【魅惑のジェシーROOM #21】ジェシー流スキルアップの極意!アウトプットの質を高める3つのポイント
『スキルアップしたい!』仕事をする中でよく聞く悩みです。ではこのスキルアップってどういう状態を指すのでしょう?資格をとること?できることを増やすこと?今日は仕事の本質の観点からこのスキルアップという言葉を因数分解したいと思います。
目次
ライター
仕事は誰の為に行うのか
さて皆さん。
仕事って誰の為に行うのか明言することはできますか?
答えはものすごく簡単で、顧客と会社のために行うものが仕事です。自分の為になるのはあくまで結果論。つまりは仕事ができる、スキルが高いなどの評価は全て自己評価ではなく、他者評価に紐づきます。相手が自分に対して何を求めているのか、その期待値を越えてくる人が『仕事ができる』と評価される人なんだと思います。極論を言うと、スキルが高い=仕事ができるということではないんです。
この基本概念を持たずにただやみくもにスキルアップにだけ目を向けてしまうと、経歴や資格はキラキラしているのに評価されないという本末転倒な結果につながりかねません。
スキル=アウトプットの質を高める武器の一つ
ではスキルアップに意味はないのでしょうか?と聞かれると、答えは『否』。
顧客や社内の課題を解決していく、期待に応える中で、そのノウハウや、知識がないとどうにもなりません。大事なことはスキルがあってアウトプットの質が上がるのではなく、アウトプットの質を上げるためにスキルを上げる必要があるということです。アウトプットの質を高めるにはいくつかポイントがあります。
- オペレーションスキルを高める、幅を広げること
- 切り取られた依頼業務だけでなく、前後の業務フローや全体を把握すること
- 自分視点ではなく、相手視点、全体視点で業務遂行すること
①のスキルがなくても、②、③の観点でアウトプットの質を現状でも上げることは可能です。よく言われる『視野』と『視座』の意識を持つことが大切です。
スキルアップに必要なのは圧倒的なアウトプットの量と他者のレビュー
スキルは一朝一夕で身につくものではありません。またスキルアップを行うためにはフィードバックが必ず必要になります。日本人って教育課程上、どうしても先にやり方や方法を学ぼうとするのですが、その前に必要なことは『自分に何が足りないのか・できていないのか』を知ることだと思います。
勉強で例えると、数学の二次関数でつまずいているのに、算数の九九から学ぶのは無駄ですよね?逆に九九でつまずいている人に、二次関数を解くのは出来ませんよね?
そのため、自身が上げたいスキルがあるのなら、まずはそのスキルが高いと思う方に自分のアウトプットを見てもらい、フィードバックを受けることから始めることが大切です。
また、スキルが高い方のアウトプットを真似することも重要です。アウトプットを出す→フィードバックを受ける→足りない情報やスキルをインプットする→またアウトプットを出す。このサイクルを繰り返し行うことで、自分の引き出しや考え方をどんどんアップデートしていくことがすなわち『スキルアップ』ということだと思います。
仕事を行う上で大事なことはスキルアップではなく、アウトプットの質を上げること。
その為に必要なことはコラム内で伝えさせていただきました。
あとは『やるかやらないか』!人間は一人では成長できません。わからないことを聞くのは恥ではありません。頼ることは悪ではありません。恩は成長した自分が発揮できる価値で返せばいいんです。亀の歩みでも良いと思います。自分の成長する限界を自分で決めないでください。出来ることが増える楽しみを、皆さんにも是非実感してもらいたいです!
ではでは次回もジェシー流仕事術!こちらもお楽しみに♪
ーJUICY
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