子育て最終章を前に決意!40代で始めるリモートワーク

子育て最終章を前に決意!40代で始めるリモートワーク

仕事と家事育児で怒涛のように過ぎる日々。必死に目の前のことをこなすなかで、ふと立ち止まったときに、家族や自分自身に向き合う時間がとれていないことに疑問や葛藤を抱く方も多いのではないでしょうか。

私の場合は、子育ての終わりが目前に迫っていると気が付いた時、心がざわざわし始めました。限られた時間の中でどう子どもと関わるのか、一緒に過ごす残りわずかな!?時間を大切にしたい。

そこで私がとった決断は、会社員を辞めて在宅で働くことでした。子育て最終章を最大限楽しむために私が選んだライフスタイルを紹介します。

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ライター

narako
大学卒業後メーカーに就職。仕事と子育ての両立に奮闘するもワークライフバランスを考え長年勤めた会社を退職。場所や時間にとらわれない働き方に憧れHELP YOUにジョイン。初めてのリモートワークに早く慣れるべく日々勉強中です。→執筆記事一覧

フルタイム勤務&ワンオペ育児に忙殺される日々

新卒でメーカーに就職後、しばらくして結婚。ちょうど新しい部署へ配属になり慣れてきた頃に1人目を妊娠・出産し、怒涛の育児ライフが始まりました。

下の子誕生とともに決まった夫の転勤

所属部署が少人数だったこともあり、復帰後は時短制度を使わずにフルタイム勤務を選択。慣れない育児と仕事・家事に奮闘する私にとっては、出産前はさほど気にならなかった往復2時間半の通勤時間はもどかしい時間となりました。

それでも子どもの成長は嬉しく、2年後には下の子が誕生し育休ライフを楽しんでたところ、その育休中に夫の転勤が決まり、夫は単身東京へ…。一緒について行くことも考えましたが、産まれたばかりの子どものことや私も仕事もあり、我が家はワンオペ育児に突入することとなりました。

実家頼みの子育て

2人目の育休から復帰後、仕事では新たなプロジェクトが立ち上がり忙しさは増し、1人目の時と同様にフルタイムで勤務することに。出社前に子どもたちを保育園に送って行った後は、私の両親が毎日夕方に保育園へ迎えに行き、お風呂に入れ、夜ご飯を食べさせて待ってくれているという、まさに実家におんぶにだっこ状態でした。

ワンオペ育児とはいえないほどフルサポートをしてもらい、大げさではなくその助けがなかったら仕事と育児の両立などなし得なかったと、両親には足をむけて寝られません。

生涯で子どもと過ごせる時間は実質たった7年6か月!?

成長とともに子どもたちは学校・クラブ・習い事が中心の生活となり、手は掛からなくなったものの、習い事の送迎などは相変わらず両親に頼る日々。食事は私が朝作ったものを子どもがレンジで温めて各自で食べ、仕事から帰ると家の用事をして明日の予定確認などある種の業務連絡!?を終え、平日はあっという間に過ぎていくという生活でした。

私の心をざわつかせた塾講師の「ある言葉」

そんな時、何気なく参加した塾の説明会で、先生が話していた内容が私の心を動かすきっかけに。

その先生によると、わが子と生涯で一緒に過ごす時間は、実は3歳で18%がすでに終わり、幼稚園を卒業する頃には3分の1が過ぎ、高校卒業で70%以上が終わってしまうとのこと。睡眠時間や通学・通勤時間などを差し引いて期間にすると、実質7年6か月ほどしかない家庭も多いという私にとっては驚きの内容でした。改めて子どもと過ごす時間がとても貴重に思えたのです。

悩んだ末の決断

上の子が高校へ進学するタイミングとなり、これまで小中学校で親子で関わってきた少年野球もひと段落し、ホッとする一方で寂しさがありました。

同じ頃、サポートしてくれていた両親も年齢を重ね、体力的に送迎などを行うことが難しくなってきました。このままの関わり方でいいのかという思いに加え、両親のことがきっかけとなり、今がこれまでのワークライフバランスを思い切って変える時だと思いました。私にとっては自分のキャリアや収入面なども変わる大きな決断でしたが、それでも子どもたちとのこの瞬間はもう二度と戻ってこない、と思い切って会社を辞めました。

子が不在の時間にリモートワーク

子どもたちとの時間を大切にするために忙しい職場を辞めたものの、子どもは学校などで居ない時間のほうが多く、一人の時間はしっかりと確保できるため仕事は続けたいと思っていました。しかし、会社を辞めた後、新たな仕事を探す中で壁にぶつかることとなったのです。

通勤時間が仕事選びのネックに

希望職種で仕事を探すと自宅から遠い職場しか見つからず、通勤を含めた拘束時間を考えると結局前と大きく環境は変わらない場合がほとんど。働く時間はあるのに私が希望する条件となかなか合わないため、仕事を決めきれずにいました。そんな中、コロナ禍で広まったリモートワークという働き方が一つの選択肢として頭に浮かび、出会ったのがオンラインアウトソーシング(※)「HELP YOU」です。

※オンラインアウトソーシングとは在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス

自分の世界を広げてくれる新しい働き方

「時間や場所に制限されずに自分のやりたい仕事ができる」、「自分の時間を確保し、プライベートと仕事の両立を実現できる」というのが、私がいま理想としている働き方でした。

ご縁があってHELP YOUにジョインし、驚いたことが2つあります。1つは、想像以上に仕事内容が幅広いこと。もう1つは、さまざまな業界からメンバーが集まっているということです。世界が広がり、今の自分にできることの少なさを身に染みて感じました。

ただHELP YOUでは、未経験の業種でも「新人さんOK」のように、新しいことにチャレンジする機会をもらえることが、私にはとてもありがたいと感じています。初めてのリモートワークですがこの環境に刺激を受け、理想の働き方の実現のために、新しいことを学び自分のスキルアップを図っていきたいと思います。

まとめ

子育てがひと段落したから働こうという方も多い中、私は少し違う選択をしたのかもしれません。共働き家庭では同じ状況も珍しくないと思いますし、周りからもすぐに子どもは手が離れる、自分の人生を中心に考えて等アドバイスも沢山もらいました。でも子どもたちとの会話や一緒に食事する時間が増え、私自身今の時間のゆとりが心のゆとりにつながり、子どもたちとのこの瞬間が大切だと実感しています。

これからさらにライフステージが進み、生活の変化に迫られた際にも、リモートワークなら柔軟に対応できるでしょう。今この瞬間だけではなく、将来的にもこの選択が自分の人生にとってよかったと思えるよう一歩ずつ進んでいきたいと思います。

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