2017年9月9日 更新

転勤族の妻にオススメ。資格不要でどこに行っても続けられる仕事とは?

夫の転勤があっても働く方法、それぞれのメリット・デメリットを紹介します

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「転妻」という言葉を知っていますか? 夫が転勤族という女性が、自分たちのことをこう呼んでいるそうです。女性活躍が叫ばれ、働く女性が増える中、この転妻たちの悩みは、夫の転勤先での再就職先探し。ひとつの会社に勤め続けるのはなかなか難しく、面接でも「転勤族の方はちょっと……」と言われてしまうこともしばしば。それがネックとなり、夫の転勤先で新しい就職先を見つけるのは難しい、と働くことをあきらめている方も多いのではないでしょうか。そんな「転妻」の皆さんに、オススメの働き方をご紹介します。

「地元のパート・アルバイト」のメリット・デメリット

転勤先で仕事をしようというときにまず考えるのは、自宅近くでのパートやアルバイトですよね。もちろん正社員を目指すという方もいると思いますが、小さな子どもがいたり、家族の世話をしたりしながら働く、という主婦には、圧倒的にパートやアルバイトなどの短時間勤務が人気です。

 

メリット

・地域に顔見知りができ、地元の情報を得やすくなる

・良い再就職先が見つかれば、安定的な収入が得られる

・定期的なシフト勤務であれば、生活にメリハリが付く

・全国各地に展開しているチェーン店などは、次の転居先でも経験者として採用される場合がある

・看護師や保育士など、スキルを証明できる資格があれば採用されやすい

 

デメリット

・最近はパートやアルバイトでも、長期勤務を期待される傾向があり、転勤の可能性ありだと採用されにくい場合も多い

・短期雇用を前提とした採用の場合、スキルアップ、キャリアアップの機会が少ない

・サービス業の場合、土日祝日の勤務を求められることが多い

・子どもが熱を出した場合など、周囲に頼れる人がいない場合は自分が仕事を休まなくてはならない

・夫の転勤が決まると仕事を辞めなくてはならない

 

転妻が一番初めに考える就職先として多いのが自宅近くでのパート、アルバイト。引っ越したばかりの土地に知り合いができたり、安定した収入が得られたりというメリットがあります。反面、どうしても夫の転勤に伴い仕事を辞めなくてはならないというデメリットがあります。大手チェーン店などでは、経験者を優遇する措置などもありますが、必ずしも都市部に転勤するとは限らない人には、あまりメリットを感じられないかもしれません。

 

「クラウドソーシングで在宅ワーク」のメリット・デメリット

自宅でパソコンを使って働く、クラウドソーシングという働き方なら、場所にとらわれないだけでなく、働く時間も自分しだいで調整可能です。子どもや夫に合わせて休みを取ることもできますし、一日1~2時間などの短時間だけ働くということもできます。クラウドソーシングは単価が安いと言われることが多いのですが、仕事の探し方やクライアントとのコミュニケーションの取り方などを工夫すれば、パートと同等やそれ以上の収入を得られることも。クラウドソーシングをきっかけに、自分で仕事を作れるフリーランサーに成長する人も増えてきています。

妊娠を機に専業主婦に、でも何としても働きたかった デザイナー・橋本紗織さん - くらしと仕事

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メリット

・場所、時間、仕事量など、自分の都合で調整できる

・様々なクラウドソーシングサービスがあり、登録すればすぐにでも仕事を始められる

・子育て中の場合、預け先が見つからなくてもスキマ時間で始めることができる

・自分の興味関心やスキルにマッチした仕事が見つかれば、実績を重ねてスキルアップや収入アップの可能性もある

 

デメリット

・横について教えてくれる人はいないので、仕事の探し方から仕事のやり方まで、基本的にはひとりで学び、切り拓いていく必要がある

・時間単価を計算すると、パート・アルバイトの方が稼げる……、というケースが多い

・病気やトラブルの際に助けてくれる人はいないので、自分で解決しなければいけない

・働く時間や量を誰も管理してくれないので、サボらない、働きすぎない、など自分でスケジュールの管理が必要

 

現在新しい働き方として普及し始めているクラウドソーシング。さまざまなクラウドソーシングサービスがあり、パソコンさえあれば、登録後すぐに仕事を始められるのがメリットです。ただ、基本的には一人で仕事を行うので、仕事を見つけたり、クライアントとの調整をしたりなど、すべて自分で行わなくてはなりません。こうした新しい働き方は、時間や場所にとらわれず自由に仕事ができる反面、慣れるまでに時間がかかる人も多いです。

 

「在宅でするバーチャルアシスタント」のメリット・デメリット

自宅でインターネットとパソコンがあればできるという点で、クラウドソーシングと似ていますが、チームで仕事にあたるのが、バーチャルアシスタントという仕事です。基本的に一人で行うクラウドソーシングの仕事とは違い、チームで協力し、お互いにカバーしながら仕事を行います。実際、夫の転勤で一時はキャリアを中断していたものの、現在は子育てとバーチャルアシスタント業を両立している女性がいます。

自分のスキルを伸ばしながら、働くママの子育て環境をより良いものに - くらしと仕事

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メリット

・場所、時間、仕事量など、自分の都合で調整しやすい(チームリーダーと相談の上で、稼働時間や仕事量を決める)

・チームで仕事に当たるため、仲間ができる

・病気やトラブルの際に、チームでカバーし合える

・担当するお客様と長期的にお仕事することが多いので、スキルや経験が蓄積される

・チームメンバーからリーダーへ、などキャリアアップ、収入アップの可能性がある

 

デメリット

・スキルチェックやオンライン面談を経て採用可否が決まるので、すぐに働き始められるとは限らない

・ある程度長期的な仕事にチームで当たるため、責任感が必要(仕事がつまらないから急に抜ける、などはしにくい)

・常に仕事のことが気になってしまうこともあるので、オン・オフの切替えを意識する必要がある

 

クラウドソーシングとの最大の違いはチームで仕事をすることです。わからないところをお互いに教えあったり、トラブルがあったときにカバーしあったりと、仲間がいることによって協力しあいながら仕事を進めることができます。ただ、こうしたやりとりもすべてインターネット上を通じてのやり取りになるので、はじめは戸惑ってしまう人も。オフィスとは違う、コミュニケーション能力が求められる仕事でもあります。

 

★『くらしと仕事』運営会社でも、バーチャルアシスタントを募集しています。詳しくはこちら

 

その他 専門特化型の在宅ワークも

バーチャルアシスタントは、自宅のインターネット、パソコンを使うことができれば、さまざまな業務に触れられる可能性があります。また、自分の過去の仕事経験などを活かした仕事をどんどん任せてもらえることもあります。

一方、ひとつの職種に特化した在宅ワークを提供する会社も出てきています。例えば、タクセルは「インサイドセールス」業務に特化し、全国各地で在宅ワーカーが働いているのです。1つの場所や時間に集まらなくても、できる仕事は意外とたくさんあるのです。

多様な人材を引きつけ、活かす〜全員リモートワークのタクセルの働き方〜 - くらしと仕事

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転勤族の妻だからやりがいのある仕事はできない、再就職はできないとあきらめている方も多いのではないでしょうか。しかし、クラウドソーシング、バーチャルアシスタントなどの新しい働き方が生まれ、再度社会に出ている人も増え始めています。ぜひ一度、自分に合った働き方はないかを考えてみてください。転勤族の妻だからといって、キャリアもあきらめず、自分の興味関心や過去の経験も活かせる仕事の仕方をぜひ見つけて欲しいと思います。

『くらしと仕事』運営会社による、バーチャルアシスタント募集はこちら

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