新たなキャリアは「過去の働き方に囚われない事」を大切に

リモートでの仕事が定着し始めた昨今、出社をして大きな組織の中で働く事だけがキャリアを築く手段ではなくなってきました。自分が得意な事を活かし「自分の人生を軸に働く」新たなキャリアの選択をしてみませんか。

ライター

栖原侑
山梨県出身、神奈川県在住。外資系金融機関や広告代理店等での仕事に携わった後、夫の駐在に帯同しオーストラリアに移住。オーストラリア在住中にトラベル系ライターとして海外情報に関する情報を執筆。2022年2月にHELP YOUにジョイン。また2022年6月からは夫婦でドイツに留学予定。

なぜ今の仕事を選んだのか?また、今後どうしていきたいのかを考えていく

どんなキャリアを歩みたいのか、今の自分と向き合う

現在、みなさんが働いている場所は、きっと「縁」があるところではないでしょうか。しかし縁があるからと言って必ずしもやりがいを感じたり、その仕事を楽しんでいるとは限りませんよね。

なんとなく「その場所で、その仕事しか出来ない」という概念に、知らず知らずのうちに囚われている事があります。でも、毎日無我夢中で働いているとなかなか気が付くことができません。もし今の働き方に悩んでいたり、挑戦したい事があるけれど経済的な安定も欲しい、自立をしたいという方がいたら、是非その気持ちを無視せず、今の自分の気持ちとキャリアに向き合ってみて欲しいです。

何を目的として選んでいる仕事なのか、見つめ直してみる

なぜその会社を選び、その仕事をしようとしたのか。一度改めて自分自身で考えてみましょう。その多くの理由としては「日々の生活の為に、お金を稼ぐため」というのがあるのではないでしょうか。

お金を稼ぐ事が目的だとしても、仕事にやりがいを感じ充実をしていれば問題ないかもしれませんが、どうしても「お金」だけが目的だと仕事の過程での学びを見逃してしまったり、「その場所」で働く事に固執し過ぎて、仕事が作業になってしまいます。

自分がやりたい事、何を実現したいかを考えてみると、おのずと仕事の選び方が見えてきます。
仕事の種類、費やす時間、働く場所など、仕事を構成するものは沢山あります。

自分が何をやりたいのか整理をする

すぐ転職をしたり、キャリアを変える必要はないと思いますが、「何がしたいか」を整理しておくと、いざ新たな挑戦をしようとした時に綺麗にスタートが出来ます。勉強をしたり、仕事の仕方を変えて次のステップへの準備をするのは、遠回りのようで実は1番の近道だったりします。

私自身、実家の家業が花屋だったため、いつかお花の仕事をしたいと思っていました。それを叶えるため、ライフスタイルと仕事の仕方を変えるという選択をしました。

新しい働き方と、生き方の選択肢。

自分の人生を軸に仕事選ぶ

どうしても1日の時間の大半を占める仕事がライフワークの軸になりがちですが、人生の主役はあなたであって、仕事ではありません。仕事だけを中心に考えるのではなく、自分のライフスタイルに合った働き方、自分の人生が少しでも楽しく華やかになるような仕事を選ぶと「仕事に囚われない」という事を実感できます。

仕事から離れてみて気が付いたこととは

私は2019年、夫の駐在に帯同するため、オーストラリアに移住し専業主婦となりました。仕事も無く何の肩書もない事に不安を覚え、リモートの仕事に興味を持ち始め、ライターとしてトラベル系の記事執筆や、データ入力の仕事を始めました。

ここで、私が気が付いたのが「世界中どこでも働ける時代になっている」という事。会社員として1つの会社に属さなくても収入を得る事は、自己肯定感が高まり、自分に自信を持つことが出来ました。

視野を広げて、働き方の潮流を知る事が必要

昨今のコロナ禍で、リモートワークという働き方が定着してきました。HELP YOUはコロナ禍前より、リモートで働ける環境を提供していましたが、当時はまだメジャーな働き方ではなかったため、「リモートワーク」と言う働き方さえ知らない方も多かったのではないでしょうか。

日本中、世界中どこにいても働く事が出来るという仕組みを知ると、新しい挑戦をしやすくなり、新たな人生の選択肢が増えます。HELP YOUだけでなく、ライター専門の仕事やフルリモートの営業アシスタントの仕事等、今は自分の能力を活かす場所が増えてきています。

挑戦なくして新たな道はない

まずは勇気を出して挑戦してみる事が大事

フルリモートワークという働き方もそうですが、なかなか世の中的に認知されていない働き方や、自分のやった事のない事に挑戦するのは勇気がいります。ですが「まずは挑戦してみる事」が1番大事だと考えています。

大人になると、新しい事に挑戦するチャンスが多く訪れることは少なくなります。どうしても上手くいかず、ダメだった時は次にいけば良いので、思い立ったら即行動してみましょう。自分に合わない事をやり続けるのも「囚われている事」の1つです。

挑戦のチャンスを逃さないよう、思い立ったら即行動!

前述したようにチャンスは多くなく、転機と自分自身のやる気も常にあるものではありません。
転機がやって来た時にはすぐに行動できるよう「何がやりたいか」を整理しておくことをお勧めします。

チャンスを自分のモノにするのも自分自身の努力次第です!

変わる事に積極的になる

安定した生活や、今の環境に慣れてしまうと変化をする事に躊躇をしてしまいます。行動するのが少し面倒くさい気持ちだったり、働く環境が変化することによって、大変な思いをするのではないか……など考えてしまいますよね。

でも、実際に一歩を踏み出してみると思ったより大変では無かったり、大変だと思う暇もなく時が過ぎていきます。多くの場合は、取り越し苦労となっていることが多いので、是非変化する事を恐れずに積極的になってみるとよいでしょう。

囚われない最後のポイント

仕事もプライベートも難しく考え過ぎないこと

仕事もそれ以外の事も、あまり難しく考え過ぎず「人生は長いから焦らない」と思うのがとても大事です。その時に悩む事も、悔やむ事もいつかは過去の事となります。今生きている「その時」に大事だと思う事を最後に下記にまとめました。

常に色々な選択肢を持つこと

あらゆる働き方が出来るようになった時代。仕事も働き方も、住む場所も自分たちで選べます。私自身会社員とのWワークでHELP YOUの仕事をしていますが、HELP YOUを始めたきっかけはドイツへの移住が決まったからです。

私はフローリストになるという夢を叶えるためにドイツへの移住をしますが、安定した収入も欲しいという気持ちもあったため、フルリモートで働く事の出来るHELP YOUに応募をしました。1つの会社に属する会社員という選択肢だけでなく、「どこにいても働くことが出来る」という選択肢は、その後の人生の選択肢を増やす事にも繋がります

人生100年時代、でも1度きり。

人生100年時代と言われていますが人生は1度きりです。リモートワークと言う働き方は、生活様式の幅を広げてくれるのと同時に、経済的不安を払拭してくれます。

そして海外への移住、日本国内における引っ越し、出産・子育て、人生における転機や挑戦を支えてくれると思っています。

まとめ

人生は選択の連続とよく言いますが、その中でも仕事は重要な選択だと思います。同時に、挑戦する事や新たな働き方に対して、あまり難しく考え過ぎないという事がとても大事だと思っています。
出来るだけ仕事もそれ以外の事も選択肢を増やし、1つの仕事や過去の概念に囚われず少しでも仕事が楽しいと思えるようになる事が、人生を豊かにする1つの方法な気がします。
キャリアは正解のないものだからこそ、周囲に囚われず、もっと自由に働ける方が増える事を祈っています。

Link

おすすめリンク