変化への挑戦は自己成長のチャンス!失敗は成功への条件!?
高橋サチが送る「わたし」らしい働きかた講座。「仕事」で磨かれたスキルを「くらし」にも活かす。ライフワークシナジーを体現するためのヒントをご紹介いたします。
目次
ライター
5歳のわりに考え深い?
5歳になるうちの娘は時々、大人を考えさせるような「深イイ」ことを言います。今回はそんな娘の思慮深い言葉から関連づけて考えた、「変化への挑戦」と「失敗は成功への条件」についてのお話しです。
夕方、娘の保育園へお迎えにいくと、最近お友達の間で流行っているという自作の「あみだくじ」を嬉しそうにみせてくれました。それは、おしゃれアイテムがゲットできるというカラフルな色で塗られた「あみだくじ」です。よく見ると、当たりアイテムのところに切り込みが入れられています。私は疑問に思い、娘になぜ切り込みが入っているのか尋ねると、
「当たったアイテムを確かめる時に、他の当たりアイテムが見れないようにだよ」と教えてくれました。
それを聞いた私は、「どうして他の当たりアイテムが見れたらいけないの?」と娘に聞き返すと、娘は、
「何が当たるかわかっていたら次にまたチャレンジする時つまらなくなるでしょ?」と答えました。
なるほど~、5歳にして深いこと言うわね……、と思いつつ、さっそく「あみだくじ」をやってみると、当たったのは「X」(エックス?)という文字。これは何か謎のアイテムでもあるのかな?と思っていたら、
「あー、これはバツだね、バツ。ハズレのこと」とあっさり言い放つ娘。
私はなぜアイテムにハズレをいれたのか聞いてみたくなり、尋ねてみると、
「だって当たりばっかりじゃ飽きちゃうでしょ。たまにはハズレがでないと、また挑戦したいと思わないじゃん」と答える娘。
ふっ深い……。
変化への挑戦が必要な時代
これから先、何が起こるかわかっていたら、挑戦するにもなんだか少し物足りなさを感じてしまうのは私だけでしょうか?
毎日がルーティンワークのように、単調で変化や驚きのない同じ結果の日々であったなら、それはそれで楽だと感じる反面、なんだかちょっぴりつまらなさを感じてしまいます。
私たちの日常には変化がつきもの。
時代の変化や技術の変化、環境の変化や働き方の変化、属する組織の変化など、変化しないものなど一つとしてないような気がします。変化というのは当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなること。これから先何が起こるかは誰にもわかりません。
だからこそ人は変化に挑戦したくなるのではないかと思います。それに、たとえ変化を嫌って現状維持のままを望むにしても、周りの変化に合わせて新たな挑戦は必要になってくるのではないかと思います。
挑戦への不安を打ち消そう
何かに挑戦する場合、どうしても不安や恐怖がおそってきます。
そんな時は、「挑戦しない自分」を想像してみましょう。
挑戦しなければ不安も恐怖もない。しかし、周りの変化に対して現状維持のスタイルでいる自分はこの先どうなっていくのだろうか?
挑戦しなければ何も得られず、何も残らない。残るものといえば、挑戦しなかったという後悔だけなのではないか……。
失敗は成功への条件?
しかし、思い切って挑戦したとしても必ず成功するとは限りません。挑戦する場合におそってくる恐怖の大部分は、失敗や挫折への不安です。
ただ、ここで考えてみましょう。失敗することはダメなことでしょうか?
私は失敗ほど成功への近道はないと考えています。失敗することで成功への経験値をひとつ得たことになります。そこから反省し学び、一歩ずつ成功へ近づいていけばいいのです。むしろ簡単に成功してしまう、楽しいばかりの挑戦では、人は退屈してしまうものです。
失敗があるから人は挑戦したくなる。失敗は成功のもと。失敗や挫折、つまずいてこそ人は強くなり、成長し、成功できるものだと信じています。
失敗は経験値。悔いが残らないような選択を!
世の中に変化しないものなど一つとしてないような気がします。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなっていく。自分が現状維持のスタイルを望むにしても、周りの変化に合わせて新たな挑戦は必要になってくるはずです。
挑戦する際、不安や恐怖がおそってきたら、挑戦しない自分を想像してみましょう。
「もしあの時挑戦していたらよかったのに……」という後悔が残らないような選択をしてください。
そして、思い切って挑戦したとしても必ず成功するとは限りません。失敗は成功への経験値です。失敗から学ぶものはたくさんあるはずです。
失敗を恐れず一歩ずつ成功への道を前に進みましょう。
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