【weekly 働き方改革ニュース】夫の育休、3人に1人は家事・育児1日2時間以下

¥1週間のうちに起こった出来事やニュースの中から、仕事や働き方に関する話題をピックアップして紹介する「weekly 働き方改革ニュース」。政府の旗振りもあって「男性の育休取得」が話題に上がることが増えている中で、「育休中の夫の3人に1人は1日の家事・育児に2時間以下しか費やしていない」とする衝撃的な調査結果が発表されました。

ライター

佐々木康弘
札幌市出身、函館市在住。大手旅行情報誌やニュースサイト、就活サイトなど多数の媒体と契約するフリーランスライター。店舗・商品・人物の取材記事やニュース・芸能記事作成、広告ライティングや企業紹介など幅広いジャンルで年間100万字以上を執筆するほか、校閲も行う。「HELP YOU」ではプロフェッショナルライターとして活動。

育休中の夫の3人に1人が「家事・育児1日2時間以下」

ママ向けアプリ「ママリ」を運営するコネヒトは11月21日、「育休中の夫の3人に1人が1日の家事・育児に2時間以下しか費やしていない」とする調査結果を発表しました。

妻に対して、「家事や育児の役割分担に双方納得できているか」を尋ねたところ、「育休中の夫の家事・育児時間が2時間以下」だと「夫が育休取得せず」よりも納得度が低いこともわかったといいます。

こうした結果について同社は、「『サブ的な立ち位置(指示待ち)』状態でいつづけている夫が多いことを意味すると考えられます」と分析。Twitterでも、過去に「育休を取った夫が家事をせずに昼寝していた」といった体験談が披露されたことがあります。とはいえ、育休を取った時点で少しは「妻に協力したい」「子育てに参加したい」との気持ちがあったはず。夫にも「何をどんな手順でやればいいかわからない」「言われていないことに手を出してよいかどうかわからない」「そもそも言われていないのだから気付くはずがない」といった言い分があるのではないかと想像します。

そう考えると、育休を取得したからといって急に家事・育児を分担できるわけではなく、普段から分担していなければ夫の育休はなかなかうまくいかないのでは――というごく当たり前の結論が導き出されます。

政府は男性の育休取得を推進していますが、そこだけに注目するよりも、子どもが生まれる前から夫婦で家事を分担し合う社会を実現していくほうが先なのかもしれません。

 

2019年も残業時間減少続き、ついに平均25時間台に

@DIMEは11月25日、日本の残業時間は2019年も減少し続けているとする調査結果を紹介しました。これは、「働きがい研究所」による最新の残業時間定点観測データに基づく記事。2014年以降、全体の残業時間は減少傾向にあり、2019年7~9月は4~6月集計の26.27時間/月からさらに減少し 25.56 時間/月と25時間台まで減少したとしています。

働き方改革と前後して、残業時間を減らすために独自の取り組みを取り入れる企業も増えてきました。NEWSポストセブンで紹介された清涼飲料メーカー、ダイドードリンコもそのひとつ。

記事によれば、昼休み時間中の15分間の昼寝推奨、職場内でのBGM導入、15時台の体操タイム導入、スーツ義務化廃止など、オフィスでは珍しい施策を次々に採用。こうして職場環境を改善した結果、月平均42時間だった社員の残業時間が29時間にまで減ったとしています。

実は建築や土木の現場では、「休憩しなければ能率が下がる」「休憩しないとケガをする」といった理由から、決められた時間しっかりと休憩する習慣が昔から定着しています。オフィスワークでも、メリハリをつけて働くほうが生産性向上につながるという常識が広く定着することを望みたいものです。