結婚を機にキャリアチェンジ!自分らしさを模索した新たな生き方

結婚を機にキャリアチェンジ!自分らしさを模索した新たな生き方

はじめまして、2022年2月からHELP YOUにjoinした坂本です!今回は会社に属さず、リモートワークという働き方に変えたことで、自分の人生の幅が広がったお話をさせてください。私のように、「今のままの働き方でいいのかな?」「リモートワークは元々スキルがあったり、会社でしっかりと経験を積んだりした人じゃないとできないのではないの?」と思っている方の後押しができたら幸いです。

ライター

坂本杏奈
千葉県出身。障がい福祉の現場で利用者の作業支援や、就職活動のサポートなどをしながら、資格取得のために通信制大学に在学中。結婚と地元への引越しを機に退職。今後の生活の変化にも柔軟に対応したいと思い、HELP YOUにジョイン。→執筆記事一覧

マッチングアプリでの婚活、そして地元の房総に戻る決意

HELP YOUの存在は以前から知っていましたが、エントリーする勇気がなく、SNSでHELP YOUの動きを眺めているだけの時期が長かったのです。

私は元々、障がい福祉の現場で仕事をしながら、福祉の国家資格の受験のために通信制大学に在学していました。福祉の仕事は充実していたものの、通勤が必須でした。
また、いずれは人口密度の少ない地元に戻りたいなという思いから、場所にとらわれることなく仕事ができる、リモートワークに興味を持ったのです。

「ネットでリモートワークのリサーチスキルがないと難しい」「誰にも相談できない孤独な環境…」など、不安になる要素が多々あると感じましたが「やってみなければ分からない。自分で収入を得られるスキルが欲しい!」と、クラウドソーシングのサイトに登録しました。
しかし、継続案件を受けるも、約束通りに業務依頼が来なかったり、怪しげな勧誘を受けてしまったりと、なにかと非効率的だったため、一旦リモートワークを諦め、本業に集中したのです。

結婚後の新たな悩み

本業と通信制大学での勉強に追われる日々の中で、結婚という二文字も頭にちらつき始め、以前から気になっていたマッチングアプリに登録してみました。
不安もありましたが「良い人に出会えるといいな」というわくわく感も大きかったですね。

結果、最初にやり取りをした人がパートナーとなり、すぐに一緒に暮らし始めました。
職業はトラック運転手。不規則な勤務時間で、帰りが0時をまわることも。とても充実した日々を送れていましたが家事のほとんどを自分がこなし、通信制大学の勉強も続けていました。

「将来のためにも仕事は続けたい。でも、ほかにもやりたいことがあるし、時間に余裕が欲しい…。」と、結婚目前に新しい悩みが現れ、今後の生き方について真剣に考え始めたのです。

そんな中「結婚して私の地元、房総で暮らそう」というパートナーからの提案があり、2人とも仕事を辞めて、房総へ引っ越すことに。

仕事探しに苦戦。でも働きたい、誰かの役に立ちたい

元々、最終的には地元で暮らしたいと考えていた私にとって、パートナーからの提案はとてもうれしいものでした。
しかし、自分に合う仕事が見つからずに出ていった地元に戻るということは、また仕事探しに苦戦する可能性も。
それに今までと違って結婚、妊娠、出産、子育てを念頭に入れての仕事探しとあって、パートナーともたくさん話し合いました。

「家事もほとんどまかせてしまっているし、好きなことをしてていいよ」とパートナーは言ってくれましたが、私は外部の方と関わりを持ち続け、誰かの役に立ちたいという思いがありました。
しかし、通勤が必須の福祉の仕事はパートナーの不規則な勤務体制への対応や、今後の生活の変化をイメージすると継続は困難と考えて、一旦区切りをつけることに。新しくボランティアに参加したり、スキマ時間に別のかたちで貢献したりすることにしました。

HELP YOUにエントリー

場所や時間に捉われずに働きたい」ここでようやくHELP YOUにエントリーする決意をしました。
そのときには、「絶対落ちる、スキルも経験もないし」と、ほとんど諦めの気持ちで課題、そして面接へと進んでいたのです。
しかし、面接では「福祉の仕事の経験もHELP YOUでの業務で活かすことができるはず」と前向きに考えてくださり、お互い足りない知識を補い合えるような環境だと知りました。スキルも大切ですが、今までの仕事でどのように他の人と業務を進めていたのか、失敗した時にはどのような対応をしたのか、そういったコミュニケーション面をとても大切にされている会社だと実感しました。

面接までたどり着いたものの、不安な気持ちがあったため、他の仕事も探し始めていました。
ですので、採用通知が来た時にはとても驚きましたが、喜びも束の間。「スキルやキャリアのない私に、本当に仕事がいただけるのだろうか」と、不安が大きくなったのも事実です。

「自分らしく生きる」がリモートワークによって得られた

念願のHELP YOUのメンバーとして働けるようになったものの、リモートワーク未経験の私にとっては決して順調な滑り出しとは言えませんでした。「この業務を担当したい」と思っても「他の方に決まりました」とお返事をいただくことがほとんどです。
しかし、こうして記事を書くことができ、未経験でも経験を積めるチャンスがHELP YOUにはあります。

現在、私は通信制大学の講義を受け、普段の家事をこなしています。
また、地域のまちづくり意見交換会などに参加して、居場所づくりの活動で福祉の経験を活かしながら、趣味のハンドメイド作品を販売し始めるなど、充実した日々を送れています。リモートワークはあくまでも一つの手段・選択肢ですが、私は時間や働く場所にとらわれず、やりたいことや楽しめることに挑戦できる環境をリモートワークによって得ることができました。

ご家族とのツーショット

まとめ

リモートワークは通勤時間を考慮する必要はなく、時間に余裕を持つことができます。しかし、時間配分や自分を律する大切さ、また困ったときにはみずから発信する大切さを痛感しています。HELP YOUはリモートワークというお互いに顔を合わせない状況の中、相談や発信がしやすい環境を全員で作り上げている雰囲気があり、新人の私でも不安なく仕事ができているので感謝しています。

女性のキャリアへの課題はたびたび話題に上がり、「仕事と育児の両立は欲張り」という声を聞くこともあります。しかし、個人的には欲張りではなく、何を選び取るのかという表現が今はしっくりきています。今後も生活の変化が全くないわけではありませんし、仕事で迷惑をかけてしまうこともありますが、HELP YOUに所属したことで、新しい人生の良いスタートを切れたのではないかと思います。
時代は目まぐるしく変化し、ライフスタイルのお手本が少ないと感じることもありますが、自分がひとつの見本になれたらと、前向きに捉えています。

Link

おすすめリンク