2016年4月22日 更新

有給休暇はいつでも誰でも取れる?そのルールを知っておこう

みなさんは、有給休暇を使ったことがありますか?取れるのはわかっていても、雰囲気的に取りづらくて・・・と、諦めた方も多いのではないでしょうか。ここでは、法律で定められている有給休暇のルールを確認していきましょう。

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企業は、6ヶ月以上継続して働いている労働者に有給休暇を与える義務があります。条件に当てはまれば、パートやアルバイトであっても、正社員と日数は異なりますが、有給休暇があるのです。

あなたは、今自分が有休を何日取れるか把握できていますか?

有給休暇の日数

一般の労働者の場合

6ヶ月以上継続して働き、その間80%以上出勤した労働者は、最低10日の有給休暇を取得することができます。

その後は1年ごとに有給休暇の日数が増えていきます。

継続勤続日数と有給休暇の付与日数

継続勤続日数と有給休暇の付与日数

パートタイマーの場合

就労時間が1週間に30時間未満のパートタイマーは、勤務日数を基準に4段階に分けて有給休暇が与えられます。

継続勤務6ヶ月・出勤率80%以上の場合に対象となり、勤続年数が増えるごとに有給休暇の日数が増えるのは、一般の労働者と同じです。

パートタイマーの場合の継続勤続日数と有給休暇の付与日数

パートタイマーの場合の継続勤続日数と有給休暇の付与日数

有給休暇はいつでも好きなときに取れる?

「労働者が好きな時に有給休暇を取る」のが原則です。 ただし「事業の正常な運営を妨げる」場合には、雇用主はそれを断る権利があります。しかし、代わりの日を提示する必要まではありません。

「事業の正常な運営を妨げる」場合とは

単にいつも忙しい・人手が足りないから、という理由はあてはまりません。一度に多くの労働者が同じ時季に休む・代わりの人の配置も困難であるといった場合にあてはまります。そもそも雇用主にはこういった事態に陥ることを避ける「配慮義務」があります。この配慮をしても避けられない場合にのみ、労働者からの有給休暇の取得を断ることができるのです。雇用主が都合よく取り消せるものではないのですね。

 

 

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