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リモートワークでタイムラグほとんどなし!奄美大島から熊本へ転居

―前回のインタビューの後、ご家族で奄美大島から熊本へお引っ越しされたそうですね。いつ頃、どんなきっかけだったのでしょう?


引っ越したのは2016年の3月です。子どもたちが春休みの間に引っ越して、新学期に間に合うようにしました。

いろんなことが重なったんですが、引っ越ししたきっかけとしては、奄美大島で借りていた一軒家の家主さんが病気になってしまって。ご高齢だったこともあって、財産整理をしたい、3月には出てもらえないかという話を秋にされました。こっちとしては、えー!ってびっくり(笑)

子どもの学区内で部屋を探したんですけど見つからなくて、転校しないといけない。元々、いずれは私たち夫婦の実家がある熊本に帰らなきゃという考えもあって、長女の受験のタイミングや、子どもを度々転校させるのは可哀そうという思いから、熊本へ帰る決心をしました。



―お引っ越しの前後で、オンラインアシスタントの業務には支障がなかったんですか?


自宅のネット環境が整うまで困らないよう、事前にポケットWi-Fiを契約して、仕事をするための準備をしておきました。ですから、転居のために休んだのは移動日と荷物の搬入搬出の3日間ぐらい。それ以外は、片付けながら仕事して、という感じでしたね。

一番大変だったのは、夫の整体院のクローズと、熊本での新規オープン。また一から引っ越し先の熊本で院を立ち上げなきゃいけないので、良い物件を探して、移転という形で屋号を残して、物件が見つかったら内装工事をして……と、準備に2カ月ぐらいかかりました。
オープンのチラシ作りから経理から、全部私がやったんですけど、オンラインアシスタントのスキルが活かされて、「私、旦那のアシスタントみたい!」って思いました(笑)

HELP YOUの新体制でマネージャー職に。 新しい業務に邁進する日々

―マネージャーに昇進されたのは、この春からですか?


組織体制変更の話があったのは2018年の3月です。運営会社から「宮崎さんはマネージャーになります」と言われて。「それ何ですか?」って(笑)



―新設された役職ですが、どんな業務をされているんですか?


私はいちオンラインアシスタントとしてHELP YOUに入った後、他のアシスタントさんを束ねてクライアントの窓口になるチームリーダーを務めていたんですね。それが現在のディレクターさんの役割。それに対して、今のマネージャーの業務は、チームに所属するメンバー育成がメインという感じです。


今は全体で5つのチームがあって、各チームにマネージャーが1人、ディレクターさんが5~6人、アシスタントさんが30人ぐらい所属しています。私は、担当チームのひとりひとりと面談をして、家庭環境やリソースの状況、ライフスタイル、仕事をする上で困っていることがないかなどを常に把握するようにしています。あとは、ディレクターさんとやり取りをして、それぞれの担当案件が順調に進んでいるか、業務相談を通して全体的な案件管理を行っています。


最初は自分のやるべきことがつかめなくて。3カ月ぐらいは、自分の担当業務の引き継ぎに追われていたこともあり、やっと6月ぐらいから本来のマネージャー業務に移行できた感じです。

黎明期からのオンラインアシスタント時代に学んだリモートワークのコツは、オンとオフの切り替え

―オンラインアシスタントを長く続けている立場から、リモートワークのコツを教えてください。オンオフの切り替えのコツは?


オンオフの切り替えは、やっぱり自分で意識しないとできないですよね。自分もそうだったから分かるんですけど、ディレクターさんは特に「クライアントに応えてあげたい」気持ちから、頑張りすぎちゃうところがあると思うんです。でもどこかで線引きしないと、一日中仕事をしているような感じになってしまう。例えば自分で「何時から何時まではパソコンを見ない」と決めたり、この日は休むと決めたりして、メリハリをつけるといいと思います。


私自身もよほどのことがない限り、土日は休むようにしてますね。子どもたちの部活の送迎や応援に行かないといけないので、仕事ができる環境ではないってこともあるんですけど。一番下の子がまだ保育園なので、土日は一緒にいますし。



―前回の記事で話されていたスキルアップについて、勉強は続けていらっしゃる?


今でも日常の業務の中で、分からないことがたくさん出てきます。ディレクターさん、アシスタントさんの方がいろんな知識を持っていて、いまだに勉強させてもらってる感覚です。分からないことはその都度調べて、それでも分からなければ人に聞いての繰り返しで、知識を得ることも多くあります。違う案件ごとに違う依頼がきて、いつも初めてだと思いながらやってますね。それが次に発揮できたりするので、スキルが溜まっていってる感じはします。



―モチベーションアップのためにしていることはありますか?


あるかなあ?(笑)みんなそうだと思うんですけど、「自分が役に立っている」「自分が必要とされている」感覚が、一番モチベーションが上がるかなと。

今はディレクターさんがクライアントとの間に入っているから、クライアントの喜びの声をアシスタントさんが直接聞く機会がないんですよね。だから、アシスタントさんの働きですごいと思ったことは、本人にきちんと言葉にして伝えています。ディレクターさんに対しても同じで、本当に細かい配慮をしてくれる優秀な人たちばかりなので、言葉に出して褒めるようにしてるんです。

次のステージへ マネージャーとして今思うこと

―ポジションが変わられて、自然に意識が変わりましたか、それとも変わらざるを得なかった感じですか?


自然に、でしょうね。やるべきことが変わったので、やっぱり考えることも変わりました。「マネージャーって何かな」って最初すごく思っていて。それまでのリーダー業務の時は、仕事は大変で納期に追われる精神的プレッシャーはありましたけど、同時にすごく楽しかったんですよ。そう思っている状況でマネージャーにと言われたので、「私はその仕事を楽しいと思えるのかな」って悩んだんですよね。言われた当初はちょっと考えさせてくださいってお返事したんです。どんどん体制変更に向かって進む中で、「やってみないと分からないか!」と思って今に至るんですけど。


業務的には、今まではパソコンでカタカタやってる作業が多かったんですけど、ミーティングが圧倒的に多くなって。そうすると、考えることも変わってきましたよね。案件を順調に進めるためにどうしたらいいのかな、とか。


―まだ業務を楽しむ余裕はないですか?


クライアントさんとやり取りしてると、「ありがとう、すごい助かったよ」って言葉をいただいて「ああ良かった」って思えたんですけど、それが今はなくなっちゃったから。たまにアシスタントさんやディレクターさんから「サポートしてくれるから働きやすいです」って言ってもらえると、うれしいなって感じてます。


―他のマネージャーさんとの連携はありますか?


マネージャーだけのミーティングもありますし、この間初めてマネージャーのオンライン飲み会をやりました(笑)パソコンの前でみんな飲みながらしゃべって、すごい楽しかった。みんなまたやろうよって(笑)

互いを思いやるHELP YOUの良さ みんなの働きやすさのためにサポートしたい

―今後の目標としていることはありますか?


私はアシスタントから始めて、人が増えてきてディレクションをするようになり、マネージャーになったので、段階を踏んできて良かったと思ってるんですよね。

どういうところでつまづいて、どういうところがつらいんだろうなって、みんなの苦悩が想像できるんですよ。自分にもそういう時期があったので。アシスタント時代は、仕事は楽しかったですけど、家庭との両立や家族の理解、難しいこともあるんですよね。どうやってそこを解決していくか、続けていけるかという相談に乗っていければと思ってます。それぞれのライフスタイルに合った働き方ができるよう、提案してサポートしてあげたい。



―円滑にリモートワークを進めるためには、コミュニケーション能力が大事なのかなと思うのですが、どうでしょう?


HELP YOUは特にチーム制ということもあって、みんながお互いを思いやってくれるんですよね。アシスタントさんは主婦の方、子育て世代が多いんですけど、お子さんが急に病気になったりすると、誰かが「じゃあ私が代わりにやります」と自然にフォローに回る。普通にそういうことができるのってすごいこと。お互いがお互いをサポートできている環境が整っている感じですね。


女性は結婚・出産・子育て……と、ライフスタイルが変わっていきますけど、その中で生きていかなきゃいけない。その時に、HELP YOUでは自分のライフスタイルに合った働き方を柔軟に選択できる。例えば、子どもが小さい時は1日数時間だけ仕事をするとか。子どもが大きくなってある程度まとまった時間が取れるようになったら、少しずつ仕事を増やしていくとか。そういう働き方を自分で選択できるのは在宅ワークの良いところだし、個人で仕事をしているとなかなか調節できないですよね。チームではそれが可能になるので、大きな強みかなと思います。

取材後記

HELP YOUのサービスが誕生して間もない頃から携わってきた宮崎さん。数年の間にオンラインアシスタントという立場で働く人が増えてきましたが、マネージャーの職種も含め、新しい働き方としてまだまだ試行錯誤の最中なのだと感じました。ひとりひとりが働き方を選択できるよう支えになりたいという宮崎さんの思いが、ゆっくりと確実に花開いていくことを願っています。

HELP YOU オンラインアシスタントのインタビュー一覧