ペットの介護と仕事の両立は可能?愛犬の見守り介護と在宅ワーク
愛するペットに介護が必要となったとき、仕事との両立に悩む飼い主さんは少なくないでしょう。
私は、オンラインアウトソーシング※「HELP YOU」で、愛犬の介護をしながら在宅で仕事をしています。
我が家の愛犬「マイク」は、食いしん坊で好奇心旺盛、甘えん坊な性格の10歳の男の子パグです。
長年家族の一員として楽しい時間を共に過ごしてきたマイクですが、ある日手術を受けることになり、介護が必要になりました。
そんな愛犬との過ごし方と、ケアを通じて感じた在宅ワークのメリットをお伝えします。
目次
ライター
横になって眠れない愛犬…手術成功後にスタートした介護生活
我が家の愛犬マイクは、2023年頃から徐々に横になって眠れないことが増えました。人間で言う「睡眠時無呼吸症候群」のような症状で、伏せていると気管が塞がり、息が止まってしまうのです。
かかりつけ医に通院するも、みるみるうちに弱ってしまい、ご飯も食べられない状態に‥。
そこで、大学病院への紹介状を貰い、受診することになりました。
4時間の手術を乗り越え、我が家に帰宅
検査を受けると、鼻の中と声帯に腫瘍、喉頭虚脱(こうとうきょだつ)(※1)、喉頭麻痺(こうとうまひ)(※2)‥と呼吸が上手くできない原因が複数あることがわかりました。
現状では改善が難しいとの判断で、獣医師からは「永久気管切開術」を提案されました。
簡単に言うと、わんちゃんの喉(気管)に穴を開け、その部分から呼吸を行えるようにする手術です。
私たち家族は手術を受けることを決め、無事成功。マイクは退院し、我が家に帰ることができました。
※2 吸気時に声門が開かないことで呼吸障害を生じる病気
退院とともにスタートした介護生活
退院し、一安心したものの、手術後は、細かなケアが必要不可欠となりました。
例えば‥
- 1日に数回の吸入や痰の吸引が必要
- 室温や湿度を24時間一定に保たなければ合併症のリスクが高まる
など
飼い主が常にそばにいて、環境を整えてあげなければ、体調が悪化してしまう可能性があるのです。この日から愛犬の介護生活が始まりました。
ペットの介護と仕事が両立できる在宅ワークの魅力
会社勤めでは、付きっきりでの介護は簡単ではありませんが、「HELP YOU」に所属し、自由な時間にフルリモートで働く私は、仕事をしながら必要なときにマイクのケアをすぐに行うことができます。すぐそばでマイクを見守れる在宅ワーク
私は普段、マイクと同じ空間で仕事をしており、マイクはゲージの中で過ごしたり、窓際で外の景色を見ながら寝たりしています。
寝る体勢や室温によって呼吸が困難になることがあるため、その都度、枕の高さや、空調を調整しています。マイクのすぐそばで仕事をすることで、マイクが過ごしやすい環境を確保しつつ、健康管理ができています。
このように、愛犬の健康状態に細やかな配慮ができるのも在宅で仕事をする大きな利点です。
パソコン作業をしていると、ときどきマイクが私の椅子にジャンプして甘えてくることがあります。その際は、仕事の合間にマイクと遊ぶ時間を確保し、安心して過ごせる環境を維持しています。
また、夕方には短時間の散歩に出かけています。マイクはもちろん、私自身も外の空気を吸うことで仕事のリフレッシュができます!
ペットの介護を通じて感じた在宅ワーク5つのメリットと心の安定
私自身の経験から、ペットの介護をするうえで、在宅ワークには多くの利点があると実感しています。特に実感している5つのメリットをご紹介します。- 勤務中でも愛犬の様子を定期的に確認できるため、呼吸状態や体調の変化に即座に対応できる
- 仕事の合間に愛犬と触れ合い、精神的なケアを行うことでペットの不安を軽減できる
- 散歩や健康管理を仕事のスケジュールに合わせて柔軟に行えるため、ペットの健康管理がしやすい
- 通勤時間が不要なので、介護や健康管理に充てる時間を効率的に確保できる
- 介護に必要な時間を柔軟に調整でき、仕事とプライベートのバランスが取りやすい
そして何より、大好きな愛犬のそばで働くことは、私にとって大きな癒しとなっています。ゲージでくつろいでいる姿や窓際でリラックスしている様子を見ると、心が穏やかになり、仕事の疲れが自然と和らぎます。
愛犬との時間は、仕事のリズムを整える役割も果たしています。散歩やちょっとした遊びの時間は、仕事の合間のリフレッシュとなり、気分転換にはぴったりです。これにより、仕事の効率が上がるだけでなく、心身のバランスも保たれます。また、愛犬が近くにいることで、余計な心配をしなくてすむため、仕事の集中力を切らすことなく、見守ることができます。
このように、フルリモートで働くことで、愛犬の介護と仕事を効率的に両立させることができ、愛犬の健康を守りながら仕事を続けることが可能です。そして、いつもそばで過ごせる環境は、愛犬にとっても飼い主にとっても、心の安定につながっています。
介護のつらさも、HELP YOUが後押し
愛犬が病気になったことで、私たちの生活に大きな変化が訪れました。特に手術後の愛犬のケアは非常に細やかで継続的な配慮が必要で、私たちは日常生活や仕事のスタイルを見直さざるを得ませんでした。私は、仕事と育児の両立をきっかけにHELP YOUにジョインしましたが、この決断は結果的に愛犬の介護をするうえでも、とても良い選択だったと思います。在宅で働くことによって、愛犬のそばにいながら、状態を常に確認し、必要なケアを即座に行うことが可能だからです。
仲間がいる安心感。いつでも覗けるコミュニティ「わんにゃんの会」
HELP YOUには趣味やスキルアップのコミュニティが数多くあり、私は「ペットわんにゃんの会」というコミュニティに参加しています。
ペットわんにゃんの会での交流が、愛犬の介護における孤独感を和らげる助けとなりました。介護に関する知識を深めるだけでなく、メンバーとの交流を通じて、私も一人ではないという安心感を得ることができます。
働く時間を選べる在宅ワークで、夜間の介護も柔軟に対応
介護をしていると、夜間に何度も起きなければならないことがあり、睡眠が不規則になります。
もし私が会社員としてオフィスで働いていたなら、このような睡眠不足の状態では仕事を続けられなかったはずです。
しかし、HELP YOUでは働く時間は自分で調整できるので、睡眠不足や夜間の介護にも柔軟に対応でき、仕事と介護の両立がスムーズに行えました。
例えば、愛犬のケアのため、夜間に起きる必要がある時は、一度起きると寝付けないことがよくあります。そのような時には、そのまま翌日の仕事を夜に対応し、次の日の業務の負担が減るように調整しています。愛犬の様子を見ながら、少しずつタスクをこなしていくことで、日中の仕事に影響を出さずに済んだのです。
日々の生活の質を保ちながら、愛犬の健康をしっかりとサポートできるのは、働く時間を調整できる在宅ワークだからこそです。
愛犬と一緒に過ごせる残りの時間を大切に
マイクは8月で10歳になりました。犬の1日は人間の約7日に相当すると言われています。そのため、できるだけ多くの時間を一緒に過ごし、最期の瞬間までそばにいたいと思っています。
今は、在宅で働くおかげで、マイクのお世話をしながら仕事を続けることができています。愛犬と過ごす時間をしっかり確保でき、心から安心して最期の時までそばにいられるのは本当に幸せです。
マイクが「我が家に来て良かった」と思えるように、愛情を込めて接し、共に過ごす時間を大切にしています。こうして一緒にいることが、マイクにとっての喜びとなり、私たちにとってもかけがえのない瞬間となっています。
まとめ
HELP YOUには、私のようにペットと共に仕事をしているメンバーもたくさんいます。ペットとの今しかない貴重な時間をどう過ごすか悩んでいるのであれば、是非一緒に挑戦してみませんか?
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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