マーケティング出身の「何でも屋」だった私がフリーランスへ転身した方法
「マーケティングの経験はあれど、独立できるほどのスキルはない…」
「『何でも屋さん』だったので、特化した強みがない...」
会社員を退職し、フリーランス&フルリモートの働き方を始める以前、私が抱えていた悩みです。しかし、今では「何でも屋さん」こそフリーランスとして活躍できる可能性は大きいと感じています。
この記事では、正社員時代にマーケティング部署で働き、いわゆる”専門職”の経歴を持たない私が、フリーランスに転身した経験をお伝えします。
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目次
ライター
私が担当してきた”マーケティング”とは
私は現在フリーランスとして活動していますが、以前はメーカー勤務の正社員として通算6年間働いていました。そのうち、マーケティング業務に就いていたのは4年間ほどです。
”マーケティング”といっても業務は多岐にわたるため、なかなか一言で業務内容を表せないのが悩みでした。私の場合は、主に販売促進を担当し、具体的にはキャンペーンの企画立案や、店頭販促物の制作などに携わりました。このほか、ブランディングの一環として、ビジュアルの制作や展示会におけるパース設計なども行いました。
文字どおり「広く浅く」、さまざまな経験をさせてもらったという感覚です。
その後、夫の転勤と第一子の妊娠出産を機に退職(正直、正社員を辞めるつもりは全くなかったのですが…)。場所と時間にとらわれない働き方を目指して、フリーランスの道を歩み始めました。
クラウドソーシングで直面した「経験の壁」
フリーランスとしてお仕事をするために、まずはクラウドソーシングで案件を探しました。
せっかくなら、マーケティング経験を活かせるお仕事がしたい。そう思って案件を探すも、出てくるのは経験豊富なマーケターを対象とした募集ばかり。
「たった4年間のマーケティング経験では、フリーランスとして通用しないのかも…」
自信を持ってできそうだ!と思えるマーケティング案件にはなかなか出会えず、自身の経歴には特化した強みがないと、落ち込んでしまいました。
オンライン事務代行という仕事を知る
案件探しの条件を緩め、マーケティング以外の案件も見ているうちに、オンライン事務代行という職種があることを知りました。
オンライン事務代行とは、在宅でインターネットを活用し、企業や個人の業務サポートを行う仕事です。業務内容は多岐にわたり、いってみれば「何でも屋さん」。
これなら自分の経歴にフィットするかもしれないと思っていたところ、あるWebマーケティング会社がオンライン事務代行の求人を出しているのを発見しました。
少なからずマーケティング経験があるので、事業内容はなんとなく理解ができましたし、いずれ何らかのかたちでマーケティングのお手伝いができるかも?という思いで、求人に応募。幸いにも、採用いただき案件を獲得することができました。
実際の業務はがっつりマーケティング、というわけではありませんでしたが、マーケティング経験があることでクライアントとの共通認識を持ちやすいように感じました。
業務の幅を広げるべくHELP YOUにジョイン
オンライン事務代行の仕事を始めてから、業務の幅を広げてさらに経験を積みたいと考えるようになった私は、2023年10月に、オンラインアウトソーシング(※1)「HELP YOU」にジョインしました。
HELP YOUでは、700社以上の業務コンサルティング・業務サポートを行っており、担当できる案件の幅広さが魅力的でした。さらに「未来を自分で選択できる社会をつくる」というHELP YOUのビジョンに共感したこともジョインの理由です。
お仕事をしている中で、私はふと気が付きました。
マーケティング職時代のスキルが、実は総合的に活かされていることに…!
フリーランスとして活かせる4つのスキル
フリーランスに転身して業務に取り組む中で、マーケティング職時代に身についたスキルの中で、特に役立っていると感じるものが4つあります。
- 基本的な事務経験
- マルチタスク力
- 俯瞰力
- ライティング力
以下、順番に解説していきます。
活かせるスキル①基本的な事務経験
マーケティング職時代は、企画書作成やプレゼン準備などの機会も多かったため、Excel(エクセル)、Word(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)など、主要なソフトはすべて使用経験がありました。また、メール作成や資料作成などで、テキストコミュニケーションにも慣れていました。
基本的な事務経験があることは、パソコン1台で仕事を始めることのハードルを下げてくれたように感じます。
活かせるスキル②マルチタスク力
マーケティング職時代は、1つのプロジェクトだけに全集中するというよりは、複数案件が同時並行的に動いていた印象があります。それぞれのスケジュールを把握し、各締め切りに向かって案件を進めていく。この経験はまさに、マルチタスク力といえるのではないでしょうか。
HELP YOUでも、一人で複数の案件を担当し、活躍しているメンバーが多数います。マルチタスク力を活かせば、こんな働き方も可能になります。
活かせるスキル③俯瞰力
私は正社員時代の6年間で、リーダーポジションに就いたことは一度もなかったのですが、マーケティングの業務を通じて、物事を俯瞰的に見るクセがついたように感じます。
HELP YOUのお仕事をする中で、案件の進行管理を行うディレクターさんから「チーム視点をお持ちですね」と言ってもらったことがあります。自分では全く意識していなかったのですが、考えてみるとマーケティング業務は自分だけで完結する仕事は少なく、常に周囲に意識を向ける必要がありました。
社内調整は日常茶飯事で、同じ課内や部署内はもちろん、企画部や、広報部、営業部など…。社内だけではなく、外部の制作会社やクライアントとの連携も欠かせません。
HELP YOUでは、チーム制でお仕事を進めるので、チーム視点は役に立つスキルの一つかと思います。
活かせるスキル④ライティング力
マーケティング施策を考えるうえで重要なことの一つが、誰に何を伝えるかを明確にすることだと思っています。この考え方は、そっくりそのままライティングにも応用できるのです!
私はHELP YOUのお仕事の一環で、本サイト「くらしと仕事」の記事ライティングをしていますが、この場合も、Webメディアを通じ、読者に何を伝えるかを考える必要があります。マーケティング経験があると、このような考え方が自然と入ってきやすいのではないかと感じました。
ライティングに興味がある方は、こちらの記事でライター未経験者向けの「ステップアップ企画(※2)」について紹介しているので、ぜひ覗いてみてください。
今後のビジョンはマルチプレーヤー
いわゆる「何でも屋さん」だったマーケティング職時代のスキルを活かして、まずはマルチに活躍できるスタッフを目指していきたいと考えています。たとえ未経験でも、さまざまな業務に挑戦できる土壌があるのが、HELP YOUの良いところだと感じています。
その後、経験を積み人脈も増えてきたら、俯瞰力が活かせるディレクターという道も前向きに考えられそうです。
まとめ
マーケティング業務で身についたさまざまなスキルは、そのままフリーランスとして活かすことができるのだと感じていただけたら嬉しいです。それがたとえ、歴戦のマーケター並のスキルではなくとも。
フリーランスとして働きたい気持ちをお持ちなら、まずは行動してみることをおすすめします。HELP YOUは、あなたのジョインをお待ちしています!
▶︎ マーケはじめ総合職出身者も多数在籍、HELP YOUについて詳しく見る
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