ニットに新卒で入社。365日noteを書き続けた先にあった学びとは
オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」を運営する株式会社ニットの新卒第一期生として入社した吉治祥吾さん。大学在学中にニュージーランドへ留学した際に「自分の意見」を持つことの大切さに気付き、自身の意見を発信する場所としてnoteを始めました。(※noteは、自分自身の経験やノウハウを文章や画像、音声、動画にしてユーザーに共有できるサービスです。)
学生時代の留学経験や新卒で入社したニットでの仕事の様子、そしてnoteの活用を通してご自身にどのような学びがあったのかを伺いました。
目次
ライター
ニットに入社したきっかけは、仲間だった
まずは新卒でニットを受けようと思ったきっかけを教えてください。
就活をしていたときに、キャリアセミナーのイベントでニットの広報である小澤さんが登壇されたことがありました。お話を聞き、とても面白い方だと思いました。その後、小澤さんのTwitterでニットの新卒募集があることを知り、新卒説明会に参加したのがきっかけです。
その説明会で、応募をしようと思った出会いがあったのですね
そうですね。説明会で、社長の秋沢さんやニットのメンバーにお会いしてこの方々と一緒に働きたいと思いました。
また、ニットで働いているメンバーの働き方や生き方に憧れて、もっとこの会社の事を知りたいと感じました。
業務内容やサービスというよりは、働いている人や働き方に魅力を感じたんですね?
まさしく、そうですね。「人だけで仕事を選ぶな」という意見もありますが、どんな仕事もやってみないと結局分からないと思います。好きなことでも実際にやってみたら違うなと思うこともありますので。
リモートワークが当たり前となった時代に入社した新入社員の現在とは
4月に入社されたばかりですが、ニットでの仕事はどうですか?
正直、まだ楽しいまでは至っていないです(笑)。というのも、まだ自分自身でハンドリングできることが少ないので、今は楽しい、楽しくないというよりは、ついていくのに必死という感じです。
これからどんどん自分でできることが増えていけば楽しいと思いますし、楽しくないというのもネガティブなことではないと思っています。
何も分からないからこそ自分が意見を言うことで、周りから「良い気付きだね。ありがとう」と言ってもらえたら、少しは貢献できているのかなと思います。
仕事でも、プライベートにおいても今後目標としていることはありますか?
目標にしていることは、3年目に海外に住みながら仕事をすることです! これからの2年間で先輩方のように一人前になり、どこにいても働いていけるようになりたいですね。
大学2年生の時にニュージーランドに留学した際、「自分はたまたま20年間日本に住んでいるだけで、ここに住んで生きることが本当に自分にとって1番幸せなのだろうか」と思うようになりました。まだ若いので、さまざまな場所に自分の足を運んで色んなことを経験していきたいですね。
吉治さんのnoteはどんなきっかけで始まったのか
noteをはじめたきっかけは何ですか?
大学2年生の時に行ったニュージーランド留学です。他の留学生は、英語の文法はめちゃくちゃだけど、自分の意見を堂々と話している人が多かったんです。一方、自分は英語が全然話せなくて悔しかったですね。その時、自分自身が英語を話せないのは、自分の意見を持っていないからだということに気が付きました。意見を持つことの大切さをここで知り、自分の意見を発信する場としてnoteを始めました。
noteは帰ってきてすぐ書き始めたんでしょうか?
しっかり書き始めたのは、大学4年生の頃です。最初は100日連続で書こうと思い、100日書いた時点で一旦止めました。その2か月後にやっぱり書き続けようと、2020年11月頃から1年間書き続けることを決めました。
毎日書くとコミットした方が続きやすいというのはありますね。
そうなんですよね。言ったのにやらないというのが1番ダサいと思うタイプなので(笑)。
毎日書いていくうちに、毎日書いていた方が楽だと思うようになりました。週2、3回ペースだと「今日は書かない」という選択肢も出てきて、「明日でいいか」と先延ばしになっていくこともあります。ただ、毎日のペースだと「今日は書く」という選択肢しかなくなるんですよね。
なるほど。私は、選択肢を多くしがちなのですが、選択肢を狭めた方が良いこともあるのですね!
誰に強制されてやっているわけではないからこそ、毎日やるという選択肢しかないようにしました。
noteを書く上で、こだわりなどはありますか?
はい、2つあります。一つ目は、時間を測りながら記事を書くことです。毎日書くと決めた以上、1つの記事に時間をかけすぎるとストレスになるため、20分以内で書き上げるように意識していました。
二つ目は、上手く書けなくても投稿し続けることです。毎日書いていると、上手く書けたなと思う日もあれば、全然ダメな日もあります。自分の中で良し悪しを決めていても、実際に投稿してみたら、ダメだと思った記事が誰かの役に立っていたということもありました。そのため、自分自身が納得のいかない記事でも、それが今の自分だと思い、投稿することを続けました。
365日書き続けたnoteは吉治さんの自信につながり、ついに人の気持ちも動かすほどに
noteを365日書き続けたことで、今ニットで働いている中で活かされていることはありますか?
これも2つあります。一つ目は、テキストコミュニケーションにおいてです。毎日書く業務日報が、端的にまとめられていると言ってもらえたとき、意識はしていなかったけれど、文章を書く力が身についていたんだと思いました。
二つ目は、noteを毎日書いてフォロワーが多くなっていたことで、「noteの人」として社内で認識してもらえたことです。既に普及しているTwitter等ではなく、noteを選んで良かったと思っています。
今の時代は、SNSの種類が多く、その特性によって向き不向きがあるので、自分に合ったSNSを使い分けていけたら良いですよね。
吉治さんのnoteをきっかけにHELP YOUにジョインされた方がいたそうですね! それを知ったとき、どう感じましたか?
率直に嬉しかったですね。noteでニットやHELP YOUのことを詳しく書いたつもりはなかったのですが、自分がシンプルに思ったことを書いた結果、人が動いてくれたのは嬉しかったですし、やっていて良かったと思いました。
365日noteを書き続けたことで、ご自身の中で変化はありましたか?
一つ目は、継続することで自分に自信が持てたことです。noteを書いている時は、大学生活の中で少しだらけていた時期だったんですが、自分もこうやってコツコツできるんだと自信になりました。
二つ目は、自分の意見を発信することは苦手だと思っていたんですが、案外好きなのだと気づけたことです。今後も、情報を受け取るだけではなく、発信をどんどんやっていきたいと思っています。
まとめ
留学時に感じた「意見を持つことの大切さ」を知った吉治さんだからこそ、人の心に訴えかける記事が書けるのだと感じました。また、ただ日々何かを感じ取るだけではなく、感じたことを発信する大切さを教えていただきました。
インタビューの際には、生き生きと爽やかな笑顔でお話してくださったのがとても印象的でした。今後、海外で生活をしながら働くという素敵な目標も是非叶えて欲しいです!
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