チャットワークとは?初心者向けに基本の使い方をやさしく解説【入門編その1】

チャットワークとは?初心者向けに基本の使い方をやさしく解説【入門編その1】

チームで仕事を進めるうえで、一番大切なのが「情報共有」です。

在宅ワークやリモートワークが当たり前になった今、そんな情報共有を、ビジネス向けのチャットツールが支えてくれています。
なかでも、離れた場所にいるメンバー同士がチームを組み、クライアントと仕事を進めるうえで欠かせないのが「チャットワーク(Chatwork)」です。

この記事では、これからチャットワークを使い始める方に向けて「チャットワークとは何か」から、メールより便利な理由・基本の使い方・無料でどこまで使えるかまでを、やさしく紹介します。

ライター

岩下直人
千葉県船橋市出身。スポーツ用品メーカーで研究員として10年勤務後、家族で北海道下川町へ移住し役場職員を経験。子どもとの時間を増やしたく再び独立しHELP YOUへ。現在は3児の父として、フリーのWEBライター兼オンライン業務サポーターとして活動。AIも活用した丁寧な業務代行を得意とし、下川町の四季を撮る写真もライフワーク。→執筆記事一覧

チャットワークとは?

チャットワークは、連絡・情報共有・タスク管理などが手軽に行える、ビジネス向けのチャットツールです。
インターネットにつながる環境さえあれば、いつでもどこでもアクセスできるため、自宅でも外出先でも同じように使えます。

スマートフォン用アプリもあり、パソコンを開いていないときでもメッセージの確認・返信ができます。

LINEのような手軽さでありながら、仕事に必要な「宛先指定」「タスク管理」「ファイル共有」がそろっている。
それがチャットワークだとイメージすると、わかりやすいかもしれません。

メールや電話より便利!4つの理由

これまで、チームでの情報共有はメールが主役でした。
プロジェクトごとにメーリングリストを作る会社も多いですよね。

では、メールと比べてチャットワークのどこが便利なのでしょうか。
それは大きく次の4つです。

  1. 手間やストレスが少ない
  2. 自分に関係のあるメッセージを効率的にキャッチできる
  3. グループ別の管理がしやすく、一斉連絡と個別連絡を選べる
  4. 過去のやり取りを探しやすい

順番に見ていきましょう。

手間やストレスが少ない

ビジネスメールで地味に面倒なのが、署名や時候の挨拶。

「お世話になっております」から書き始め、最後に署名を付けて……としていると、本題はたった一行なのにずいぶん時間がかかってしまいます。
やり取りが続くと、お互いの署名だけでメールがどんどん長くなってしまうことも。

一方でチャットワークは名前のとおり「チャット」が基本。
そのため、挨拶や署名を省いて、用件のみを気軽にやり取りできます。

メッセージを送る際は、メンバーのアイコンと名前を見ながら宛先(TO)を選べるため、似た名前や同姓同名の人がいても、送り間違いが起こりにくいのが特徴です。

自分に関係のあるメッセージを効率的にキャッチできる

メーリングリストだと、
「自分に関係があるのかないのか分からないメールが、どんどんたまっていく」
「メールを開いてみたら、自分には関係がなかった」
ということが起こりがちです。

チャットワークなら、チャット一覧を「未読があるチャット」「自分宛ての未読があるチャット」といった条件で絞り込めます。
自分に関係するメッセージだけを先に読み、そうでないものは気軽に読み飛ばす。
そのような使い分けができるため、大量のやり取りの中でも必要な情報を見逃しません

グループ別の管理がしやすく、一斉連絡と個別連絡を選べる

チャットワークでは、プロジェクトごとに「グループチャット」を分けて管理できます。
さらに、メンバー個人との1対1のやり取りも可能です。

プロジェクトや業務内容ごとにグループを分ければ「関係者だけがいつでもチェックできる掲示板」ができあがります。

グループ内の特定の人にだけ伝えたいときは、その人を宛先(TO)に指定すれば、誰宛てのメッセージかを明確にできます。
もちろん、同じグループの人は内容を見られます。
そのため、チーム全体で状況を共有しつつ、必要な人にピンポイントで声をかけられます

過去のやり取りを探しやすい

さまざまなプロジェクトを担当していると、

「いつ話したかを思い出せない」
「誰と話した内容だか忘れてしまった」
「この件、結局どうなったんだろう…」

そんなこともよくありますよね。
メールでも過去のやり取りを検索したり、スレッドごとに確認したりはできます。
しかし、複数の相手や話題が入り交じると、必要な情報を探すのに手間がかかることもあるでしょう。

チャットワークでは、グループチャットごとにやり取りが時系列で残るため、過去の流れをさかのぼって確認しやすいのが特徴です。

あとからグループに加わったメンバーも、それまでの過去ログを読めるため、経緯のキャッチアップがしやすいという利点もあります。

さらに便利なのが検索機能。
やり取りで使った単語がうろ覚えでも、全体(またはグループを選んで)検索を行えます。

発言者や期間を指定したり、除外キーワードで絞り込んだりもできるため、目的のメッセージにたどり着きやすく便利です。
また、チャット上にアップロードしたファイルも「ファイル管理」からファイル名で探せます。

無料プランでどこまで使える?

「便利そうだけど、お金がかかるのでは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
チャットワークには無料で使える「フリープラン」があり、気軽に始められます。
無料でも十分な機能が盛り込まれているため、まずは登録してみるのがおすすめです。

ただし、長く使うなら知っておきたい注意点もあります。

  • 過去メッセージの閲覧は直近40日まで(それより前のメッセージは、有料プランにすることで無制限に閲覧可能)
  • ストレージは10GB(組織単位)
  • ユーザー数は100人まで(組織単位)
  • 組織外の人とつながれるコンタクト数に上限あり(1ユーザーあたり組織外20人)

※ 2026年8月時点のプラン内容です。最新の情報は、チャットワーク公式サイトをご確認ください。

過去のやり取りをずっと残しておきたい、大人数で本格的に使いたいという場合は、メッセージ閲覧やユーザー数が無制限になる有料プラン(「スタンダード(旧ビジネス)」「プロフェッショナル(旧エンタープライズ)」)を検討すると良いでしょう。

なお、一つ注意しておきたいのが「一度有料プランにすると、あとから無料のフリープランへ戻す(ダウングレードする)ことはできない」という点です。
そのため「まずは無料で試してみて、必要になったら有料プランへ」という順番で進めるのが良いでしょう。

テキストコミュニケーション術5つのポイントーフルリモートのプロがテキストに感情を乗せるコツを伝授(前編)

まとめ

チャットワークは、メールよりも気軽でありながら、仕事に必要な機能がそろったチャットツールです。
  • 用件のみを手軽にやり取りできる
  • 自分宛てのメッセージを効率的にキャッチできる
  • グループで情報共有しつつ、個別連絡も使い分けられる
  • 過去のやり取りを検索しやすい

気になる方は、まずは無料のフリープランから使い始めてみてはいかがでしょうか。

次回のチャットワーク入門編その2では、「CC(シーシー)の付け方」や引用・タスク管理など、もう一歩使いこなすためのコツを紹介します。こちらもあわせてどうぞ。

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