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在宅ワークでキャリアアップ| 荒巻さんの1日【リモートワークと子育て②】

子育て世代のメンバーがなんと50%以上のHELP YOUですが、実際にはどのようにリモートワークと子育てを両立しているのでしょうか?子育てをしながらHELP YOUで働くママのリアルな1日に迫る連載企画!連載第2弾では、小学5年生の息子さんと2年生の娘さんを育てながら、在宅ワークでキャリアアップを実現する荒巻さんの1日をご紹介します。

▶リモートワークと子育て。連載第1回はこちら

ライター

齊藤由佳
山口県出身。大学進学で上京後、食品メーカーで営業職として勤務。その後結婚を機に、機械専門商社の営業事務に転職。
娘を0歳から保育園に入れて働き続けていたが、70歳まで働く時代。娘の小さい時くらいそばにいてあげたいと思いHELP YOUにジョイン。
いろいろな仕事に挑戦できるHELP YOUでスキルアップを目指し修行中。→執筆記事一覧

夫の転勤先でも働き続けるために転職

ピアノを弾くスタッフ くらしと仕事

お仕事の経歴を教えてください。

求人広告の営業職を経験後、大阪で学習塾教室の責任者(教室長)をやっていました。その後結婚を機に夫が働いていた松山に引っ越すことになり、私も松山の教室に異動させてもらい学習塾での勤務を続けました。しかし学習塾は夕方から夜がコアタイムなので、子どもが生まれてからも続けていくのは難しく、出産を機に退職。

夫の仕事は転勤が多いので、出産後は家でも続けられる仕事をと思い、選んだのが某通信教育講座の添削スタッフです。子どもが寝てからの夜の時間を中心に仕事をしていました。

下の子が幼稚園に入ってからは日中にも少し時間ができたので、在宅でできるバックオフィスの仕事がないか探していたところ、HELP YOUを見つけたんです。
HELP YOUにジョインした後も、通信教育の添削スタッフは2019年まで並行して続けていました。

荒巻さんがジョインされたのは2017年ですが、その頃は今ほどオンラインの事務は浸透していなかったですよね?

そうですね。私自身、当時はオンラインの仕事に関して、怪しげなものが多いのではないかというイメージをもっていました(笑)。でもHELP YOUが運営するメディア「くらしと仕事」の記事を読んで、実際に働いている人の様子を知り、この会社なら信頼できそうだな!と思いジョインを決めました。

今はHELP YOUの他にお仕事はされていますか?

人事・採用関連の仕事に力を入れたいと思い、2020年から別の会社でも業務委託として採用担当をやっていて、完全リモートワークで応募者対応や面接等をしています。

HELP YOUではどんな業務をされていますか?

スタッフとして、こちらでも人事・採用関連の業務を今はメインでやっています。あとは、外注管理といって、クライアントと外部の業務委託の方の仲介役みたいな業務もしていますね。
過去にはメディア関連の業務でアフィリエイト記事構成やワードプレス入稿、外注ライターさん対応等をしていました。執筆も経験していて、この「くらしと仕事」でもいくつか記事を書いたことがありますよ!

▽ 荒巻知美さんの書いた記事はこちら

会社倒産の危機?!ゼロからの再出発。そして出会ったアフリカの子どもたちの支援というライフワーク

キャリアアップを諦めない。地方生活で見つけた私らしい働き方

HELP YOUで働く1日のスケジュール

リモートワークで仕事中の様子 くらしと仕事

1日のスケジュールを教えてください。

荒巻さんの1日(お仕事時間約7.5時間)

06:00 起床、子どもと読書タイム
06:30 朝食
07:20 息子・娘:登校、家事タイム
08:30 手帳タイム&インプットタイム
09:00 お仕事開始(その日の最優先業務から)~15時半まで5.5時間
12:30 お昼休憩(60分)
15:30 子ども:帰宅、習い事への送迎
17:00 お仕事 ~18時まで1時間
18:00 家事タイム&休憩
19:00 夕食
20:00 お風呂
21:00 自由時間
22:00 お仕事(やり残した業務がある場合)~23時まで1時間
23:00 就寝

起床後、お子さんとの読書タイムがあるんですね!

今年から始めたんです(笑)。小学生の子どもたちも割と忙しくて、学校から帰ってきてから色々やろうとすると寝る時間が遅くなってしまうので、早起きして読書タイムをとろうと思って。まだ始めたばかりで試行錯誤の段階ですが、子どもたちはそれぞれ好きな本を読んで、私もその時間に読書をしています。

素敵な習慣ですね!お仕事前のインプットタイムというのは?

子どもたちが小学生になって朝の時間に余裕ができたので、仕事を始める前の30分くらいを勉強時間として有効活用しています。まず、手帳を確認してタスクを整理し、その日の業務スケジュールを組み立ててから、インプットタイムで採用関係のお仕事に関する動画を観て勉強しています。

お仕事の割合は、HELP YOUでの業務と他社とで半々くらいですか?

日によって全く違うんですよね。他社での採用業務が忙しい時は朝と夜しかHELP YOUの業務をしていない時もありますし、その逆もあります。もちろん半々くらいの日もあります。

息抜きをする時間や自分だけの時間はありますか?

夕食の片づけが終わってひと段落つけば、そこで少しのんびりしています。
後は、あらかじめこの日のこの時間は自分のために時間を使うと決めて、カレンダーに予定を入れておきます。
ミーティングや採用面接などが控えていてもその時間には入れないようにして、自分の予定を優先して仕事のスケジュールを組んでいますね。

子どもの成長に寄り添える在宅ワーク

子供達と海を望む くらしと仕事

今の働き方が軌道に乗るまでに苦労したことはありますか?

HELP YOUにジョインしたばかりの頃は、下の子が幼稚園年少で上の子も小学1年生だったので帰宅が早く、午後は公園で一緒に遊んだり、習い事の送迎をしたりで毎日外出していました。
当時は13時とか14時くらいまでしか働けていなかったですね。ですので時間に制約がある仕事はあまり担当せず、納期に余裕がある仕事を中心に引き受けていました。でも幼稚園と小学校の行事で日中に予定が埋まることも多く、納期までにどのタイミングで仕事をするかリソース管理に苦労していましたね。
外出先でチャットワーク(※1)を確認することも多かったので、タスク機能(※2)などを使って対応漏れがないように気を付けていました。

※1  HELP YOUで使用するビジネスチャットツール
※2 チャットワーク上で未対応のタスクを管理する機能

下のお子さんも小学校に入ったタイミングで業務を増やしたんですね。お子さんたちは荒巻さんの働き方をどう思っていらっしゃいますか?

日中親御さんが働いているご家庭は学童保育を利用することも多いと思いますが、うちの子どもたちは、私が家にいるので利用せずに帰ってきています。子どもたちは早く家に帰れて、家で自由に過ごせるので嬉しいみたいですよ。私の仕事自体にはそこまで関心がないようで、私がいつもパソコンやスマホを見ているので、子どもたちからは仕事をしているのか遊んでいるのか分からないと言われています(笑)。

在宅ワークと子育てを両立するうえで大切にしていることは?

子どもの予定を最優先にして仕事を入れることですね。学校行事や、夏休み・冬休み等のお出かけの予定もそうですが、平日でも子どもが事前にやりたいと言っていることがあればできる限り付き合います。
先日は下の子が、お兄ちゃんが家庭科で作ってきたカバンを見て、自分も作りたい!と言い出したので、夕方からミシンを出して一緒に作りました。

2人とも小学生になり以前より手がかからなくなったので、長期休みの間もそれほど業務量は減らしていませんが、午前中2人が宿題をしている時間はなるべくそばで見てあげるようにしています。
あとは土日は仕事をせずに、家族と過ごす時間を大切にしていますね。

人事・採用関係の仕事をもっと追求して専門性を高めたい

社を見上げるお子さんたち くらしと仕事

荒巻さんはリモートワークを始めて5年目ですが、今後のビジョンはありますか?

人事・採用関係の仕事に注力していきたいです。入社後の研修や評価制度、労務関連の実務経験も積みたいと思っていて、今やっている他社での業務を通じて専門性を更に高めていきたいと思っています。

人事や採用のお仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?

大学時代に人事労務関係の勉強をしていたのもありますが、当時、就職支援の学生団体に所属していたことがきっかけとしては大きいです。

地元は名古屋なのですが、名古屋で就職活動をしている学生を支援するイベントを、自分自身も就職活動しながら企画運営していました。
例えば、みんなで自己分析をするワークショップをしたり、社会人の先輩から話を聞くセミナーを開いたり。完全に非営利の組織なので人脈を頼りながらやっていましたね。
そういった活動の中で「いろんな人が自分のやりたい仕事に就けるようにサポートする仕事っていいな」と思うようになったんです。

それで最初に就いた仕事が求人広告の営業だったのですが、塾で教室長をやっていたときも自身で講師の採用をしていましたし、仕事内容や働き方が変化しても、誰かが仕事を選ぶ時の入口に携わってきたんですよね。

今、業務委託でやっている採用面接では、応募者の方になるべく色々な角度から質問するように心掛けています。合否にかかわらず、この面接を通じて新たな発見や気づきがあって、応募者の方の就職活動に少しでもプラスの場になればいいなという気持ちで。結果的に採用に至らない場合でも、私の投げかけた質問がきっかけで、その方が自分のやりたいことに気づき、ゆくゆくは本当にやりたい仕事で活躍できたら嬉しいなと思っています。

学生時代に感じた思いを、今のお仕事でも大切にされているんですね。

はい。働き方や仕事内容が変わっても、その思いはずっと変わらないですね!
今まで勤めていた会社でも、ある程度現場経験を積んだら人事の部署で仕事をしたいという思いがありましたが、子育てや夫の転勤で結果的にそこにたどり着く前に退職してしまいました。
でもHELP YOUに入ってから初めて本格的に人事や採用の業務に携わることができ、そこで知識と経験を積むことができました。その実績のおかげで、今では他社で採用専任としても仕事をすることができています。

やりたい仕事に挑戦できるHELP YOUで、ご自身がやりたかった人事の業務スキルを磨き実績を積まれてきたんですね!

そうですね。未経験ながらHELP YOUで人事・採用業務に携われたことは大きいですね。

HELP YOUでは今後どのように働きたいと思っていますか?

人事・採用の仕事を主軸としながらも、HELP YOUでは多種多様なクライアント様からさまざまな業務の依頼があるので、まだ携わったことのない領域にも積極的に挑戦していきたいですね。
一つの会社で人事の業務に携わっていると、その会社の考え方や仕事内容などが当たり前と思いがちですが、HELP YOUではクライアント様や、国内外問わず自分のライフスタイルに合わせて働くメンバーたちとの出会いの中で、業務内容も考え方も勉強になることが本当にたくさんあります。
そういった環境の中で、同じ考え方に固執せず、アンテナを張って成長し続けられると良いなと思っています。

まとめ

学生時代、就職活動支援のイベント運営で感じた「みんなが自分のやりたい仕事につけるようにサポートしたい」という思いを今も大切にし、子育てをしながらもリモートワークで着実にスキルを磨き夢を実現させようとしている荒巻さん。子どもたちの成長に寄り添いながら、フリーランスとして自身も成長し続ける荒巻さんの姿はとても輝いています。

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