接客業からの転身!和菓子の販売員がフルリモートの働き方に挑戦できた理由

私は7年間、和菓子屋の販売職として働いていました。大好きな仕事でしたが、結婚後ライフスタイルが変化したのをきっかけに、時間と場所に捉われない働き方を望むように。しかし、「お客様と接すること以外に、私が役に立てることなんてあるだろうか?」と悩んだ時期もありました。自信のなかった私がフルリモートの事務職兼ライターに転身できた理由と、接客業を経験したからこそ得られた、異業種で役立つスキルについてお伝えします。

ライター

小川真理子
山口県在住。大学卒業後、お菓子の製造販売を行う会社に就職し、販売をメインとしながらスタッフ教育・店舗責任者・新卒採用の業務を経験する。転勤族の夫との結婚をきっかけに働き方を見直すことを決めて退職し、HELP YOUにスタッフとしてジョイン。現在はフルリモートで、事務代行とライティングの業務を請負うフリーランスとして活動中。

接客業から異業種への転職。きっかけと不安

今の自分にフィットした働き方を求めて

私は転職した今でも、接客業が大好きだと自信を持って言うことができます。
お客様との関わりは楽しくやりがいがあり、どんなに学んでも奥が深くて面白かったですし、年齢を重ねるごとにいい味が出て、一生続けられる素晴らしい職業だと考えています。
しかし、その独特の働き方と、周囲を気にかける自分の性格も相まって、接客業を続けることを悩んでいた時期があったことも確かです。

例えば、
・土日祝日・盆正月こそ忙しく、家族との予定よりも仕事を優先してしまう。

・自分が休むとシフトに穴が空くため、周囲に遠慮し、休みが欲しくても言い出しにくい。

・長時間の立ち仕事に体力がついていかない。 …など。

そして、当時は大好きな仕事にやりがいを感じる反面、あまりの多忙さに、頭の中は常に業務とシフトと売上のことで一杯に。また、周囲の期待に応えたい思いから仕事を断ることができなかった私は、夜遅くまで同僚とミーティングをして、早朝には開店作業に向かったり、後輩のクレーム対応のサポートに奔走して休日が終わったり…。仕事とプライベートのバランスに悩み、1ヶ月間休職するほど体調を崩し、ついにはパートに転身しました。

また、夫が転勤族ということもあり、将来の働き方にも不安と課題を感じていました。

「転勤後、いつ辞めるか分からない人材を雇うところなんてあるだろうか?」

「仕事が見つかったって、きっと重要なことは任せてもらえないに違いない。行く先々で、いくらでも代わりのいるような職を転々とすることになるのだろうか?」

そうして長らく悩んだ末に私が辿り着いたのが、働く時間・場所・量を自分でコントロールできる、フルリモートのフリーランスという働き方でした。現在はHELP YOUに所属するスタッフとして、事務の代行とライティングを主な業務としています。
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異業種へ転職することの不安

異業種への転職を考える際、心配ごとの1つにスキル面があると思います。私もパソコンでの実務経験が乏しく、フルリモートで働くことに対して全く自信がありませんでした。
そもそも、フルリモートで自由に働けるのは、資格や特別な経験を持った一部の人だけだと思い込んでいたのです。
しかし、一度生まれた働き方に対する違和感と、「本当はこうだったら良いのに…」という想いに対して、見て見ぬふりをすることはできませんでした。諦め切れずに調べていたところ、どうやら未経験からフルリモートのフリーランスになった人はゼロではない、ということが分かってきました。特にHELP YOUでは、実際に働いているスタッフの声が数多く発信されていたので、そこで多くの情報を得た私は、思い切って挑戦してみることにしたのです。

怖くはなかった?未経験からのフルリモートという働き方

HELP YOUで未経験から仕事を始められた理由

私がフルリモートでの仕事を始めるにあたってHELP YOUを選んだ理由は、リモートワーク未経験者でも始めやすく、安心感があったからです。私がなぜそう感じたのか、その要素をいくつかご紹介します。

安心のサポート体制

HELP YOUではお仕事を始める前に研修期間があり、そこで実際稼働するために必要なセットアップを行います。また、スタッフ向けの情報コンテンツが充実しており、新人教育担当のスタッフも在籍しているので、困ったときに調べたり相談したりできる環境が整っていたことは、私にとって大きな安心材料でした。

人脈がなくてもフリーランスとしてスタートできた

「フリーランスは、仕事を得るために自分で営業をする必要があり、業界にたくさんの知り合いが必要。」これが当初私が「フリーランス」に持っていたイメージでした。しかしHELP YOUでは、業務を行うことに特化したスタッフ、クライアントの窓口となる営業、クライアントとスタッフ双方の調整を行うディレクターとで役割が分かれているので、その心配がありません。最初のお仕事は、ディレクターが募集をかけている案件の中から、自分の力を発揮できるものに立候補するところからスタートします。営業活動を一切せずに、多様な企業の案件を請け負えることのありがたさは、実際に仕事を始めた今でもひしひしと感じています。

バリエーションに富んだ業務内容

HELP YOUでの業務は、特別な経験や資格が必要なものだけではありません。得意を活かせる資料作成やライティングのほか、集中力や正確さを活かしてコツコツ取り組める作業系の業務もあります。時には架電業務やオンラインファシリテーシター(司会業)など、コミュニケーション能力を活かせるお仕事の募集がかかることも。
また、接客業経験者の中でもマネジメント経験のある方は、ヒアリング力とマネジメント力を活かして、クライアント対応とスタッフ管理を担うディレクターとしても力が発揮できるかもしれません。

 

私は現在、webメディアでの記事作成やリライト、このくらしと仕事での執筆など、ライティング案件も担当しています。挑戦してみようと思った理由は、前職で月1回ほど簡単な社内向けコラムを発信していた経験を思い出したからでした。
内容は「お客様と信頼関係を築くには?」や「上手くいっている店舗のスタッフにインタビューしました!」など。決して立派な文章ではありませんでしたが、その時に「あれ?私ってもしかして、文章を書くのが全然嫌じゃないのかも…」とぼんやりと思ったことを覚えていたのです。
実際にお仕事として始めてみると、勉強・実践するにつれてその奥深さに気が付く瞬間も。「どうやら私は大変なことを始めてしまったようだ!!」と思うこともありますが、根本に好きな気持ちがあるので楽しみながら続けることができています。

最初は目立ったスキルが思い当たらなくても、過去の経験の中にある「あの業務だけはなぜか人より速かったな」とか「あの仕事はいつも褒められたな」とか、些細なことが新たな仕事に結びつく「種」となる場合があります。そんな視点で自分の経験を振り返ってみると、異業種においても新たな可能性が拓けてくるかもしれません。

接客業を経て得られた価値ある経験とスキルとは

接客業で身に付く、異業種でも役に立つスキル

実際にお仕事を始めてみると、最初は足りないスキルへの不安が大きかったものの、それ以上に接客業で得られた視点や経験が役に立つと感じる機会が度々ありました。私が転職後に感じた「接客業で身に付く異業種で役立つスキル」をいくつかご紹介するので、異業種への転職をご検討中の方は参考にしていただければと思います。

接客業で身に付く異業種で役立つスキル

・コミュニケーション能力
・商品や自分をアピールできる営業力
・問い合わせやクレームへの対応能力
・細やかな気配り、配慮

また、店長や管理職を経験した方であれば次のような力も役立つでしょう。

・マネジメント能力
・目標や顧客満足への当事者意識
・育成力
・計画性
・マルチタスクの処理能力

いかがでしょうか?まだまだ沢山思いつく方もおられるかもしれません。
ぜひご自身のお仕事に当てはめて、考えてみていただけると嬉しいです。

積み上げた経験は自分の「糧」となる

私は和菓子屋の販売職として働いていましたが、商品の特徴をただ伝えることや、お客様に言われるままに商品をご用意するのが自分の仕事だとは思っていませんでした。お客様にはそれぞれの目的があります。お菓子を通して 「気持ちを伝えたい」「ゆったりした時間を過ごしたい」など、その目的を叶えることこそが私の仕事だと考えていたのです。そのため、お買い上げ後のことを可能な限りヒアリングし、想像し、ベストなご提案することをとても大切にしていました。

この考え方は、今の仕事の中でも大きく役立っています。
ただ指示された通りに動くのではなく、クライアントの意図や目的を理解し、納品後のことまでを想像することができました。納品したものが、どのように使用されるのかまで理解した上で業務に取り組むことができるのです。

 

実際の例をお話しすると、現在の仕事を始めたばかりの頃、業務フローに関して「もっとこうした方がクライアントの負担が軽減されるかもしれない」と気が付き、それをディレクターに提案しました。
新人の私が出過ぎただろうかと心配していたのですが、担当ディレクターにも「そうした意見はとても助かります!」と快く受け入れられ、クライアントからも「その方がありがたいので、そうしましょう!」と言っていただきました。

また、ある時にはクライアントからいただいた指示に対して「指示とは異なるけれど、こうした方が良いのでは?」と感じる場面がありました。そのことを丁重にお伝えすると「本当ですね。こちらが気付いていなかったことに先に気付いてくれて、ありがとうございます!」と感謝の言葉をいただきました。

上記の例はいずれも些細なことですが、これまで相手に寄り添ったご提案をするプロとしてやってきた自分だからこそ、役に立てることが沢山あると改めて感じられた出来事でした。

これまでのキャリアに改めて自信と誇りを持つことができた

空気感の伝わりづらいオンライン上で信頼関係を築くためには、相手が何を求めているのか察知して提案する力や、寄り添う姿勢はとても大切です。それを自然と体現できるのは、接客業を経験したからこその大きな強みでした。

新たな仕事に挑戦する前は、自分にはできることが何も無いような気がして自信を失いかけていました。ですが、今では長年接客業に従事したことは、私の中で大きな自信となっています。
新たな環境での挑戦はまだ始まったばかりですが、今後も自分の持ち味を活かしつつ、さらに新たなスキルを身に付けて成長していきたいと思っています。

まとめ

異業種に転職する際には不安が伴うと思います。自分には何も無いのでは?と自信を失いかけることもあるかもしれません。新たな知識やスキルをつけることはもちろん大切ですが、あなたがこれまで真摯に仕事に向き合ってきたのなら、既に身についている力も必ずあるはずです。そして、その力が必要とされる場面は異業種であっても存在します。まずは今までの経験を振り返ることから始めてみるのはいかがでしょうか?
▶︎私が新たな働き方に挑戦できたHELP YOUはこちら

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