• このエントリーをはてなブックマークに追加

誰もが通る道とわかってはいたけれど…

gettyimages (1404)

私の息子(現在3歳)が最初の保育園に通い始めたのは1歳11か月の頃でした。

誰もが通る道とはわかっていたけれど、初めて保育園に預けて迎えに行った時の、泣き続けて汗と涙と鼻水まみれになった息子の顔にはやはり胸が痛みました。

イヤイヤ期と重なっていたこともあり、ぐずり方もかなり手ごわいものでした。

ハッとした先輩ママの言葉

gettyimages (1406)

「子どもは順応力が高いから、泣いていても預けちゃえば何とかなるものよ」

そんな風に聞いたこともあり、とりあえず預けちゃえば何とかなる、そう思っていたし、思いたかった。

けれど、実際には登園前の大泣きはもちろん、帰宅後のぐずりもひどい。

毎日、保育園に預けるのは間違いだったのかと悩みました。

そんな時、ある先輩ママにこんなことを言われました。
「大人だって初めての環境に行ったら緊張するし疲れるでしょう?子どもだって同じよ?」

ハッとしました。

確かに子どもは順応力が高いかもしれないけれど、同じ感情を持つ人間に変わりはない。
もっとそういう気持ちに寄り添おう、そんな風に思わせてくれた一言です。

子どもの気持ちに寄り添ってみよう

それからは、新しい環境で頑張っている息子の気持ちに、なるべく寄り添うよう意識しました。

「今日は帰ってからぐずりがひどいな」ではなく、「今日は保育園の愚痴(たとえ話せなくても)がたまってるんだな」といった具合です。

すると、それまで「急いでるのに家事が進まないじゃない!」と焦っていた気持ちが、家事の手を止めてでも、「どうしたの?ちょっと話聞くよ~(抱っこするよ~)」という穏やかなものに変わっていきました。

心なしか、そうすることによって息子も少しずつ落ち着いていった気がします。

そして子どもは慣れていく

それからというもの、一時期は保育園に近づくだけで泣いていた息子も、少しずつではありましたが、園内に入っても泣かなくなり、バイバイの時も先生に抱っこされればグッとこらえるようになり、最終的には笑顔で教室へ駆け出していく、そんな風になってくれました。

本当は、私の意識の切り替えとは関係なしに、ただ時間が解決してくれただけかもしれません。

それでも、あの時の「気づき」は、私にとってとても意味のあることだったと思っています。

子どもも、ひとりの人間だと向き合えば

thinkstock (1408)

もちろん、今でも連休明けは保育園を嫌がる日だってあるし、帰ってくると甘えてきて家事が進まない日もあります。

でも、考えてみれば大人も同じ。

休み明けは会社に行きたくないこともあるし、嫌なことがあったらだれかに甘えたくもなりますよね。

「子どもだから泣き止んでくれない」など、「子どもだから」という思考回路になった時は、深呼吸して気持ちを切り替えてみましょう。

自分と同じひとりの人間として向き合えば、たとえ子ども自身はすぐに泣き止まなくても、その気持ちを正面から受け止めようという気持ちになれますよ。

そして、お母さんのその誠意はきっとお子さんにも伝わり、新しい環境で頑張る勇気になってくれるはずです。

おわりに

保育園に預け始めた頃は、泣きじゃくる子どもを励ますことが多かった私。

でも、保育園に慣れ、できることが増えて成長していく姿に、今では私が励まされることも多くなりました。

そんな風に、親子は一緒に成長するものだと気づかせてくれた保育園。

最初は大変だったけれど、諦めずに預けてよかったなと思っています。

この記事のライター

この記事のタグ