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オンラインアシスタントサービス「HELP YOU」で、他のアシスタントたちを率いるチームリーダーとして、敏腕を振るう杉山夕紀さん。
以前は企業の営業として活躍していたという杉山さんは、どのようなきっかけからオンラインアシスタントの道を選んだのでしょうか。
そして、現在の仕事内容や今後の目標などについて、詳しくお話を聞きました。

「Help you!」ワーカー 杉山夕紀さん

仕事に全力投球してしまう自分 ワークライフバランスを見つめ直す

以前はどんなお仕事をされていたのですか?

HELP YOU」でオンラインアシスタントとして働く以前は、営業職でした。
その仕事にすごくやりがいを感じていました。
お客様のためにあらゆる商材をもって業務改善を図っていき、チームでアイディアを持ち寄り、同じ目標に向かって切磋琢磨する。毎日が忙しく、刺激的なお仕事でした。

ですが、私の性格上全力投球してしまうので、朝は起きた瞬間から無意識にリース料の計算をしていたり、夜は遅く帰宅して寝るだけ。休日も、仕事のことが頭から離れませんでした。

将来、普通に結婚や出産・子育てをしたいと考えていたので、「これは結婚のタイミングが来る時までしか続けられないな」と、1年目で思いました。

「HELP YOU」のオンラインアシスタントとして働き始めたきっかけは?

「仕事と結婚、その両方を叶えることができるお仕事はないのだろうか?」と働きながら5年間ずっと考えてきて、ある時、前職のセミナーの中でクラウドソーシングという考え方を知りました。
「家にいながら仕事ができる、家事・育児をしながら社会に直接関わることができる!」と、可能性を感じました。

そうしてクラウドソーシングのサイトを見て「HELP YOU」と出会いました。

自宅で仕事をする 杉山夕紀さん

オンラインアシスタントに転身し、ライフイベントを迎える 在宅ならではの良さを実感

初仕事はどんな依頼でしたか?

初めての仕事は、リサーチでした。特定のジャンルのFacebookページをリストアップするというものです。
信頼を落としてはいけないと思い、すぐに調べて返信しました。
本当に、オンラインのテキスト上で依頼がきた…そして納品できたんだ、と不思議な気持ちになったことを覚えています。

今となっては、インターネットの線は目に見えなくても、しっかりクライアントや「HELP YOU」のメンバーとつながっているんだな、と実感しています。私にとって「HELP YOU」は、もはや生活になくてはならない「ライフライン」です。

今はどんなお仕事をしていますか?

2015年5月からオンラインアシスタントのお仕事を始めて、10月からはチームリーダーとして各クライアントからいただく依頼をチームメンバーに振り分けたり、教育・研修をしたりと統制をとっています。
現在、世界各国8人のチームメンバーと共に、次から次へといただく依頼に協力して対応しています。

依頼内容は本当に様々で、各メンバーの得意分野やライフスタイルを把握して仕事を振るようにしています。
例えば、リサーチ(日本語や英語)・提案書作成・経費精算など基本的な事務作業もあれば、翻訳・記事作成・画像制作などの特別なスキルが必要なものもあります。
単純な作業であっても効率よく進める努力やミスを防ぐ工夫などを自ら考え、知恵を出し合うようにしています。

1週間のスケジュールは?

・月水金
基本、自宅でオンラインアシスタントの仕事をしています。夕飯の買い物・役所・郵便局・歯医者・美容院・実家・友人とお茶など、家事や私用で出かけることもあります。そのときも随時スマホやタブレットPCから、chatworkという仕事連絡用のアプリをチェックしています。

・火木
9~18時はWワークのもう一つの仕事。駐在先でPCに向かっており、やはりchatworkは随時確認・対応するようにしています。

・土日 休日
基本的にはお休みですが、急ぎのものや早めに対応した方が良さそうな案件には、時間の許す限り対応しています。

「HELP YOU」で仕事をしていて、辛いと思ったことは?

納期に追われて夜中まで仕事をしていたとき。
ワークライフバランスを考えて、時にはお断りしたり、あらかじめ納期の相談をしたりすることも重要ですね。

家事と仕事の両立はできていますか?

普通の会社員であれば1日8時間の業務時間内に休憩をバランスよく取り入れると思いますが、私たちの仕事は作業した時間が報酬となるので、何時間もずっと集中して作業するというのが難しいです。
ですから、時間を決めて何時~何時はこの作業に集中!そうしたらご飯を作ろう、といったように、時間の有効活用を心掛けています。

最初は試行錯誤でとめどなく夜中まで作業してしまったのですが、今は朝食前や夕食後のすき間時間をうまく使っています。

また、ここ数か月で入籍・引越・挙式を済ませたのですが、役所の手続きや引越・式の準備などは本当に在宅でなければここまでできないな、と身にしみました。平日にしかできないことって、いっぱいあるんですね(笑)

ご家族の理解は得られていますか?

両親は、説明しても私が何をやっているかよくわかっていないようです(笑)
夫は、私が仕事をしながら家事を両立できるので喜んでくれています。

「Help you!」ワーカー 杉山夕紀さん旦那様

物理的条件に縛られない、自分の生活を大切にしたワークスタイル

他のクラウドソーシングサービスとの違いは感じますか?

個人のワークライフバランスを大事にしてくれるところが違うと思います。
固定時間のクラウドソーシングの会社もあるようですが、「HELP YOU」はチーム制をとっているので、メンバーそれぞれライフスタイルや住んでいる場所が違ってもカバーし合って業務を遂行できます。

そしてもう一つ、クライアントに対しては勿論、メンバー同士でも思いやりを持って接していることです。
オンラインだからこそ、一つ一つの言動に思いがこもっていないと、すぐに信頼を失ってしまいます。その事実を理解して確実に対応する「HELP YOU」のみなさんはとても熱いハートを持っていると思います。

「HELP YOU」を通して、新たに身に着けたスキルはありますか? また、前職で培って役立っているスキルは?

Googleアナリティクスを使ったWebのアクセス解析、メルマガ作成、ホームページ作成などです。
フリーランスである以上、本来は自分のスキルがすべてで、それをもってして仕事がもらえるか否かという立場だと思います。未経験でも教えていただける環境があるのは本当にありがたい…とんでもなくラッキーなことですよね。
ですから、オンラインアシスタント同士、教わったことを教える・共有するという文化を大切にしています。

営業職と、現在のオンラインアシスタントでは一見まったく異なる職種のように思えますが、前職で身に着けた「社会人力」が狭い画面の中でぎゅっと詰め込まれて役立っています!
対人コミュニケーション、ディレクション、メール・電話対応、officeソフト、グループウェア、ドキュメント整理、議事録作成などのうち、ツールを使ったスキルは一通りやっておいてよかったなと思います。

また、人とのコミュニケーションについては、基本的なビジネスマナーに加え、ディレクション能力が生きていると思います。
様々な商品を抱えて、フロントマンとして自分が中心となって情報の共有や橋渡しをしていました。
オンラインアシスタントのリーダー業務は、顧客からの依頼を自分なりに理解した上で、チームメンバーに説明し振り分けます。そして納品までの進捗確認、納品物のチェック・フィードバックをします。
それらすべてがオンライン上で起こっているだけで、ディレクション業務としては同じだな、と感じています。

今後どのようなことに挑戦していきたいと思いますか? 目標はありますか?

様々な業務をこなす仕事、リーダーの仕事を経験してみて、「マルチに対応できるようになった」とは思いますが、分野に特化したスキルを自分の中でも持っていきたいと思います。

特に伸ばしたいのは、ライティングやデザインのスキル。
Web記事が日常的に投稿され読まれるようになった今、ライティングや画像制作の引き合いが多いと感じています。
今のオンラインアシスタントの仕事で毎日そういったお仕事に携わることができる環境にあるので、その中で吸収し実践していきたいと思っています。

将来的には、子育てが終わったらリゾートワーキングをしたいです。
そして老後は、春秋に名古屋、冬に沖縄、夏に北海道と、PC一つで渡り歩くスーパーおばあちゃんになりたい!

 

「HELP YOU」に期待することはありますか?

世界の子育て・介護・老後問題を解決してほしい。

世界中の働く人にとって子育て・介護・老後でネックになるのは、物理的な「働いている場所」です。
仕事がその場所でしかできないという前提があるから、働けないという事態が発生してしまう。その前提が壊れれば働けるのです!

例えば子育てでいえば、保育園に子供を預けて働くママ・パパは、朝送っていき仕事に行って、帰ってきて迎えに行って、ご飯を作って寝かしつけて…その合間に家事をします。
その職場に行くということは、ちゃんとした服に着替え、お化粧をし、通勤時間がかかります。子供が熱を出したら迎えに行かなければなりませんが「仕事がその場所でしかできない」ので、すぐに抜けづらい雰囲気と業務状態があります。

さらに自宅療養になれば仕事をお休みしなければなりませんが「仕事がその場所でしかできない」ので、その会社のその人の業務はストップしてしまい周りに迷惑をかけてしまう…ここでも休みづらい雰囲気と業務状態があります。

保育園などに預けていなければ、家で子供を見ることになるので、「その場所でしかできない仕事」の場合は働きに出ることはできません。

介護も同じです。

そんな世界中の働けなくて困っている人たちを、このオンラインアシスタントの仕事で解決してほしい!と思っています。
まだまだ実際の職場でのやり取りより、不便なことや難しいことはあります。それらを改善していき、この小さな小さな画面の中に無限の可能性を広げていくお手伝いをしたいと思っています。

今後、働きかたはどのように変化していくと思いますか? また、ご自身はどんなライフワークを達成したいですか?

クラウドソーシングは確実に普及し、当たり前になると思います。

その中でも必要な人材となるよう、もっと自分を高めていきたいです。

「Help you!」ワーカー 杉山夕紀さん

これからの時代に選ばれる クラウドソーシングという働き方

はつらつとオンラインアシスタントの仕事について語ってくれた杉山さんの言葉には、働き方やご自分のライフプランについて真剣に考え、それを実現している力強さがありました。
仕事に対する情熱があるからこそ、自分の長期的なライフプランを考え、プライベートも大切にした働き方を選択する。
今後、杉山さんのように「仕事と結婚・子育てのどちらも大切にしたい」という女性たちに、クラウドソーシングという働き方が増えてくるかもしれませんね。