職場復帰してワーキングマザーになるあなたに、おすすめの本5選

スムーズな職場復帰に向けて、職場・家庭で参考になる本のご紹介です! 

4月入園希望の方に、保育園の承諾通知が届く時期になってきました。無事保育園が決まると、会社への復帰報告や保育園の準備など慌ただしい日々が始まります。そんな中でふと、今までずっと一緒にいた子どもと離れて過ごす時間のことを考えて、不安な気持ちに押しつぶされそうな時もあるかもしれません。3年前になりますが、筆者もどのようなことを不安に感じたか思い返してみたところ

  • 長時間親と離れて、子どもは不安定になったりしないかな?
  • 時短勤務や突発的な休暇等、子ども中心で会社から迷惑がられないかな?
  • バランスの取れた食事や、掃除などちゃんと家事ができるかな?
  • 忙しいパートナーと育児や家事をどれだけ分担できるのかな?
  • 限られた時間の中でどうやってやりくりしたらいいのかな?

 

このようなことを考えていました。もしも、1つでも当てはまれば是非これからご紹介する本を手にしてみてください。具体的なアドバイスや先輩ママの声を読んでいるうちに不安な気持ちが軽くなりますよ。

 

今回は以下ののカテゴリーで5冊の本をご紹介します。

ライター

西谷 じゅり
女性に求められる役割が多い中、仕事・家事・育児それぞれのフィールドをより楽しむために試行錯誤中。ライフスタイルに合った働き方を模索しています。趣味はピアノと読書。

ワーキングマザーならではの働き方を知る本

仕事も子育ても自分もうまくいく! 「働くママ」の時間術  馬場じむこ

「働くママ」の時間術 仕事も子育ても自分もうまくいく!

「スムーズに定時に帰るために」など、復帰してから直後の仕事の仕方についてかなり詳しく書いてあり、復帰直前に読むには最適な1冊です。限りある時間なので、できないものは抱え込まずやらない潔さを! そのためにも最も大切なものは? なりたいママ像は? という自分の軸を定めておく作業は今後壁にぶつかり迷った時の指標になります。効率的に使えば細切れでも楽しい時間になると、自分時間を作るヒントが盛りだくさんですよ。

働くお母さん流の育て方を知る本

働くお母さんの子どもを伸ばす育て方  高濱正伸

働くお母さんの子どもを伸ばす育て方

過去の「こうあるべき」にとらわれて陥りがちな、働く=子どもがかわいそうという思考から脱却するにはどうしたらよいのでしょうか。具体的なアドバイスとあたたかいメッセージに思わずホロリ。子どもの勉強方法やしつけ、生活習慣に関することなどについては学習塾を経営している筆者だからこその視点で納得です! 子どもの「やる気スイッチ」をどうやって見つけるのか、またいかにして「やる気スイッチ」を切ってしまう場合があるのか…親として読んでおきたい1冊。

時短家事力をアップする本

魔法使いの台所―まとめづくりと手早い料理で夕食用意が30分  婦人之友社編集部

魔法使いの台所―まとめづくりと手早い料理で夕食用意が30分

仕事を終えて、子どものお迎えに行って、一息つく間もなく夕飯の準備。栄養バランスも当然のことながら乳幼児のうちは、連絡帳に朝食・夕食を書かせる保育園も多く献立は悩みのタネです。本書には本格的なメニューもありますが、洗っておくだけや、多少刻んでストックしておくだけで汁物が充実するなどすぐに実践できるものも沢山載っています。台所を家族で共有するための収納法や家事にいかに家族をまきこむかなども参考になりますよ。

がんばるママのエネルギーをチャージする本

子どもはみんな問題児。  中川李枝子

子どもはみんな問題児。

「ぐりとぐら」の中川李枝子さんから全てのお母さんへ。保育園に入れることになって悩むなんて贅沢な悩み。そうは言っても泣いている我が子を置いて会社へ向かうのは想像以上に辛く、やめた方がよいのかもしれないと悩むこともあるかもしれません。そんな時「たとえ、一日のうちで一緒にいない時間のほうが長かったとしても、母と子の信頼関係はゆるぎません。」など数々のメッセージは張り詰めた気持ちをそっと解放してくれます。

リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ  博報堂リーママプロジェクト

リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ (角川書店単行本)

仕事に復帰すると日々の忙しさに追われ、育休中に他のお母さんと話していたような子育ての悩みを共有できる場は意外に少ないのかもしれません。本書はサラリーマン・ママあるあるをエールに変え「糧(かて)ことば」として30のフレーズを紹介しています。「ホコリでは死なない。」や「育休明け、部下が上司になっていても動揺しない。」などざっくばらんの本音トークの数々に、悩んでいるのは自分だけじゃなかったのだと心が軽くなる本です。

まとめ

5冊の本をご紹介しましたが、全てに共通するのが「頑張りすぎない」です。やってみて駄目そうだったらやらない、誰かを頼る・巻き込む、そのことについて自分の処理能力が低いからだと思い込まない、これに限ります!筆者自身もなかなかその境地に至らず、時折自分を見失いそうになりますが…周囲のサポートに救われています。ぜひ、気負わず一緒に新しい環境を楽しみましょう!

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