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伝えたい、「つらいワーママばかりじゃない」という事実

活躍するワーキングマザーといえば、”全員がスーパーウーマン、辛く大変すぎる”というネガティブなイメージがありませんか? 実際には、仕事をバリバリやりながら育児も楽しんでいるハッピーな方も多いのに、そういうことはほとんど知られていない……、この現状を打破するために「パワーママ=周りにパワーを与えられるワーママ」のロールモデルをシェアするプロジェクト、それが「パワーママプロジェクト」です。

「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」は、同プロジェクトのWEBサイトに掲載したインタビューの中から、PV数・シェア数などの数値を基にもっとも多くの人にパワーと勇気を与えたワーキングマザーを選出して表彰するもので、今回で3回目を迎えました。

受賞者6名中4名が「フリーランス」。社会的にも注目される働き方に

受賞者の皆さん(公文紫都さんはNY在住のため欠席)。左から、福吉彩子さん・都築美央さん・吉本明加さん(大賞)・中田ぷうさん・ルミコハーモニーさん

今年の受賞者は、以下の皆さんです。

  • 吉本 明加さん/会社員(株式会社パルコ・シティ HR事業責任者)
  • ルミコハーモニーさん/フリーランス(アーティスト/NPO法人副理事長/コンサルタント)
  • 中田 ぷう さん/フリーランス(オフィス バタートースト 編集者・ライター)
  • 都築 美央さん/会社員(スターバックス コーヒージャパン株式会社 PRマネージャー《育休前》) 
  • 公文 紫都さん/フリーランス(ライター)
  • 福吉 彩子さん/フリーランス(マーケティングリサーチコンサルタント/ モデレーター/メイクセラピスト) 

6名中4名がフリーランスでお仕事をされている方々ですが、これは昨年までの「ワーママ・オブ・ザ・イヤー」と比較しても多いのだそう。自身の経験やスキルを活かしながら時間や場所に縛られずに働けるスタイルとして、子育て中の女性から憧れや、たくさんの共感を得たようです。

安倍首相は「働き方改革」を最大のチャレンジと位置づけ、経済産業省も「働き方改革」の一環として、フリーランスや副業などの「柔軟な働き方に関する研究会」を立ち上げています。自由な働き方は、ワーママだけではなく、今や社会的に注目を集めているのです。

等身大で身近だから、私たちに勇気を与えてくれるパワーママたち

受賞者トークセッションでは、「パワーママの自分を漢字一文字で表すと?」などの質問を通して、皆さんのお話しを伺いました。お話しを通して見えてきたのは、「完全無欠のスーパーウーマン」などではなく、「無理をしすぎず、育児も仕事も楽む等身大の女性の姿」でした。身近に感じるけど、お手本にしたい素晴らしいママたちです。

「手際がいいから、家事も育児も楽勝ですべて完璧!」などというかたは、1人もいません。やることは山のよう、いくらあっても時間が足りない……。それは、受賞されたパワーママも同じ。でも彼女たちが生き生きとしているのは、無理をしすぎずに、楽しむことを心がけているから。家事代行を利用する方、旦那さんと働き方改革をされた方、1㎜も頑張らないでいい料理メニューを考えた方、自分が幸せを感じられるかどうかを一番大切にされている方。周りの助けも借りて、1人で頑張りすぎないということがポイントのようです

「たとえ一緒に過ごす時間が短くても、ママが幸せならば、子どもも幸せなんです」というルミコハーモニーさんの言葉が、とても印象に残りました。

大切なのは、工夫と情報収集

この授賞式全体で、「日本のママは1人で頑張りすぎている」という話が何度も登場しました。
ママになって、やることが何倍も増えても、時間は同じで1日は24時間のままです。忙しいのは当たり前だし、1人でやりきれなくても、努力が足りないのではありません。
おおらかに構えて、解決できるように情報収集して、遠慮しないで助けをかりる。パワーママたちは、仕事も育児も楽しめるように工夫するのが、みんなよりちょっぴり上手な人たちです。そのちょっぴりの違いは、お料理の隠し味と同じで、意外と大きな違いになるんだろうなと思いました。「生き方」とも言える皆さんの姿勢に、「私も頑張ろう」と勇気と元気をもらった授賞式でした。