【weekly 働き方改革ニュース】仕事に追われて出会いがないけど、出会おうとする努力もしていない!?

1週間のうちに起こった出来事やニュースの中から、仕事や働き方に関する話題をピックアップして紹介する「weekly 働き方改革ニュース」。今回は、公務員に関する話題が2つありました。さらに、結婚しない人にその理由を尋ねた興味深い調査結果も発表されました。順にご紹介しましょう。

ライター

佐々木康弘
札幌市出身、函館市在住。大手旅行情報誌やニュースサイト、就活サイトなど多数の媒体と契約するフリーランスライター。店舗・商品・人物の取材記事やニュース・芸能記事作成、広告ライティングや企業紹介など幅広いジャンルで年間100万字以上を執筆するほか、校閲も行う。「HELP YOU」ではプロフェッショナルライターとして活動。

日本の教職員は世界一働いている!?

共同通信は18日、『教員仕事時間また世界最長』と題する記事を配信しました。それによれば、日本の中学校教員の仕事時間は週56.0時間で、対象となった48の国と地域の中で最も長いとのこと。前回(2013年)を2.1時間上回り、2回連続ワースト1という不名誉な記録となりました。他の国と比べ、部活動の指導や事務業務の長さが目立ったといいます。もともと「教職員は労働時間が長い」とのイメージが定着していましたが、数字の上でも裏付けられた格好です。

一方、対象48カ国・地域の平均は週38.3時間。日本が原則としている週40時間すら下回っているから驚きです。労働時間の長さだけで一概に良し悪しを論じることはできませんが、世界の働き方と日本の働き方の間にまだまだ大きな開きがあることを印象付けるニュースでした。

 

公務員志向はどんどん低下

前項の話題と直接の関連性はありませんが、公務員を希望する人が減っているとのニュースも報じられました。時事通信が23日に配信した「39都道府県で応募者減=職員採用、民間と競合-時事通信調査」と題する記事によれば、都道府県の2020年度職員採用試験の応募者数が前年度比10.8%減となり、8年連続で減少したとのこと。記事では「民間企業の採用意欲が依然高いことが影響したとみられる」と分析しています。

 

その通りであれば良いニュースといえますが、その一方で「官公庁のほうが民間よりも労働環境が良い」というイメージが薄れてきているのでは、との疑問も湧きます。「働き方改革」で民間企業が追い付いてきたのか、あるいは公務員に魅力を感じる人が減ったのか。考えさせられる話題です。

 

未婚の理由は「出会いがない」から

結婚を希望しているのに未婚である20~40代の男女約半数がその理由を「適当な相手にめぐりあわない」から、と答えているとの調査結果が発表されました。しかも、そのうち約6割が「(出会うために)特に何も行動を起こしていない」と回答。自宅と会社の往復だけで毎日が過ぎてゆき、物理的に出会いがないだけでなく、心身ともに仕事で疲れてしまい、退社後や休日に積極的に出会いを求めようとの気力も湧かない実態がうかがえます。

 

共同通信が18日に配信した「未婚理由『巡り合わない』46%」と題する記事には、この結果を受けて「能動的に動けない人は多い。引き続き結婚支援策を進めていく必要がある」とする内閣府担当者のコメントが載りました。