレンザを処方され、速攻帰宅です。

夫、頑張るの巻

普段から私よりまめまめしい夫。家事は嫌いじゃない(ただしこだわりがあるから時間がかかる)ようで、普段から食器洗い・片付け・洗濯の8割近くはやってくれている(私がずぼらなため、私が動き出すまで夫が我慢できない)のですが、この期間はさらに食事作りまで夫のフローに。

ちょうど夜勤シフト前の休み、ということでまとめ買いリストを作り、休みのラストでハンバーグ生地850gとポテサラを作ってくれました。あとはたっぷりのカレーを作ってくれたり、実家の差し入れも少々あったりでなんとか夜勤シフトを乗り切りました。

結論、無理をすると赤ちゃん&周りが大変です。

先日、経過観察に行った結果、無事少々子宮頸管の長さが伸びてまして。寝たきり厳守&出産までずっとお仕事禁止!という危機からは無事脱出しました。夫も(主に寝不足が)つら~いお料理生活から解放されてほっとしているようです。

各職場にも一応、「引き継ぎ早回しのお願いをするかもしれません……」とお話ししてましたが、これで無事もう少しお仕事を続けられそうです。とはいえ、「また無理すると短くなるよ!」と言われているので、少しペース配分を考えながらできる範囲で働きたいと考えています。

今回の教訓
「過信は禁物」でした……

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