私がフルリモートという働き方を選んだ理由──ニットのオンライン入社式を開催【レポート】
4月2日、株式会社ニットの入社式をオンラインで開催しました。ニットは創業以来、所属メンバー全員がフルリモートで働く会社です。なぜこの会社を選んだのか、自身の働き方に対する思いを交えながら新人メンバーに語ってもらいました。
目次
ライター
未来を自分で選択できる社会をつくる
当日は、全国各地・世界各国のメンバーがZoomで参加。司会進行は広報の小澤美佳が務めました。
まずは、ニット代表取締役社長の秋沢崇夫から新入社員に向けてウェルカムスピーチ。ニットは「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンを掲げており、一緒に働くメンバー一人ひとりにそれを体現してほしいと考えています。秋沢は「自分らしい生き方や働き方を追求するとともに、会社に新しい価値をもたらしてくれることを期待しています。一緒にビジョンを実現していきましょう」と語りかけました。
職場を整え、仕事にゆとりを
次に、新入社員2名に自己紹介と決意表明をしてもらいました。
トップバッターは福岡県太宰府市出身の幸若行洋。開発者としてジョインしたメンバーです。広告やWeb、ITなどの分野に携わり、コワーキングスペースを運営した経験もあります。
これまでに培ったスキルを生かし、今後はITツールなどを活用しながら社内環境を整えていきたいと話しました。
「働く環境が整うほど、仕事にゆとりや余白が生まれます。ニットに関わる人が心地良く働ける場所をつくるのが目標です」
仕事では気配りを何より大事にしているそうです。ちなみに趣味は片付け。持ち前の丁寧な性格も、整った職場をつくっていくうえで大きな武器となるでしょう。
営業だってリモートで活躍できる
続いて、営業として入社した山口正太から自己紹介がありました。もともと人材系の会社で働いていましたが、Twitterで偶然ニットの存在を知り、社員にダイレクトメッセージを送ってジョイン。「この会社なら世の中の働き方を変えられる」と強く感じたそうです。
コロナ禍の影響でリモートワークが一般化しつつあるとはいえ、リモートワーカーの多くはエンジニアやクリエイターで、営業はまだまだマイノリティです。そんななかで自分自身が営業として成果を出し、職種にかかわらず自分の生き方を選べることを証明したいと語りました。
一度やると決めたらとことん打ち込む性格で、高校では野球部で白球を追いかける毎日を送り、大学で入ったジャズバンドでは全国大会でソロパートを担当しました。そんな山口だからこそ、ニットのビジョンを実現するのに大きく貢献してくれるはずです。
在宅ワークを支える家族の存在
新入社員の挨拶が終わった後は、先輩社員から歓迎の言葉を贈りました。ニットは世の中の情勢や需要に応えながら、ビジョンの実現に向けて日々変化し続けています。「過渡期だからこそ、会社やサービスをつくっていく楽しさがある」とニットで働く魅力を話しました。
入社式の終盤には、新入社員2人に向けてサプライズ。ご家族の協力を仰ぎ、事前に撮影したビデオメッセージを流しました。
まずは、幸若のパートナーと息子さんからのメッセージです。
「夫は優しく思いやりがあり、丁寧な性格です。家を掃除する時も、隅々まできれいにしてくれます。きっと良い仕事をするはずなので、よろしくお願いします」
続いて、山口のパートナーと2人のお子さんから。
「面接を重ねるごとに『入社したい』という思いが強まっていくのを近くで見て感じていたので、今回の入社をとても嬉しく思います。真面目で頑張りすぎるところがあるので、一人でため込まず周囲の人や私を頼ってください」
お子さんからは「パパ、頑張れ〜」というエールも届きました。
ニットでは、自宅=職場というメンバーも少なくありません。在宅で気持ち良く働けるのは、ご家族の協力があってのことだと思うからこそ、今回、動画という形で入社式にご招待しました。
最後に記念撮影をして締めました。バーチャル背景には「幸若くん 山口くん 入社おめでとう よろしくね!」というメッセージが。各々離れた場所での入社式ではありましたが、新入社員の2人には歓迎の気持ちが伝わったのではないでしょうか。
ニットなら働き方を選べる
同日、ニットにフリーランスとして新しくジョインしたメンバーの歓迎会も開催。日本に加え、アメリカ、カナダ、台湾、エルサレムなど、世界中で働くメンバー24名が集合しました。
ニットにはさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。パートナーが転勤族で、場所にとらわれない働き方を選んだ人。新しいスキルを身につけ、自身の可能性を広げるために副業を始めた人。子どもが幼いうちは育児を優先したいという思いから、時間の融通が効く仕事を選んだ人もいます。
「ニットで叶えたいことは何ですか?」というテーマを中心に、各々がニットにジョインしたきっかけや、日々どんな思いで働いているのかを話しました。
片出麻衣子(居住地:アメリカ合衆国)【ディレクター】
ニットにジョインし、チームで働く楽しさを感じています。以前は、フリーランスは孤独でチームで仕事をする機会は減るのだろうと思っていましたが、この会社では全くそんなことはありません。今後はディレクターとして、スタッフが高いモチベーションを持ちながら働ける環境をつくりたいと思います。
西田雅代(居住地:東京都)【ディレクター】
結婚をきっかけに自分の働き方を見つめ直したタイミングでニットに出会いました。出産や育児などのライフイベントに左右されず、仕事を続けられるのが魅力です。世界中の仲間に良い刺激をもらいながら、スキルを身につけていきたいと思います。
杉田壮(居住地:東京都)【ディレクター】
会社勤めをしていて、副業としてニットの仕事を始めました。コロナ禍の影響でリモートワークの導入が進み、時間や場所にとらわれず働ける環境が増えています。そんななかで「一つの組織にこだわらず、さまざまな場所で自分の可能性を追求したい」と思うようになり、この会社にジョインしました。
A【ディレクター】
私は、住む場所や組織にとらわれない生き方をしたいと思っています。そのためには、汎用的なビジネスのスキルが必要です。ニットならそのスキルが身につくと考えジョインを決めました。一人でもビジネスを動かせるだけの力をつけたいと思います。
藤田枝美(居住地:大分県)【ディレクター】
海外で3年半働いていましたが、自身を取り巻く環境が急激に変化し、日本に戻ってきました。「どんな状況でも生きていける働き方をしたい」と強く思ったのがニットへのジョインを決めた理由です。
大沼萌(居住地:千葉県)【スタッフ】
以前は東京都内の会社に勤めていましたが、子どもが小学校に入るタイミングでニットにジョインしました。会社勤めの頃は、人に謝ってばかりでした。家庭の事情で会社を早退するたびに謝り、残業で子どものお迎えが遅れる都度、保育園に頭を下げる日々。もっと胸を張って働きたいという思いが強くなり、仕事と家庭を両立できるこの会社を選びました。
田中玲子(居住地:愛知県)【スタッフ】
出産したタイミングで働こうと思っていましたが、夫の転勤が決まり就職を断念しました。しばらく専業主婦をしていましたが、働くことに対する思いを捨てきれず、ライフイベントと両立できる仕事を探していた時に出会ったのがニットです。ある程度は自分の裁量で働けるので、例えば育児を優先したい時期には仕事量を抑えることもできます。3~5年後に思いきり働けるよう力をつけたいと思います。
H【スタッフ】
資料をまとめるのが好きで、ニットでパワーポイントのプロフェッショナルを募集しているのを見て興味を引かれました。今後よりスキルを磨いて、活躍の幅を広げたいと思います。
林江美(居住地:東京都)【スタッフ】
出産にともない仕事を辞め、しばらくは育児に専念していましたが、子どもが幼稚園に入ったタイミングで再就職しました。家族との時間を大切にしながら働ける環境を探していた時に出会ったのがニットです。まだまだ右も左もわからない状態ではありますが、一生懸命に頑張るのでよろしくお願いします。
山内有希(居住地:アメリカ合衆国)【スタッフ】
場所と時間にとらわれず自由に働きたいという思いからニットにジョインしました。キャリアプランを実現するとともに、私生活も充実させていきたいと思います。幅広いジャンルの仕事に挑戦できる環境なので、さまざまな経験を積んで成長を目指します。一緒に働く仲間とコミュニケーションをとりながら、互いに刺激を与えられたら良いですね。
阿久津莉沙子(居住地:カナダ)【スタッフ】
夫の仕事の都合でカナダへ引っ越すことになり、どの国にいても働き続けられるニットにジョインしました。さまざまな仕事に取り組める環境なので、これまでに自分が経験したことのない分野にも挑戦しながらスキルを身につけていきたいと思います。
最後に、ニットの採用およびパートナーサクセスを担当する宇治川紗由里より歓迎の挨拶がありました。宇治川はエルサレムに住んでおり、窓から朝日が差し込むなかで歓迎会に参加。新人メンバーの思いを聞き、改めてニットにジョインしてくれたことへのお礼を言いました。
「さまざまな国や地域に住む人がこうして集まり、接点を持てたことをとても嬉しく思います。皆さんが叶えたい働き方を実現できるよう支えていきますので、よろしくお願いします」
まとめ
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