職場復帰をスムーズに!育休終了前にしておきたい準備と心構え
子育てや家事に専念できていた育休期間もあと少し。職場復帰が近づいてくると、「仕事をまた頑張ろう!」という前向きな気持ちの半面、「仕事と家事育児の両立できるかな……」という不安な気持ちが強くなってくるもの。そんな方に、育休終了前にしておきたい準備と心構えを、子どもが1歳2ヶ月のときに職場復帰した私の経験をふまえてご紹介したいと思います。
目次
ライター
子ども編
その1:子どもを保育園に預ける準備をする!
産まれてから常に母親と一緒に過ごしてきた子どもを人に預けるのは勇気がいるもの。うちの子どもは比較的人見知りしない方でしたが、復帰1~2ヶ月前から人に預ける予行練習を徐々にしました。まず手始めは夫や両親に半日から1日程度預けてみる。次のステップは保育園の1日保育など、家族以外の方に預けてみる。そうこうするうちに復帰目前。入園する園に慣らし保育をお願いする。という流れです。
注意したいのは育休期間の設定。私の場合は1日に復帰予定と会社に申告していましたが、慣らし保育の期間を取ってなかったためプラス1週間は貴重な有給休暇を使うことに……。入園直後は子どもが体調を崩したりして早めにお迎えに行かなければならない時もあるので、余裕をもった復帰日設定を強くおすすめします!
その2:予防接種はできる限り育休中に!
子どもが産まれてからびっくりしたのが、受けなければいけない予防接種の多さ。任意のものを含めると3歳までに受けなければならない予防接種は、30回以上にも及びます。病院によっては予防接種の曜日や時間が決まっており、予防接種のために会社を休まざるを得ないことも。大事な有給や時間休は、子どもの急病などで突然休まなければならない時のために取っておきたいので、予防接種は時間の余裕のある育休中に計画的に受けておくことをおすすめします。
その3:卒乳……。
子どもを母乳で育てている方は、「保育園に入る前に卒乳しなきゃ。」と焦っていらっしゃる方も多いのでは。私もそうでした。私の場合は何度か卒乳を試みましたが敢え無く挫折……。保育園の入園面談の時に相談したら、「離乳食も始まってますし、園としては断乳・卒乳していなくても構いませんよ」とのお返事でした。仕事復帰前にすんなりと卒乳できるとベストだと思いますが、そうでなくても家に帰ってからのスキンシップの一環として授乳タイムを残しておくのも一つの方法かなと自分の経験から思います。
うちの場合は、帰宅後まずすることはソファーに座っての授乳タイム。その習慣は3歳くらいまで続きました……。最初の頃は仕事中もおっぱいが張って辛かったですが、そのうち体も順応してきます。保育園で我慢したり頑張ってきた分、子どもに思い切り甘えさせてあげられる時間が取れたので、今となってはそれも良かったのかなと思っています。
自分自身編
その1:仕事復帰後のシミュレーションをする!
長く仕事をお休みすると、仕事をしていた時の生活リズムを忘れてしまいがちですよね。仕事復帰すると、子どもとのゆったりとした時間から一変、時間に追われる慌しい生活に突入します! 職場復帰の1か月程前には、仕事が始まってからの1日のタイムスケジュールを考え、それに合わせた生活に徐々にシフトチェンジしていくと復帰もスムーズにいきますよ。また復帰後の職場の上司や同僚と密に連絡を取り、会社の状況などを把握しておくと安心です。パソコン仕事の方は家でも触るなどして、勘を戻しておくといいですね。
その2:復帰後の家事育児の役割分担を夫婦で話し合う!
育休中は一日家にいるので、ついつい家事は一人でこなしてしまっているという方も多いのでは。しかし仕事に復帰すると、仕事+育児+家事を自分一人の肩に全て背負い込むのは難しいです!ご主人や身内などの助けが必要不可欠になってきますので、復帰前によく話し合っておくことをおすすめします。できれば育休中に旦那さんに家事のコツなどを伝授できると最高ですね!
いざやってみないと分からないことも多いと思いますが、こういう時には誰がどうするなどのシミュレーションをし、協力体制を準備しておきましょう。
その3:家事をできるだけ楽にする工夫をしておく!
仕事復帰すると、家に帰ってからは子どもや家族との時間を大切にしたくなります。でも生活するうえで避けて通れないのが家事……。私の場合は、できるだけ家事を楽に時短できる工夫をしています。料理だったら、圧力鍋やフードプロセッサー等の調理器具をそろえたり、育休中に時短レシピのバリエーションを増やす。お洗濯なら衣類乾燥機を準備したり、部屋干しできるアイテムを準備する。食洗器や自動掃除機など機械がやってくれるものは、割り切って文明の利器に頼るのも時短のコツです!
まとめ
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