「くらし」から始まる働き方図鑑【在宅ワーク・テレワーク編】
「くらしと仕事」では、自分の人生を大切にし、「くらし」の充実のために仕事もがんばりたい女性のために、様々な働き方を提案します。今回は、通勤に時間が取られない、住む場所が変わっても続けられる、仕事と家事・育児や趣味などの時間を柔軟に切り替えられるなど、メリットがいっぱいの「在宅ワーク・テレワーク」という働き方をご紹介します。
目次
ライター
会社員として在宅ワーク・テレワークをする
会社員として、毎日在宅勤務
これまで、就職するとなるとその「会社に通えることが」当たり前の条件でしたが、最近は、「在宅勤務可」「リモートワークOK」といった形で、住む場所を限定せずに社員を募集している会社もあります。また、それまでは普通に通勤していた人が「夫の転勤のために転居したい」、「子育てにもっと時間が取れるよう家で仕事したい」といった希望を出し、在宅勤務が認められるパターンも出てきています。このような場合、普段はずっと在宅で働いている人も時々は打ち合わせのために会社に行く、どこかでメンバー全員の合宿をするなど、顔を合わせてのコミュニケーションをできる機会を作っているところが多いようです。
会社員として定期的に、または必要に応じて在宅勤務
上で紹介した「常時在宅勤務」以上に急激に増えているのが、週に◯回など定期的に、または必要に応じて在宅勤務を許可している会社です。「育児や家族の介護の必要がある場合」など、条件が決められている会社もありますが、「昼間に役所に行かないといけない。そのために有休を取るのは無駄だから」や、「お客さんを訪問後、会社に帰るよりも自宅で残りの仕事をした方が時間の節約になる」など、「仕事の生産性アップ」につながるならどんな理由でも良い、とする会社も出てきています。を問わず、また、それまでは普通に通勤していた人が「夫の転勤のために転居したい」、「子育てにもっと時間が取れるよう家で仕事したい」といった希望を出し、在宅勤務が認められるパターンも出てきています。このような場合、普段はずっと在宅で働いている人も時々は打ち合わせのために会社に行く、どこかでメンバー全員の合宿をするなど、顔を合わせてのコミュニケーションをできる機会を作っているところが多いようです。
会社員として、サテライトオフィスに勤務
自宅だけではなく、社員が住む場所に近い「サテライトオフィス」で働くという例もあります。通常「支社」や「出張所」は、取引先が多くいるなど事業のために便利な場所に設置するものですが、「サテライトオフィス」は社員の生活に便利な場所に設置するという側面が強いものです。また、以前からあった支社や支店などを「サテライトオフィス」と位置づけ、都合によって本来の勤務先ではなく「サテライトオフィス」で仕事をしても良い、としている会社もあります。自宅だと仕事をする場所や設備が整っていないこともあるので、自宅や外出先近くにサテライトオフィスがあるととても便利ですね。
個人で在宅ワーク・テレワークをする
オンラインアウトソーシング(在宅ワーカー)
「オンラインアウトソーシング(在宅ワーカー)(オンラインアウトソーシング(在宅ワーカー)・オンライン秘書)」とは、企業の事務処理や資料作成など様々な仕事を自宅で行うサービスのことです。サービス運営会社が複数の企業から仕事を請け負い、登録アシスタントに割り振ります。アシスタントは特定の企業の担当に付き、複数のアシスタントでチームを組んで、インターネットでコミュニケーションをしがら仕事に取り組むことが多いです。結婚や出産を機に退職した女性などが。以前の仕事の経験を活かしつつ自宅でできる、地方や海外にいても都会の企業のやりがいのある仕事に関われるなどといった点で、今注目されている働き方です。
クラウドソーシング
「クラウドソーシング」とは、企業などがインターネットを通じてたくさんの人から作業やアイデアを募ることです。日本では、「ランサーズ」や「クラウドワークス」といったクラウドソーシングサービスが有名で、これらのサイトに登録すると、様々な仕事に応募することができます。他に、女性向けの仕事に限定していたり、スマートフォンを使って簡単にできる仕事ばかりを扱うといった、特徴のあるクラウドソーシングサービスもあります。総じて単価は安いですが、初心者でもできる仕事が多い、短時間でできる仕事が多いなど、チャレンジしやすい仕事が多いため、有効に使えば、限られた時間を活かしてお金を稼いだり、未経験の仕事にチャレンジし実績を作ることができます。
自宅でお店・教室
以前に働いていた時の経験や、趣味、新たに学んだことを活かし、自分のペースで仕事をしたい女性に人気なのが、自宅でお店や教室を開く方法です。自宅でサロンや教室を開く女性を指して「サロネーゼ」と呼ぶこともありますね。個人事業主として、あるいは会社を設立して完全に独力で始める場合もあれば、くもん教室のように、企業と契約を結び、すでにあるブランドやノウハウを活用して始めるケースも有ります。お店を開いたり、例えばヨガ教室など大きなスペースやそのための設備が必要な場合は、自宅改装の必要が出てきたりしますが、マンツーマンで語学を教えたり、ネイリストをするといった場合は、今住んでいるお家のままで開業できるでしょう。また、オンラインショップの運営であれば、お客さんは来ないので、事務作業をしたり在庫をおいたりするスペースを用意すれば始められます。
自宅で専門職の仕事をする
デザイナーやイラストレーター、プログラマー、ライターなど、いわゆる「クリエイティブ系」や「IT系」と言われる仕事は個人でもできるものが多く、自宅で仕事をしている方も多くいます。最近ではそれ以外にも、マーケティングや経理、人事といった文系総合職の社会人として培った専門性を活かし、企業からの依頼を受けて自宅ベースで仕事を始める方も出てきています。
まとめ
一言で「在宅ワーク・テレワーク」といっても、様々なパターンがあることが分かりましたね。「自宅で働けたらなぁ」と思った方も多いと思いますが、もし今お勤めなら、会社で「在宅勤務のトライアルをしてみませんか?」と提案してみるのもいいでしょう。個人で何かを始めるにしても、自宅でやるならほとんど元手がかからずにできることがたくさんあります。「まずは試しにやってみよう」という気持で、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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