夫婦の負担の差に不満!?ママたちの忘年会事情
年の瀬も迫り、世間は忘年会シーズン。普段仕事や家事・育児に追われているママも、ときには羽を伸ばしたいと忘年会に参加する人も多いですよね。反面「参加したいけれど子どもがいるし……」とお悩みの方もいることでしょう。株式会社キッズラインが調査した「ママたちの忘年会事情」からは、ママが忘年会に参加する時の悩みや、夫婦での忘年会に関する意識や負担の差が浮き彫りになってきました。あなたはパートナーが忘年会に行くとき、素直に送り出せているでしょうか?
目次
ライター
ママの半数は忘年会に参加する
【調査概要】
・調査:キッズライン
・調査期間:2018年11月28日~11月30日
・調査対象:子育て中の女性160名、男性3名・就労状況 共働き世帯:78.5%、片親のみ就労世帯:16.0%、ひとり親世帯:5.5%
・調査方法:インターネット
・参考:株式会社キッズライン 調査レポート「子どもを気にせず、忘年会に行ける夫はずるい」150人のママに聞いた、心の叫び」
「年末、忘年会に参加しますか?」という問いに参加予定と回答した人は47.2%、不参加の人は52.8%でした。
ママたちの約半数が忘年会に参加を予定しているようです。
忘年会にはパートナーの協力や理解が不可欠。しかし本音は?
ママたちが忘年会に参加する場合、子どもを預けるのは「パートナー」という回答が最も多くなっていますが、「ベビーシッターやファミリーサポート」「実家・義実家」を利用している方も3割を超えています。ママたちが忘年会に参加するためには、子どもの預け先を手配しなくてはならないという苦労がつきまとうことがわかります。
ママが子どもを預けて忘年会に参加することには、7割以上のパートナーは賛成してくれているとの回答です。この結果なら、ママたちは気兼ねなく忘年会に参加できるのでは……?と思うのですが、ママたちの不満は別なところにあるようです。
「逆にパートナーの忘年会参加について思うことはありますか?」との質問には、「パートナーは子どもの預け先などを気にせず、予定を立てることができてうらやましい」という回答が半数以上となりました。「自分の忘年会参加にも協力的なので不満はない」という回答はまだまだ少なく、多くのママが、子どものことを気にせず自由に忘年会に出かけるパートナーへ不満を抱えているのが実情のようです。
自由回答では、
「お母さんが子ども預けて酒飲みに行くと、子どもが可哀想と言われるのが納得できない。お父さんは散々飲みに行ってるのに…」
「なんで、あんたは平気な当たり前って顔して忘年会参加出来るのよ。私の忘年会は、シッターさんに預けるのだって嫌な顔をするのが信じられない。」
「夫の忘年会は本当の意味で忘年会、自分の忘年会は完全に子どもや家事を忘れられるものではないかなー。明日の心配をしなくて飲めるのは羨ましいよ!」
と、パートナーが忘年会に参加することへのさまざまな不満の声が多く聞かれました。
日本ではまだまだママが子どもを預けて飲みに行ったり、夜間に外出したりすることは一般的ではなく「子どもがかわいそう」と思われてしまうこともあるようです。また、忘年会に参加したとしても、子どものことや明日のことを考えて、心から楽しめないという声も聞かれました。それに対し、子どもの預け先や時間も気にせず自由に忘年会の予定を立てるパートナーがほとんど。こうした状況が続けば、これからの忘年会が続くシーズン、ママたちがパートナーとの意識の差を感じたり、不満を感じたりする機会が増えそうです。
ママが笑顔でいられることが子どもの幸せ
忘年会に参加したくても、子どもへの罪悪感や預け先がなく参加を諦めているママ(パパ)も多いことでしょう。アンケート調査では、そんな人たちに対し、たくさんの応援コメントが集まりました。
「ママの発散が結果的に子どもへの笑顔に繋がってると思います」
「ママも普通に働いてるんだから本当は、罪悪感待つ事はないはず。子どもが話しを理解できるなら、自分が頑張って仕事してる事話してみましょう!」
忘年会へ参加することに罪悪感を持つことはない、ママが楽しい時間を過ごして笑顔でいられることが、結果的に子どもの笑顔にもつながるというコメントが大半を占めました。子どもがいるからと、忘年会への参加を諦めているママも、今年は一歩踏み出して参加してみるのもいいのかもしれません。
まとめ
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