参加者400人超‼子どもの笑顔とビックリでつながった!オンラインマジックショーレポート

参加者400人超‼子どもの笑顔とビックリでつながった!オンラインマジックショーレポート

楽しいことがたくさんあるはずの夏休み。残念ながら、今年も夏休みらしさを楽しむには制限が多く、我慢をする子どもたちが多かったことでしょう。それなら、家で過ごす夏休みだからこそできるおもしろい体験をしてもらいたい!創業以来フルリモートを推進する会社として、企画するのはもちろん「オンラインイベント」。なかなか目の前で見ることのない不思議がつまったマジックに触れて体験できたら、楽しい思い出になるのではないか?「リモート」という環境も、楽しむための選択肢の一つとして身近なものに感じられるかもしれない。そんな思いから、プロマジシャンによるマジックショーをオンラインで開催しました。

ライター

小川舞子
埼玉県出身、栃木県在住フリーライター・MC、2児の母。夫に伴い5回の転居で広報・司会を中心に6回の転職を経て、ライター&MCのフリーランスへ。プロ司会者ならではの話を引き出すスキルを活かし、教育メディアや雑誌のインタビューライターとして、地域情報、子どもの教育、小・中・高校受験に関する取材記事を担当。→執筆記事一覧

ようこそ!オンラインで楽しむマジックショーへ

ニットの紹介 くらしと仕事

今日のイベントの開催形態である「リモート」という環境について説明しました。

8月18日、Zoomでオンラインマジックショーを開催しました。なんと400人以上の子どもたちが参加し、中にはきょうだいや家族で参加しているご家庭も。画面には、ワクワクした顔の子どもたち。Zoomのチャットにも「楽しみ!」「もうすぐだね」といった声がたくさん届き、子どもたちの期待の高まりを感じました。

ニットは創業以来、全員がフルリモートで働く会社です。これまでも多くのオンラインイベントを実施してきました。今回は子ども向けのイベントであることから、主催者のニットを代表して小澤より、「リモートワーク」という働き方について簡単に紹介をしました。

「今日は日本だけでなく海外のアメリカやイギリスから参加してくれている人もいます。遠くの場所にいる人たちがつながることができ、一緒に仕事をすることをリモートワークと呼びます。私たちニットでは、みんながリモートワークをしているので、家や旅行先、会社ではないところでも働くことができます。今日は仕事ではなく、マジックショーというエンターテイメントでみんながつながることを、楽しんでもらいたいなと思います。ぜひマジックを覚えて、お友だちに披露してくださいね」。

挨拶の最後は呼びかけです。
「みんなでマイクをオンにして、マジシャンのZ(ゼット)さんを呼んでみましょう」。

マジシャンZさんの紹介 くらしと仕事

チャットには、Zさんの登場を心待ちにする声がたくさん届きました。

Zさーーん!!400人の呼びかけでにぎやかに開演!

「Zさぁーーん!!!」
子どもたちの元気な呼びかけに「はぁーーい!」と返答。いよいよマジシャンZさんの登場です。
「お風呂上がりだから見ないでねー。洋服を着ていないから恥ずかしい!」
と素肌のうえにジャケット姿で登場しましたが、ほんの数秒でシャツに変身。登場からマジックが始まっており、参加者たちの驚きの表情が見えました。

ここでZさんから、驚いた時には指をV字にして顔の横に持ってくる「ビックリポーズ」をしてほしい、というお願いが。ステージに直接リアクションを届けられなくても、少しの工夫で、お互いの「楽しい」という気持ちを確認することができます。

驚いた時のポーズ くらしと仕事

マジックを見て「すごい!」と驚いた時は、この「ビックリポーズ」で、その感動を伝えました。

早速Vのビックリポーズを試している子どもたちに、Zさんから「〇〇ちゃん、いいねーそうそう!」と呼びかけや、ポーズ指導が始まりました。それに対して子どもたちも反応を返し、言葉のキャッチボールをすることで、参加している実感を得られたのではないでしょうか。

一方的に受信するだけのオンラインイベントでは、同じ時間を過ごしている気持ちが薄れがちです。こうした双方向のコミュニケーションがあると、イベントも一層盛り上がりますね。

ビックリがいっぱい!家にある物で行う身近なマジックショー

ジュースを使ったマジックの様子 くらしと仕事

からっぽの空き缶だったはずが、あっという間に中身の入った缶に変身。子どもたちのビックリがたくさん飛び出しました。

まず「乾杯しよう」と取り出したのは、ジュースの空き缶。ところがZさんが缶に何か念じながらこすると、未開封の缶に変身してジュースを注ぐことができました!さっそく画面には子どもたちの「ビックリポーズ」と笑顔が。その後もストローや割りばしなど、家にある身近なアイテムを使用したマジックがテンポよく展開されていきます。子どもたちのビックリポーズも次々と並び、マジックの不思議な世界に引き込まれていきました。

休みなく繰り広げられるショーですが、子どもたちを置き去りにはしません。Zさんが指名した3人の子どもが好きな色や質問に答えるなど、マジックに参加する場面もありました。指名された子どもたちは、はりきって嬉しそうに答えており、みんなが参加しているという気持ちを共有しながら、あっという間に時間が過ぎていきます。

簡単マジックで友だちを驚かせちゃおう!

ペットボトルを使ったマジックの様子 くらしと仕事

ペットボトルやティッシュなど身近な物を使用し、「友達に自慢したくなる」マジックをたくさん教えてくれました。

オンラインショーの良いところは、それぞれがショーの最前列で楽しめるところです。今回はそのメリットを生かし、Zさんが子どもたちの目の前でマジックのレクチャーを行いました。

ここで伝授するマジックで使用するアイテムも、ペットボトルやティッシュ、さらには自分の手を使うなど、身近な物ばかりです。すぐにトライできる手軽さから、「やってみたい」という子どもの好奇心とやる気がぐんぐんアップ。特に「手」を道具にしたマジックでは、子どもたちが夢中で取り組む姿が画面に並びました。

このマジックは、学校でお友だちの前で披露するところから大きなイベントまで(Zさんは1200人を前に行ったこともあるそう)使えるもので、マスターするとあらゆる場面で人気者になれそうです。

画面のZさんに従い、みんなが同じ動きをしていきます。
両手を前に出す→両親指を下に向けて手のひらを外へ→右手を上から重ねて左右の指を握り合い
ワン・ツー・スリーで手首を右に回すと……
Zさんの手は、キレイにはずれる!子どもたちは、あれ?はずれない?!

手の動きに惑わされるマジックの様子 くらしと仕事

もちろんちょっとしたトリックがあり、子どもたちはなかなか成功できません。最後にタネ明かしをしてもらい、「そっかー!」と納得できたようです。なるほど、手を使うマジックなら、どこでも披露できますね。

見せ方次第でスマホもマジックのアイテムに大変身!

スマホを使ったマジックの様子 くらしと仕事

このマジックはiphoneでしかやったことがないそうです。Androidの方もぜひ試してみてください。

身近なアイテムを使用したマジックはまだまだ続きます。ここで登場したのは、スマートフォンiPhoneの電卓機能を使用したマジック。

666666と画面いっぱいに数字を入力した後に、「この数字をちょっと食べてみますね」とZさん。

「?????」 子どもたちの不思議そうな顔が並んだところで、Zさんは、スマホ画面の数字の横に顔を並べ、数字を触りながら口に運ぶ仕草をすると、6がひとつ減りました!同様に数字をひとつずつ口に運ぶ仕草で、電卓の数字は0に!最後には「喉に6が引っかかっていますね」とちょっと苦しそうな表情も見せて、笑いも誘います。

どうなっているの?という表情でビックリポーズをする参加者に向けて、タネ明かし。

実は、スライドすると電卓画面の数字の桁が減るのは、iPhoneの基本機能なのだそうです。そこに「数字を食べる」という言葉と口元に運ぶ演出を加えることで、立派なマジックとして成立させたのだそう。お見事です!!

続いては、3人の参加者を指名し、好きな数字を1つずつ教えてもらいました。
最初に、Zさんが思い描いた数字に、その3つの数字を掛けていくと、〇〇×9×7×5 合計は……218,181,951。
あれ?合計がずいぶんと大きいようです。時間を確認してみて、という声に時計を見ると、19:51。

(20)21年8月18日19時51分。「皆さんと楽しい時間を共有した思い出の時間です!」

スマホを使ったマジックの様子2 くらしと仕事

この感動のマジックには、一緒に見ていた大人たちも「すご~い」とビックリポーズでした。

双方向コミュニケーションがつくる「一緒に」参加している感覚

トランプを使ったマジックの様子 くらしと仕事

世界に1枚のカードがトランプの束と入れ替わったり、別の場所から出てきたり、目が離せません。

楽しいショーのクライマックスは、マジックの定番!トランプの登場です。ここでもZさんと参加者のコミュニケーションがあり、一緒にショーを作っているつながりを感じられました。

まずは指名された参加者がトランプのカードを1枚選定。Zさんが選ばれたカード(スペード9)を折り曲げて別のところに置きました。続いて別の参加者の指示に合わせ、Zさんがダイヤのキングのカードにマークを記入、世界に1枚しかないダイヤのキングのカードを作成しました。

できあがった世界に1枚のカードをトランプの束の一番下に入れた後、一番上にあるカードをめくると、あれ?下に入れたはずのマーク付きのカード?!そこからはクライマックスに向けて、世界に1枚だけのカードがポケットから出てきたり、シャッフルしたトランプに混ぜたカードが別の場所から出てきたり、カードが神出鬼没の大忙し。参加者のビックリポーズも連発で盛り上がったところで、ラストです。

このマジックの冒頭、別の場所に置いたスペードの9のカード(折りまげたカード)を開いてみると、
「マーク付きのキングのカードです!びっくりーー!!」と今日一番のビックリポーズで、お開きとなりました。

最後に、Zさんから公式LINEの案内がありました。登録すると、楽しいマジック体験やレクチャーのお知らせを受けとれるそうです。

ショーの終わりに画面に並んだのは、「ありがとうございました」「とっても楽しかったです」という子どもたちのたくさんの笑顔とお礼のチャットメッセージ。長い夏休みの中のほんの1時間でしたが、世界中の子どもたちが、「一緒に」同じショーを体験した!楽しかった!ということを実感し、それぞれの思い出の時間として共有できていたら、嬉しいです。

ニットでは他にもこの夏に子どもや家族・メンバーが交流できるイベントを行いました。他のイベントの様子もぜひご覧ください。

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マジックに感動してレスを入れる子どもたち くらしと仕事

最後は折り曲げたカード(スペード9)がこのカードに変身!この日一番の「びっくり!」と共に「楽しかったです」のお礼がたくさん届きました。

まとめ

世界中の400人を超える子どもたちが一緒に楽しんだマジックショー。コロナ禍では、エンターテイメントの楽しみ方にも大きな変化がありました。コンサートやショーなどを「オンライン」という形で楽しむ選択肢が増えたことで、これまで参加できなかった遠方の人なども、同じ時間を共有して思い出をつくることが可能になっています。今までとは少し違う形態ではありますが、オンラインでのコミュニケーションの工夫次第で、楽しみ方を無限に広げられることを感じました。
ニットでは、今後もフルリモートならではの工夫を凝らしたオンラインイベントを企画し、それぞれが自分らしく楽しみながら未来を選択できる組織づくりを進めていきます。

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