2017年4月13日 更新

復帰前の両親学級! 『脱・ワンオペ育児』の経験をシェア

4組の夫婦の家事分担や子育ての方針が語られました

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育児休業期間を経ていよいよ職場復帰するという時には、「仕事と家事を両立していけるのだろうか」「働いている間、離れている子どものことが心配……」など、あれこれ不安に思うことがあるのではないでしょうか。そんな共働き子育て家庭のご夫婦のために、クラウドソーシングサービスの株式会社クラウドワークス、家事代行サービスの株式会社カジー、そしてベビーシッターマッチングサービスを提供する株式会社キッズラインの3社が合同で「復帰前の両親学級」を開催しました。

実際に共働きで子育てを行っている先輩ご夫婦をパネラーに招き、その実例から夫婦での家事分担について、また子育てと仕事のバランスのとり方、工夫している点などを深く掘り下げて話してもらうといった内容でした。自分たちの家ではどんな方針で、何に重点をおいて家庭をマネージメントしていけばいいのか、きっとヒントになることがあるはずです。

 

6人の先輩パパ・ママが登場

パネラーとして登場したのは、次の4組のご夫婦。

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(1)4歳の長男・1歳の次男を持つ佐倉さん夫婦
夫婦ともに大手人材紹介会社の社員で、佐倉さんご自身は残業のない形態で営業職に復帰しているそう。夫の帰宅は平均して21~22時と比較的遅いほう。夫の親に月一回程度、キッズラインのベビーシッターを週一回程度利用して、子育てをサポートしてもらっている状況だとか。

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(2)2歳の娘を持つ水谷さん(パネルディスカッションには妻のみ参加)
夫婦ともにコンサルタント会社のアクセンチュアに勤務しており、仕事が忙しい毎日。夫は早くても21時の帰宅、水谷さんは基本的には17時までの時短勤務ですがクライアントの都合で20時ごろになることも。カジーの家事代行サービスを月に2,3回程度利用して、家事の負担軽減をしているそうです。

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(3)9歳の長女と1歳の長男を持つ新田さん夫婦
夫は会社経営者で、厚生労働省のイクメンプロジェクトの委員を務めています。かつてはブラック企業に勤めていたそうですが、このままでは子育てができないと一念発起、独立を果たしました。妻はソフトバンクで管理職として復職、時短勤務中ですが近くフルタイムに戻る予定。

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(4)3歳の長女と1歳の長男を持つ橋本さん(パネルディスカッションには妻のみ参加)
夫は製薬会社で人事を担当、週に1、2回は20時に帰宅して子どもたちをお風呂に入れてくれますが、通常は帰宅が22時ごろで、日付が変わってしまうことも。妻は現在フリーランスでweb制作などを行う在宅ワーカーで、クラウドワークスを利用しています。

 

4組の先輩夫婦 それぞれの家事育児分担模様は?

それぞれの家庭の家事分担図が紹介されました。赤色が妻、...

それぞれの家庭の家事分担図が紹介されました。赤色が妻、青色が夫、ピンクはどちらかというと妻、水色はどちらかというと夫が担っている家事を表します。

まずは、各家庭で家事・子育ての作業分担をどのように行っているか、「分担マップ」を使って紹介がありました。


佐倉さんの家では、分担は妻7:夫3といった感じ。住まいの川崎市中原区が保活激戦区だったため預けることができず、ふたりの子どもは新橋と自宅近くの保育園と別々に通っていて、毎日の送迎がかなり大変。それは夫が担当してくれているそうです。「通勤ラッシュのピーク時を避けて、子どもを抱っこしていても苦しくない9時ぐらいの電車を利用するようにしています」とのこと。また、平日は夫の帰宅が遅い分、土日に料理をしてくれることになっているようです。佐倉さん曰く「我が家は『死ななきゃ大丈夫!』というルールにしているので、平日に窓を拭くといった細かい家事は省いて、余裕のある時だけやるようにしています。」とのこと。夫も、「やらなくてはいけない作業を減らすことは、夫婦が仲良くやっていくために大事だと思います」と賛同していました。


子どもが2歳のイヤイヤ期真っ盛りという水谷さんの家では、分担は妻6:夫4。子どもはママが大好きで、お世話をするのはママじゃないと嫌がるため、夫には子どもの世話以外の家事を主に担当してもらっているそう。昨年4月に水谷さんが復職した直後は、すべての家事を妻が担っていた状態。あまりの負担の大きさに怒りが爆発してしまい、「家庭不和になったときに、夫が恐る恐る家事に手をつけ始めて」今に至るそうです。


そして、新田さんご夫婦の場合は、10歳の長女が積極的に家事育児をお手伝いしてくれていて、頼もしい戦力になっているようです。分担マップには、長女の担当も記載されていました。また、夫は帰宅が比較的早く、イクメンを自負して進んで家事育児に参加しているそう。「このマップは妻と娘の意見で作成されたもの。自分では5:5ぐらい分担していると思っていたのに、マップを見ると妻7:夫3。『結構家事育児をやっている』と思っていても、この程度ですからね(笑) よほどがんばらないと、妻の満足は得られないですよ」と、会場の男性たちに呼び掛けていました。小学生の長女のために、ふだんの学校生活や習い事、勉強のケアも必要な新田さん。「娘の学校生活のフォローは妻が、休日に遊びに連れて行くなど希望を叶えてあげる役割は夫がしています」


4組目の橋本さんの家では、妻8:夫2の分担。実質的に夫が週1、2回程度しか早めに帰宅して子どもたちの面倒を見ることができないため、こういうバランスになっているのだそうです。「転職活動中に子供を授かったので、当初は私が家事育児の全部をやって当たり前と思われていました。その後仕事を始めて、その時々で新しい会社の立ち上げに参加したり、フリーランスになったりと忙しさも変わってきて。何度もキレてしまった経験が(笑)」と振り返る橋本さん。その結果、徐々に夫の家事育児担当が増えていきました。夫婦で衝突することがあっても、より良い家庭マネージメントの形を作りあげていくきっかけにできた好事例です。

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鈴木 せいら 鈴木 せいら